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八重歯
103
🎐
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43
#nmnm
かめちょん
1,140
ryo side
さっき帰ってきたんだけど確実にうちの彼氏には既にお酒が入ってる。
「んー、りょおちゃ。」
さっきからずっとこんな調子でふわふわしてて呂律も回ってない。
「なあに?」
「ぎゅして。」
「いいよぉ。」
いいとは言ったもののこれは聞いてない。
俺の膝に向き合うように乗ってきてぺったりくっついてくる。
その元貴の体は少し暑くてよく見ると顔も火照っている 。
「りょぉちゃん、ちゅぅ。」
「だめっ元貴お酒飲んだでしょ。」
「んん、ちょっとらけ。」
「もぉ、お水飲みな。」
「はぁい。」
水が入ったコップを両手で持って、まだ少し赤い顔でちびちびと少しずつ子供みたいに飲む。
「飲めた?」
「飲めたぁ。」
ふにゃっと笑ってまた俺の胸に顔を埋める。
「ちょっとは酔い冷めた?」
「ん、」
少しは冷めたもののまだ少しふわふわしている元貴はずっと俺の胸に顔を埋めたまま微動だにしない。
「もときぃ?」
「んー。」
「眠くなっちゃったの?」
「、、んぅ。」
「ベッド行こっか。」
眠そうに目を擦る元貴を軽く抱きあげ、ベッドに下ろす。
「、、やぁ。」
部屋から出ようとする俺の袖をきゅっと掴んで行かないでとでも言うように上目遣いでこっちを見つめる。
「りょぉちゃんもいっしょにねるの。」
「んー、俺お風呂入らなきゃいけないんだよねぇ。」
「元貴はもう眠いでしょ?先に寝ちゃいな。」
「んぅぅ、お風呂おわったらぜったいくる?」
「絶対来るよ。」
「まってる。」
少し納得の行かなそうな顔をして頬をぷくっと膨らませる元貴。
「大丈夫だよ、絶対来るから。」
「、、ん。」
お風呂が終わって元貴のところに戻るとすやすやと規則正しい寝息が聞こえてくる。
「おやすみ、元貴。」
元貴を抱きしめそう囁くとんん、と小さな声が漏れる。
いつも元貴に甘やかされてばっかりだけどたまにはこれもいいと思った。
「元貴、大好きだよ。」
コメント
1件
「お酒のちから」第2話、めっちゃ甘かった…!元貴の酔ったふわふわ感、子供みたいにちびちび水飲む仕草とか、上目遣いで「一緒に寝るの」って駄々こねるところ、全部可愛すぎてやばい。ryo sideだからこそ見える「たまには甘やかすのもいい」って気持ち、すごく伝わってきた。最後に寝顔に「大好きだよ」って囁くryoが優しすぎて、胸がじんわりした。こういう日常の温かさ、大好きです🔥