こんばんは🌛*゜カンヒュ好きです!
今回は、この前の続き、🇲🇩×🇯🇵なんて言いましたが、殆ど🇬🇪×🇯🇵です!
こんな長引くなんて思ってなかった…
🇲🇩×🇯🇵は1話くらいで終わると思います︎︎👍
それでは、どうぞ!!
そう答えかけた唇を、必死に噛んだ
私は。彼のそんな存在にはなれない
私は
にゃぽんの兄だ
父上の息子だ
日本家の1国だ
私を「私」としてつくる、この関係や繋がりを。自分自身で壊したくは無い
日本「…ごめんなさい、ジョージア君」
日本「私は貴方の、そんな存在にはなれない」
日本「ごめんなさい」
ジョージア「…」
初めてはっきりと。物を言った気がする
家族が私にとって、どれ程の存在となっていたのかは知らない。そして、知りたいとも思はない
唯、今は。彼の可愛い顔が、歪んでしまわないか。顔を強ばらせるだけだった
ジョージア「…」
ジョージア「…へぇ、そっか」
日本「……!?」
ジョージア君の話す声帯が、やや低く感じた
心無しか、目の前に居る彼は先程よりも。よっぽど大人びて見える
日本「じ、ジョージアくん?」
ジョージア「僕じゃ駄目だったか、」
ジョージア「まぁ、1日目から負ける程。日本もお馬鹿じゃないよねぇ」
桃色の指先を口元に当て、ジョージア君はくすりと目を細めた
日本「??…?」
ジョージア「日本騙された?僕結構頑張ったと思うんだけど…」
混乱が幸を呼んだのか、私はやっと。昨日ロシアさんと交わした約束を思い出した
日本「さっきのが、ゆうわく…?」
ジョージア「そーだよ、日本忘れてた?」
白く長いまつ毛をパチリと揺らし真赤な瞳を透けて魅せる
残念そうに、眉を八の字に曲がらせる彼はやはり。抜けない幼さが残っていた
ジョージア「悔し…でも。僕の願いが叶わない訳では無いからね!そこまで落ち込まないよ」
すっぽりと猫を被った彼の姿だが、やはり愛らしく見えてしまう
だが疑問だ、猫撫で声で偽っても。
「願いが叶わない訳では無い」
早口で話されたその一言が、脳の思考をピタリと止めた
日本「それってどう言う…」
ジョージア「じゃあ!今日はもう寝よ〜!」
逸らされてしまった
ジョージア「今日は日本と一緒に寝るんだ〜次はモルドバだけど、別にいいよね〜」
シルクマットレスの上にはね乗り、厚手の布団を鼻まで被せる。
ふりふりと揺れる花柄のレースを満足気に撫で、ジョージア君は私の袖を引っ張った
こうされては、私も無視できなくなる
マットレスへ横になり、ジョージア君の頭を枕に寝かせた
ジョージア「…」
期待の目線が送られる
困りこそしないが、照れた困り眉が手を動かす
ふわりとした頭を撫でてやると、彼はにっこりと笑い、眠ってしまった
日本「…さて、私も…」
今朝の眠気がじわりと訪れる
もっと他に。考えなければいけないことがたくさんあるのに
日本「ふわぁ…ぁ」
眠気に手引きされる
今更だが、「猫」とでも言い訳しようか
…もう寝よう
日本「ん、ん”〜よぉ〜くねれた」
2日目、少しだが。私もこの部屋に慣れてきたようだ
慣れない花の香りも、吸い込みやすく。芳しく感じる
伸びをしながらジョージア君の方へ目をやると
モルドバ「やぁ」
日本「…」
日本「ギャァァァ!!!」ベチン!!!
モルドバ「いだっ!」
大変な日が、今日も続きます
私は家に帰れるのでしょうか
・・・・・・・・
日本「ごほんごほん、私としたことが失礼致しました」
モルドバ「本当にな、失礼なこった」
赤く腫れた頬を撫で、バツが悪そうに眉を曲げる彼。申し訳のなさで言葉が詰まる
日本「すみません、起きたらショタとは違う方が居たもので…」
唖然として瞳を覗き込む彼。「モルドバ」さん
赤色と青色の宝石がはめ込まれたその瞳は、光に照らされるとキラキラ光って。
動く宝箱のようだ
モルドバ「よくもこんなショタコンが一発で騙されなかったもんよ」
日本「危機一髪ですよね、マジで」
呆れたように溜息をつき、彼は私の頬に指を置いた
複雑な絡み方をした彼の指先は、私の唇に優しく触れた
モルドバ「さぁさぁ、日本クンは俺に騙されてくれるのかな?」
ずるい大人な目付き
私の好みを分かってのことなのか
目を細めて首を振る
日本「いやぁ、流石にないですよぉ」
モルドバ「はは、そーかい♪」
モルドバ「…」
俺の所ではワインが有名なんだよ
だからこそ兄貴は俺に言った
「日本を酔わせてみろ。アイツは下戸だからな」
ってさ
日本とはと言うと勿論酔った
飲んだ瞬間酔ったよ
けどな
日本「んふ〜///もるどばさぁーん!!!」すりすり
モルドバ「…」
こんなになるなんて聞いてねぇぞ!!!
つづく
日本は下戸でなくっちゃですよね👍
寒くなってきたので、皆さん風邪を引かないようにしてくださいね🍀*゜
それでは!!
コメント
19件