TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

その蛸の足は12本

一覧ページ

「その蛸の足は12本」のメインビジュアル

その蛸の足は12本

第1話 - その蛸の足は12本

528

2024年07月07日

#stgr

#868

ねこにんじん

シェアする

この作品はいかがでしたか？

528

ねこにんじん

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

※捏造、初心者駄文、誤字脱字（注意はしたはず）、読みづらいかも

配信者様のキャラクター名をお借りしています！ご本人様とは一切関係ありません！

「ロスヨントスの奴らがオレたちを探してこっちまで来てるらしい。」

豪邸でチル中、メンバーは夕コの言葉に目を丸くし声を上げた。

「うせやろ!?」

「遂に来たか…。」

「マジで!?どーすんの!?」

「やる？」

「……。」

上から、音鳴、刃弐、牢王、芹沢、レダーである。ケイン含むロスサントスからのメンバーは困惑し、ボスたちの焦り様にただならない事が起きていると察する。

「えっと…ロスヨントスって、先生たちが前にいた街っすよね？」

「そう。オレらとはちょー仲が悪い奴らね。どこから嗅ぎつけられたか知らないけど、市民やギャングに聞きまわってるっぽいのよ。」

「マジかよ…」「やっと落ち着いたってのに…」

「おれもう戻りたくないよぉ…」

しょげたように言う芹沢に、今まで黙っていたレダーが口を開く。

「…よし。今夜この街を出る。」

「今夜ぁ!?早くない!?」

牢王のバカデカボイスに驚いたのかケインがびくりと肩を震わせた。

「この街にいる以上、見つかるのは時間の問題だ。発つのは早い方がいい。」

「俺は賛成。顔も見たくないしね。」

刃弐はその端正な顔を少し歪めた。汚職した夕コを追いかけて来るくらいだ。ロスヨントス組はあの街に苦い思い出しかなかった。

「…それで、お前らはどうする？残るか、ついてくるか。」

ピンク色の瞳をふるりと揺らし、夕コは問う。

「…そんなの、決まっているでしょう。ついていきますよ。」

「そうですよ！おれまだ入れてもらった恩返せてません！ヘリも撃ち合いももっと上手くなりたいです！」

「俺まだ皆さんと一緒にいたいです。市民のみんなと別れるのはちょっと辛いけど…それより皆さんと別れるのがいやなんで。」

「俺も、ここに来た目的より、仲間を優先したいです。」

「俺もマーくんと同じ気持ちです。」

ロスサントスへ来てから仲間になった彼らも、強く、大きな信念を持っていた。

「…っふ、ふふっ、いーねぇ。いーじゃん。」

夕コを取り囲み騒ぐ彼らにレダーは笑う。

「連れていくかあ！おもろくなりそうだし。」「いいの？ダーさん。」

「逆に連れてかない選択肢あんの？」と刃弐。

「ボスとして、構成員の気持ちは尊重すべきでしょ。」牢王は眩しく笑った。

「ふっ……っよし！868！全員国外逃亡じゃあーー！！」

「いぇーー！！」「868ぁーー！！」

「オレヘリ出すよ！」「うわ音鳴のヘリこえぇーｗ」「会長の運転はやめたほうがいいんじゃないですか。」「ひどくない!?」

「どうせならさぁ、もっとデカいことして逃げん？」「「？」」

時は夜中、ロスサントス警察本署。

「た、大変だぁ！今市民からの通報で、きゃ、客船がなくなってるって!!」〈ええーー!⁉〉〈嘘だろ!?〉

そう。彼らはロスサントス西海岸に停泊している豪華客船を盗み、そのまま海へと逃げ出したのだ。姿を消した客船に対し、大型の時はどうするんだ！とギャングたちが市長への猛抗議をしたのはいうまでもない。

「なんかー俺らの本アジトより快適じゃねー？」

「設備が充実していますね。店長何飲みます？」「レモネードで。」「はい。」

客船強盗の際、船逃げに定評のあった音鳴が操縦。他はそれぞれ好きに船内を遊んでまわっている。

「追手が来た時のことも考えておかないとな。」

「まあまあ、今はゆっくりしようぜ？悩みすぎて眉間に皴よってんぞ？あ、もとからか？」

「……（怒）」

「いやぁーー!暴力反対ぃ！ァ゛！」「ぐち逸ー治してあげてー＾＾」「はい。」

「それにしても、私もついてきてよかったんですか？」ぐち逸の問いには夕コが答えた。

「いーのいーの。むしろ俺らにはお前が必要だよ。うさぎがその証。」

「…はい。」

客船を盗み取る前に、夕コはぐち逸を呼び出していた。

「オレたちはこれから国外へ逃げる。」「…急ですね。」

「…ぐち逸、俺らと一緒に行こう。おまえも仲間だ。」

「……ギャングには逆らえませんからね。いいですよ。行きます。」

「…ｗおまえも大概俺らのこと好きだよね。」「よくしてもらっている自覚はあります。」

こうして、うさぎの乗った個人医も船に同乗したのだ。

「いやー何はともあれ、全員一緒に来れて良かったわ！」

「そうだね。全員そろってこその、868じゃない？」

「刃弐いいこと言うやんｗ」「ははっｗ」

「…ほんと、一緒で良かった。」

以下読み飛ばし可

初めまして。ねこにんじんと申します。とりあえず客船使って逃亡する868が見たかっただけです。なのでそれ以外のところはそこまで深く考えていません。ジョアＪＤはストーリーがあるんで一瞬迷いましたが一緒がよかったので来てもらいました。ついでにぐち逸も。今回のキーワードは「一緒」。本編中に何回出てきたんでしょう。書きすぎた気もします。初心者の拙い文を読んでくださりありがとうございました。ではまた！