テラーノベル
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私は、あの人にあってから人生が変わった。楽しくなった。すべてあの人のおかげ。
あったあの日のこと・・・・・・私が幼稚園に通っていた頃だった。
「鬱くん!遊ぼ〜!!」
「いいで!今日は何して遊ぶ?」
と鬱くんが聞いてきた。
「おままごと!鬱くんが、お父さん役で、私がお母さん役!」
私が言ったあと、鬱くんは嫌そうな評定をした。
「い、嫌だった・・・・・・?鬱くん、嫌だったら言っていいんだよ?」
「ん?ああっ!なんでもないで!おままごとしよか」
「うん!やろ!」
そして、いっぱいやった。鬱くんが先生に時間を聞いてくると言って、先生のもとに言った。
「せんせー!」
「どうしたの?鬱くん。」
「今何時ですか?」
「9時よ。時間を聞きに来たのね。」
「そうなんです!ありがとうございました!」
どうやら、鬱くんは、聞けたみたいで、私のもとに笑顔で走ってきた。
「ただいま〜!!!」
「おかえりなさい。鬱くん。何時だった?」
「9時だったで!まだ遊べるわ。いっぱい遊ぼうな!」
「あっ!鬱くんごめんね・・・・・・」
「なにが?なにか用事?」
と鬱くんが言った。私は今日、用事がある。鬱くんの言う通りだ。
「うん、そう・・・・・・」
「何の用事?」
「か、家庭の事情ってやつだよ。」
「家庭の事情なら仕方ないなぁ!」
と鬱くんはいい、去っていった。
(鬱くん、いつもの笑顔じゃなかった。私のせいかな?明日謝ろっと!)
「はい、はい。優愛ちゃ〜ん!!もう来るって。準備しようね。」
「は〜い!!!!」
と私は言うと、らいおん組に入っていった。
「どこか行くの?優愛ちゃん。用事?」
斎藤くんが話しかけてきた。斎藤くんというのは、あっ!名前は、斎藤 彰。友達だよ。鬱くんとはライバル?らしい。
「うん!そうだよ!」
「何の用事?」
と斎藤くんが聞いてくるので、
「それは言えないよ!ごめんね!あっ!もう行かなきゃ!じゃ〜ね〜!!」
と私はいい、リュックを背負った。
(斎藤くん、なんか表情が怖かったなぁ。あっ!ママ来てる!早く行かないと!)
「優愛はどこかしら。」
(ママ、私を探してる!早く行こっと。)
「ママ!私、来たよ!」
「あら、優愛。も〜、探したんだからね!まあいいわ。行きましょっか。あそこへ。」
そう。私の家族は全員、マフィア。もちろん私も。通称 激強家族。皆からはそう言われてるよ!
「おはようございます。中川 愛海です。開けてください。」
とママが言う。これが入れる呪文みたいなものだ。名を言わなければ、入ることは不可能。マフィアでもね。
「あら、もう来たのね。ほんっと、あなた達に頼んで正解だわ。これが、あなた達が倒すモブ。」
「オッケーです。なるほど・・・・・・敵が100体ですか・・・・・・まあ、やってみます。」
「よろしくね。あなた達には、期待してるわ。」
「ありがとうございます。」
とママが話し、私の方に歩いてきた。多分、もう行くってことだ。
「早く行くわよ。締め切りは、あと1時間。それまでに倒さないと何だから。あ、来たのね、真守?」
「うん。来たよ。っていうかさ、僕行かなくても良くない?」
「ダメよ。これは、家族での、任務。」
とママと私のお兄ちゃん、真守お兄ちゃんが話していた。真守お兄ちゃんの性格は、優しくて、料理がうまいこと。私ね、お兄ちゃんの作るオムライスが大好きなの!とっても美味しいんだよ。
「早速行こうか。モブたちのところへ。」
とパパが言う。お父さんは優しくて、でも、マフィアのしごとでは、怖すぎる。私達が乗り、パパが運転をしているとき、私はお兄ちゃんと話していた。
「ねえ、お兄ちゃん?」
「・・・・・・ふわぁ。どうしたの?眠いね、今日。」
「そうかな?いやいやっ!そんな話じゃないから!お兄ちゃんってさ、普段何してるの?」
「・・・・・・知ってるだろ。勉強だよ。」
とお兄ちゃんが不機嫌そうに言う。
(さっすがお兄ちゃん!東大合格確定のあの、お兄ちゃんだもんね!天才すぎて、私、ついていけないよ!)
「あなた達。もうつくわよー。敵のアジトに、ね。覚悟はできてる?今日の任務は、手強い相手よ。」
「うん!覚悟はできてるよ!でも、ちょっと怖いなぁー」
と私が言うと、ママが口を開いた。
「そんなこといってたら、勝てないわよ?」
「わかってるよー、それぐらい!」
「そう?それならいいんだけど・・・・・・」
とママが言う。
(ほんっと、ママは心配性なんだから!私は大丈夫!なはず。)
「優愛、お前本当に大丈夫?」
「もう。心配性なんだから。大丈夫だよ。私、多分さぁ、1000体は殺してるよ。」
「それなら大丈夫かな。でも、気おつけろよ」
とお兄ちゃんが言う。こう見えてお兄ちゃんは、身長 184センチある。私も高くて、180センチ!でも、お兄ちゃんのほうが4センチ高い。ママは、193センチ。パパは、199センチ!なんとね、家族全員180超えなの。すごいよね!
「優愛、真守。頑張ろうね。僕は、君たちを応援しているよ。」
とパパが言う。そして私が、
「パパ、行かないの?」
「違うわよ。ちゃんと行くわ。でもね、お父さんは、本気を出すと私達家族しか、直せないわ。」
とママが解説してくれる。
「え?他の人はどうなるの?」
「それ、聞いちゃう?」
とママが言う。ニヤニヤした顔で。
「う、うん・・・・・・」
「わかったわ。他の人はね・・・・・・、殺されちゃうわ。」
「あ〜、聞かなきゃよかったよ〜!!!あっはは〜うわぁ〜ん!怖いよ!」
と私が泣いていると、
「優愛が言ったんだろ?自業自得だろ(笑)」
とお兄ちゃんが呆れたように言った。まさにその通り!てか、笑われてます?
「そ、それはそうだけど!それは酷くない?私、わざと死ぬよ?」
「いや、それだけは良くないね。ごめん。」
とお兄ちゃんが誤った。
「もうついたわよ。」
「ほんとだぁーって、でっかー!!!!」
と私がいい、ママがこういった。
「当たり前でしょ。100人よ?ちっちゃかったら、入れないわ。」
「そうだよね〜。いや〜本当にでかいなぁ!?」
と私が言うと、次はお兄ちゃんが言った。
(お兄ちゃん)「優愛は馬鹿すぎる。」
「そうだよねぇ。」
とお兄ちゃんとパパが言う。
(ひ、ひどい!パパなんかさ、そうだよねぇだよ!?わたしのこと、わかってない!)
(ボス)「もう来たんだな。マフィアよ。」
(全員)「「「「!?」」」」
とボス(?)が言う。
(私達のこと、知ってたんだ・・・・・・)
「そこの小娘よ。名を申してみよ。」
とボス(?)の人が私を指してきた。えぇ!?私!?
「そうだ。そ、その・・・・・・お、お前だけ名前知らなくて・・・・・・お恥ずかしい。」
とボス(?)の人が照れている表情をした。
(うわ、きっも・・・・・・私の名前も知らないのかよ・・・・・・ショック。)
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