≫≫≫≫相合傘
四「ゲッ……急に雨ザーザー降りじゃん……
まぁ傘あるけどね!!俺偉い!)ドヤ
と誰も居ない教室なのに元気そうに喋り、バックから折り畳み傘を引っ張りだし,下駄箱へ向かう
そしたらなんと下駄箱がどちゃくそ混んでる…何故ならある人がそこにいたからだ,
そう無陀野無人さんだ…
四(わお…靴だけ持って反対から出よ…
そう思い四季は靴を持って裏の玄関から出た
四「へへったまにゃ雨の日も良いな!!
四「ってあれ…
そこにはさっき下駄箱で皆に囲まれていた無陀野さんがポツンとしゃがんでいた,
なんでしゃがんでいるんだろうと疑問に思った四季は少し横から見たらすぐに理解した
四「無陀野さん捨て猫に傘差して上げてる…
無「俺の住んでいるアパートはペット禁止なのだが,どうしたものか
四(なに可愛らしい事いってんのこの人…
無「…………
四「あっ!あの!良かったらその猫俺が家で飼いますよ!!
四(あ”ぁー!!!!言っちゃったよ俺!!!!
無「ッ本当か?
四「は、はい!俺の家今俺しか居なくってだから飼えます!!
無「助かる…
四「いえいえ、無陀野さん優しい人だし、俺にはこれくらいの事しか出来ねーから、
そういいながら段ボールを両手で持つと無陀野さんが俺に傘を差してくれた
無「そのままだと濡れてしまうだろう,家まで案内する。
四「あんがと!!!(へにゃ
無「っ嗚呼気にするな
雨の音が心なしか心地よく無陀野さんと居ると安心出来た
無「お前名前は?
四「一ノ瀬四季,一ノ瀬で良いですよ!
前回の真澄さんの事を生かしそう言ってみるが
無「いや…四季と呼ばせてもらう
四「ェ”わ、分かりました!
予想外の呼ばれ方をして焦ったが名前呼びも案外良いかも?と思えた
そんな会話をしているうちに家へ着いた
四「ありがとうございました!
無「こちらこそ感謝する。またな
四「で…よ!!この猫どースッかぁぁぁ
猫「……ミヤァーーォ
四「あ!!喋ったぁー!!意外と元気そうで良かったァ……
そういいながら綺麗なクリーム色の猫をタオルで拭く
四「あ”ーぁ”ー!暴れるな暴れるなッ
そのままご飯を食べさせて風呂に入れて一息付く
四「名前も考えとかなきゃな~!
猫「シャァァ”ァ”ァ”
まだ警戒心が溶けていないのだろう,四季へ威嚇している
四「俺悪い奴じゃねーからさ!!!
猫「グルルルルル
四「って言っても難しいよなァ……まぁいいや
慣れるまで時間かかるもんな!
四「てか俺そろそろ眠いから寝るゥ……
そうベットに横たわったらなんと猫が来てくれたのだ,
四「オメェ気分屋だな……
しばらく経つと四季は眠りに着いた,
猫?「この野郎ぉ……布団掛けないで風邪でもひきてぇのか?
そういいながらクリーム色の髪の人は四季に布団を被せてあげ
猫?「精々コイツが俺の飼い主に相応しいか見極めてやるよ
といいながらも何だかんだ四季の腕の中で猫も眠りに落ちた
コメント
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猫?もしかしてあの人?✨ 続き楽しみにしてます😊