「呉宮センセ、自分から腰振っちゃってえっちだなぁ♡♡」
「んう”、っ♡ちが、腰動かしてな、いかりゃぁ…♡」
「嘘ー、俺のこれ欲しいんでしょ?」
「ん、ぅ♡ほしいなんて、っ思うわけないだろ♡」
「へぇ、勿体ないですね。んじゃ、帰りますんで」
「っえ、なんれぇ?」
「だって、呉宮先生が俺のちんこいらないって言うから」
「ちが、っ♡♡やっぱり欲しいの♡冴島ので、ぇ…俺の奥いっぱいごちゅごちゅっ♡♡ってしてほし…♡」
「やっぱり…♡じゃあオネダリしてくださいよ」
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俺は冴島大和《さえじまやまと》。
高校の教師で現国を担当している。
今働いている学校では今年が初めてになる。当初は新しい学校という環境で、教師仲間と色んな話ができると楽しみにしていた。
緊張しながらも新任として入ると、先輩方がこの学校のルールなどを優しく教えてくれた。新任にも優しくしてくれるこの学校を既に気に入り始めていた時、最悪な男が目に前に現れた。
それが呉宮理仁《くれみやりひと》。
化学を教えながら、教師の面倒見役を務めている。
入ったばかりで何も分からない俺に対して一言。「まだそんなことも覚えていないのか…。こんな出来損ない、要らないな」
なんだと?
俺が出来損ないだって?
教員になってから多分その言葉が1番俺をイラつかせたと思う。
嫌な奴がいるもんだなと思いながらしばらくは耐えていたが、そのうちイライラが募って限界に達しそうな場面がいくつもあった。俺以外の職員には普通に接しているのに、俺にだけ当たりが強すぎる。
差別をするような奴には向いている仕事じゃないんだけど…。髪色も明るくどちらかと言えば女性人気が高いような俺と、メガネできちっとしたスーツの着こなしをしているあの人では正反対すぎるのかもしれない。
そして今日は、初めて呉宮先生から怒られた日の2ヶ月後、6月中旬だ。
相変わらず今も怒られ続けている。
なんで俺だけ…って思うことしかない
「ねぇ、冴島くん!今日、職員での飲み会があるんだけど来ない?」
「飲み会か…いいね。俺も行きたい」
「良かったぁ!じゃあ主催した人達にも言っておくね!」
「うん、ありがとう」
飲み会。職場の人達と行くのは初めてだから楽しみだ。
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