こんばんは🌛*゜カンヒュ好きです!
今回は!🇲🇩×🇯🇵!
クッソマイナープラス!今回結構駄作な気もする…🥺です
それでは、どうぞ!!
晩御飯に運ばれてきた、湯気がたつボルシチ。何時ものように手を合わせ、スプーンに乗せた具へ、息を吹く。
ふーふー、と湯気を飛ばすようにした後、スプーンを口内へと運ぶ
日本「…!」
溢れる旨味に頬を緩め、もぐもぐと口を動かしていると、指先をつつく国が居た
モルドバ「……ニカ」
悪戯っぽく目が笑い、口を指すモルドバさん
食べさせろ、とでものサインだろうか
日本「…はい、どーおぞ」
開いた口へとスプーンを近づける
すると一瞬。彼はギョッとした顔で固まった
すると彼の顔からは湯気が出てきて。茹でトマトのようになってしまった
モルドバ「いや…やっぱいい…///」
日本「え〜何なんですか、もう」
・・・・・・・・・
モルドバ「ところでさあ、日本」
モルドバ「お前さんワインは好きか?」
日本「わいん…!」
あっという間にボルシチを平らげた日本は、俺の問い掛けに目を輝かせた
兄貴から聞くに、日本は相当な下戸。
酔いが回るのが早く、ビールジョッキ1杯分も呑めないそう(私製カンヒュ界ではビール1本は普通)
だがその割に合わず。本人はアルコール類を好んで飲むようで
モルドバ「ワイン。好きか?」
その事実に、目元がくすりと笑う
日本「好きですよ〜!日本酒と甘酒が1番ですが…フランスやイタリアさんに呑ませていただいたのが美味しくて…」
モルドバ「…」
そう、にこにこと話す日本
そう言われてしまうと、少し寂しく感じてしまう
ワインと言えばフランスとイタリア
日本のスーパーやコンビニに行っても。売られている数多くのワインは、この二国が占めている
地理の授業でこの二国を聞かれたら
ワインを連想させる奴も、少なからずいる
が、
俺も一応ワインが有名で
古代からの伝統だ
日本では、まだ知名度がないようだがな…
モルドバ「そーかいそーかい」
モルドバ「じゃ、どうだ。いいのを1本持ってきたんだよ」
モルドバ「呑まねえか?」
日本「…!」
日本の頭部に、ぴこぴこと揺れる猫耳が見えた
本人は随分と格闘しているのか、目をギュッと閉じて唸っていた
日本「いや…、!仮にも波乱?なゲーム中ですし!私を酔わせようとしていることくらい、流石に分かります!」
鈍感過ぎる日本だが、自分が下戸なのはよく知っている。と言うような物言いだった
口だけ聞けば強気な言葉だが、やはり
体は正直なようで
スーツの黒いズボンからは、白くふっさりとした、可愛らしい尻尾が垂れていた
モルドバ「まあ、大丈夫なんじゃないか?」
モルドバ「俺んとこのモルドバワインはな、呑みやすくて有名なんだ」
モルドバ「下戸な日本チャンでも呑みやすいんじゃな〜いかい?」
煽るように、語尾をあげる
ケラケラと笑いかけてみると、日本は顔を赤くして、声を張り上げた
日本「そ、それじゃあ私にだって呑めますね!」
モルドバ「ぷ、笑」
笑いが吹き出しそうになり、口先を指で覆う
こんな安い挑発にも乗ってくれるとは、やはり。
日本は可愛い
愛らしさと馬鹿らしさで久々に、気の緩んだ息をつく
俺も男だからな
軽く返事をした日本が悪いさ
・・・・・・・・・
モルドバ「〜〜ゔあぁ、…///」
日本「んふふ〜♡」
やはりこの味、この口感
ワインとは良い。日本酒や甘酒とはまた違う、西洋らしさを1番に感じる
アルコール類を得意とはしないのだが、
彼の所で造られたモルドバワイン
これは何とも呑みやすく、自身の酔いを感じない
残る味わいがただただ快感に感じる
日本「もるどばさぁーん!」
モルドバ「ちょ、馬鹿!やめろ…っ…///」
ちゅ ちゅ
モルドバ「な”っ…!!は///!?」
日本「んふ〜」
日本「ちゅー!」
頭がふわふわする
今なら何を自由にしても、怒られない
止められない
嗚呼、気持がいい♪
モルドバ「〜〜〜//////!!」
予想外だった
下戸とは聞いていたが、下戸以前に悪酔いが酷い
それに……
日本「んふふ〜!んふふふふ〜!」
日本「わしゃわしゃわしゃ〜!」
頭を撫でたり頬をこねくり回したり
顔を好き勝手に遊ばれる
止める事も出来ず、下を俯くと「照れている」とからかわれる
そして…
日本「ちゅー!」
モルドバ「〜!!//////」
相当なキス魔だ
モルドバ(本当に、困った物だな…///)
日本はワイングラスを1口、また1口と口へ運ぶごと、チェリーに似てくる
距離もどんどん近くなり、知的に言うなら比例だな
ワインなんて、少しも飲んでいないのに、顔が暑くて仕方が無い
モルドバ(はぁ、やば…///好きすぎだろ、///)
モルドバ「ストップ、もうストップだ日本…///水を飲め」
日本「はい〜?ヒック///どーしてわらしがお酒よわいみたいに言うんですかー!」
ノリが悪い
モルドバさんはとにかくノリが悪い
私は仮にも彼より年上なはず
日本「もるどばさん!さっきから全然飲んでないですよお!はい!飲んで飲んで〜!」
モルドバ「もういい、俺はいいから!」
日本「なんと!この私…というか年上の差し出す物が飲めないとは…!日本では考えられない…」
気になる所はそこだけじゃない。グラスに入る葡萄色のワインだが、モルドバさんの方はまだ1cmも減っていない
だが何故か彼は。私よりも顔が赤いのだ
彼の三色旗にある赤色が、じわじわと広がって…国旗が変わってしまったように見える
これじゃまるで梅干し…
日本「あ、梅酒のみたい…」
モルドバ「コラっ!」
・・・・・・・・・
日本「うあ“〜ヒック…///」
頭がほわほわしてる
「ちょ、日本!日本…///!!」
目の前にいる誰か…酔いか眠気か、目が眩んで分からないが、
誰かが私の名前を呼んでいる
日本「…」くんくん
「え“っ…///?!〜はッちょ//////!!!」
嗅いだことのある匂いだ
百合の花の香水の香り、アルコールと煙草の混じった…、よく嗅いだ。あの日の匂い
日本「……海叔父さん、」
海叔父さん…お酒、よく飲んでたなあ
毎回変なところで終わってます🥺
どうか続きも見てください!!本当に土下座🙇♂️🙇♀️
コメント
7件
新たな扉が今開く…!!✨✨
可愛いいいいいい!!!!強がる日本くんもキス魔な日本くんも大好きよ😘😘今回も神作ありがとうございます!!!!!!
あんなに強かってたのにワイン飲んだらキス魔になる日本可愛すぎる…! モルドバが困る程にキス魔になるなら逆に誘惑凌そう!!(?)