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書きたいところ 3
オクタヴィネル寮
アズール オーバーブロット前
契約シーンあり
⚠️嗚呼、ジャックくんの口調が!!!
フロイドくんとジェイドくん、アズールくんの口調が!!!難しいですねぇ。
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「あいつ、そろそろ、見捨てていいんじゃねぇッスか?」
ハイドの言葉に監督生はぴく、と反応したかと思うと静かにテーブルの上にハイドの小さな体をチョコン、と置いた。
「ダメだよ。」
監督生がメ、っとハイドの目の前に美しい指先が見える。ハナから見れば、使役している動物に躾しているように見えるが、監督生はそうではない。
「ハイド、ダメだよ。」
そう繰り返しハイドに言うと、ハイドは「あー!!!もー!!!」と声を荒らげたと思うと人型になった。
「わかったス!!わかったスよ!!!」
その声に監督生はホッとしたような顔した。
ハイドは「なんか、貰ってくるッス!!」と言い、食堂へ向かっていった。
その様子を見ていたジャック・ハウルは、ため息を着きながら、ハイドの後ろ姿を見送りながら監督生に声をかけた。
「なんで、ああなんだよ」
ジャックの性格は、監督生からして親しみやすい分類にあった。理由はあの温泉の息子が監督生のことを実の姉のように慕っているからもあるだろう。
ジャックの疑問に思うのは無理もないだろう。
ハイドはハナから見れば、チャラチャラした容姿で話し方もおちゃらけている。性格だって監督生主義であるにもかかわらず、監督生の意思を無視するような言葉もあるわけだ。
監督生は深呼吸してから、重々しく口を開いた。その目線はハイドが向かった方向に目線を合わせたまま。
「グリムたちや学園長先生たちには言ってなかったけど」
監督生は細腕に巻かれるようにある戦鎚のタトゥーのようなものを撫でながら言った。
「ハイドは、昔、人を殺してた。」
人を殺してた
その言葉にジャックは目を見開き、ハイドの向かった方向を凝視した。
このツイステッドワンダーランドにおいて、殺人は起こらない方が当たり前だ。そんな精神状態になる前に心理カウンセリングを行うものだ。
つまるところ、ツイステッドワンダーランドには殺人という事件は何百年、何千年前まであったが、今となってはないの同然のものだ。
「私のことになると、人を殺しちゃうかもしれない。これ以上、ハイドに人を殺して欲しくないの。」
怖くないのか、と聞きたかったがやめた。
聞いたらどうなるか、わかった気がしたからだ。
「さて、」
重苦しく口を開いた監督生にガチっと固まった。
「どこまでが嘘でしょうか?」
そう優しく笑う監督生にジャックは呆気にとられた。ずり、と肩が下がった。
「嘘かよ!!!!」
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書きたいところ
アズールと契約シーン
「さぁ、取引しましょう?監督生さん?」
監督生はアズールから貰った金色に輝く契約書をまた目を通すように見た。ハイドもそれに目を通す。
「なぁに悩んでんの?早く書けよ」
アズールの座るソファの後ろにたっているフロイドが監督生を睨む。そんなフロイドに監督生は怯む様子もなく、ただ淡々と契約書を読んでいた。
「ふふ、」
妖艶に笑うジェイドも監督生を見つめていた。
監督生は、ため息を着いて金の契約書をテーブルの上に置いた。
「これ以外だったら、差し出せます。」
監督生が指さしたのは、上から2行目にある部分だった。
その内容は<ハリネズミであるハイドをこちらに差し出すこと>と書かれた内容だった。
ジャックは、は、?と声を漏らすしかできなかった。
オンボロ寮を担架にされたのにも関わらず、ハイドを優先するのか、と。
すると、ハイドはハリネズミの姿から人型に変身し金の契約書を嫌そうに持って鼻で笑う。
「それはなぜでしょう?」
アズールがメガネをあげる。
監督生は躊躇してしまう。
なんといえば、いいのだろうか。
珍しく、監督生の表情が崩れた。
そんな監督生を見ていたハイドは、口を開いた。
「メガネくんが警察に捕まるのが先になるからッスね。」
その言葉にアズールは固まった。
監督生はハイドの方をバッと振り向いた。
その顔は、ハイドの影になっていて見えない。
「どういうことでしょうか。」
そう口を開いたのは、監督生から目を離さなかった、ジェイドだった。
ハイドは、ジェイドを睨みつけた。
監督生の目の前にいた3人は体を硬直させた。監督生の隣に座っていたジャックもガチりとか固まった。
息ができないほどの気迫で、どうすればこの場から逃げられるか、なんてらしくもないことを考えている。
そんなハイドの手を掴んだのは監督生だった。
「!?」
4人は息を飲んだ。
息をするのもやっとなのに、監督生は平然とハイドを見つめていた。
「どうしたんスか?」
ハイドはジェイドを睨むのをやめ、監督生に優しい目を向け、監督生を抱きしめた。
「わかりました」
やっと事で出た声は掠れていた。
それほど、ハイドの気迫が恐ろしかったのだ。
「理由を、お聞きしても?」
監督生から離れたハイドはふんぞり返って足を組んでアズールを見ていた。
アズールに問われた監督生は、テーブルにあるティーグラスを見つめる。その姿は、必死に言葉を整理しているようにもみえる。
「わ、私とハイドは、<契約>してるんです。」
監督生は言葉を選ぶように説明をし始めた。
「まず、<契約>の前に<仮契約>があります。」
監督生は小さな両手をキュッと握る。
その両手はガタガタと震えていた。
「<仮契約>は、今みたいに人になってるハイドに
<名前>をつけること、<物>を渡すことで
<仮契約>扱いになります。」
監督生は、アズールの方をチラチラと様子を伺うように見る。
「<契約>は、ハイドに血をあげることで<契約>になります。」
監督生はアズールから目線を逸らし、ティーグラスに視線を移した。
「決まり、があって
1つ目、<物>を破壊すれば、ハイドたちは制御できなくなるから破壊してはいけないこと
2つ目、私たちとハイドたちの限界距離を理解しておくこと」
「限界、距離?」
監督生の隣に座っていたジャックが復唱すると監督生は、静かに答えた。
「私とハイドの限界距離が離れたら、6時間後、身体に不調がではじめ、12時間後、私もハイドもハリネズミになる、24時間後、私が、」
監督生は、深呼吸してから答えた。
「死ぬの。」
「は?」
ジャックは驚いて、低く声が漏れた。
「この2つが決まりとして大きく取り上げられます。」
そんな説明をした監督生は、とうとう下を向いてしまった。
「どうするッスか?インテリメガネくん?」
ハイドは愉快そうに笑って、アズールに呼びかけた。ハイドはソファにふんぞり返りながら腕を組む。
「どうする、とは?」
アズールの問に、ハイドはパチンッと指を鳴らしてアズールを指さす。