次の日
猶予あと1日
説明しよーう!
猶予とは雫ちゃんが元貴を殺さないといけない期間なのだ
愛華(まずいまずいまずい…)
愛華(どうしよう…)
愛華(今日で殺さないと…!)
愛華(でもお兄は仕事…)
愛華(夜帰ってきたところにするか…)
愛華(でも私…ほんとに兄を殺すの…?)
愛華(他の人に殺されて欲しくないから自分が殺すの…?)
愛華(…)
元貴「行ってきまーす 」
愛華「ぁ…行ってらっしゃい…」
ガチャン
愛華「どうやって殺そう…」
愛華「毒殺…電殺…刺殺…撲殺…?」
愛華「刺殺でいいか…」
夜
元貴「11時かぁ遅くなっちゃったなぁ」
あたりは暗く薄暗い街灯だけが照らしていた
元貴「愛華さすがに寝てるよなぁ」
ガチャン
元貴「ただいまー」((小声
電気はついてなく暗かった
元貴「やっぱり寝てるか」
ピカッ
元貴「…?」
元貴「わっぁ…」
ドンッ
元貴「い”ったぁッ…」
愛華「ハァハァッ…」((焦り
元貴「愛華…」
愛華は倒れた元貴の上に乗り 馬乗りの状態になった
愛華「ッッ…」
元貴(包丁を持ってる…)
元貴「愛華…焦らないで…?」
元貴「刺すならさ…!」
元貴「首元に刺して一瞬で殺して欲しいな…!」
愛華「…は?」((冷や汗
元貴「愛華が僕を殺そうとしてたことは知ってたよ…」
愛華「ぇ…?なんで…!」
元貴「ごめんね…後つけちゃって」
愛華「そっか…」
愛華「なんで逃げなかったの…なんで止めなかったの…なんで言ってくれなかったの…!」
元貴「落ち着いて…愛華こそなんで言ってくれなかったの…?」
愛華「…お兄ばっかり…」
元貴「…?」
愛華「お兄ばっかりッッ…!!」
元貴 ((ビクッ
愛華「元貴にッ…!!会う前から殺し屋だったしッ…!!」
愛華「会ったあとだってッ…!!」
愛華「元貴は…私の何もかも奪った…!」 ((ポロポロッ
愛華「転校生だからって好かれてッ友達も…勉強も…スポーツも…音楽もッッ!!!」
愛華「私の事なんかッッ…どうでも良くてさ…!」
愛華「毎日お前と比べられてッッ!!」
愛華「学校に私の居場所なんてなかった…!」
愛華「今だってッ…本当は私も音楽の道に行きたかったッッ…!!」 ((ポロポロッ
愛華「お前さえいなければッッ…!!」 ((泣
元貴「愛華…」
愛華「…」 ((泣
元貴「そう思ってたんだ…本当にごめん、気づけなくてごめん、」
愛華「そういうところだよ…」
元貴「ぇ…」
愛華「何もわからない癖にさぁ!ごめんとか簡単に言ってくるところほんとに大っ嫌いッ…」
元貴「…」
愛華「知らないでしょ…今まで偽りの私だったことにさ…」
愛華「お前がッ…だんだんと有名になるにつれてッ…!!私もッ…笑えなくなっていくの…」
愛華「私がやりたかったことをお前がやって成功して…じゃあ自分はなんなんだってなって…」
愛華「もう…嫌だッ…」 ((泣
元貴「…」
元貴が起き上がる
愛華「動かないでッ…!!」 ((泣
元貴がそっと愛華を抱きしめる
愛華「なんなの…」 ((泣
元貴「天国の歌詞でもあったでしょ…?」
元貴「”抱きしめてしまったらもう最後”って」
愛華「ッ…」 ((泣
元貴「…もう未練はないよ」
元貴「さぁ殺して…」
元貴手を広げる
愛華「…ッ」 ((泣
愛華「…で…わ…じゃ…」
元貴「…?」
愛華「…出来るわけ…!ないじゃんッ!!」 ((泣
元貴「ッ!」 ((涙目
愛華「…」 ((泣
コメント
4件
まじ最高すぎるし涙出ました笑続き待ってます!
涙腺崩壊案件