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吸血鬼と梵天

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吸血鬼と梵天

第1話 - 第1話　薬

100

2022年06月25日

#梵天

シロイルカと黒猫のハーフ

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シロイルカと黒猫のハーフ

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初ストーリーノベル

頑張るぞ！(^^)

※オリキャラいる

※東リベ

※吸血鬼

主人公の『琥珀』だよ！

琥)僕は8歳の琥珀、親に捨てられてからずっと1人で生きてきた。今は路地裏で知らない大人に焼印を付けられている。自己紹介はこのぐらいにして、本編スタート。

琥「あ”っ！！！」

モブ「動くなよ！」

モブ２「大人しくしてろよ笑」

琥「や”め”て！！！」

琥「あ”っっつ”い”！！！」

琥「い”た”い”！！！」

モブ「てめぇが逃げるからだろ？」

モブ２「吸血鬼だから普通の人間より価値があんだよてめぇには」

モブ「あのまま俺らに臓器売られて死んでればよかったのによぉ、」

モブ「わざわざ逃げて焼印付けられて笑」

モブ「ダッサ笑」

琥「あ”あ”あ”ぁ”」

モブ２「喜べよ、龍の焼印だぞ？笑」

モブ「もういいか、」

モブが琥珀の足から離す

琥「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

僕が少し休んでいると

？「バンッ」「バンッ」

耳が痛くなるほどの銃声が聞こえた

僕は逃げようとしたけど怖くて動けなかった

目の前には撃たれた死体が２つ、さっき僕に焼印を付けてきた人が殺された

「ﾋｯ」っと小さく声が出た

？「あ”？まだ誰かいんのか？」

？「リストに載ってんのは殺したけど？」

？「見たほうが早いんじゃない？♡」

3人の声が聞こえる

僕はすくんだ足を無理矢理動かして必死に走って逃げた

僕は吸血鬼と化け猫の子供だから、ビルの上になんなく跳ぶこともできる

けど、さっきの焼印でビルの上に跳べるほど体力が回復していなかった

幸い、路地裏は曲がり角が多く、長く続く道がたくさんあった

僕は追いつかれないようにたくさん角曲がって逃げた

琥(あの3人の足音は聞こえない、追ってきてないのかな？)

一瞬、後ろを振り向き走っていたら人とぶつかった

すぐに前を向き、ごめんなさいっ！っと謝った

すると、目の前にいたのは背の高い男の人が2人いた

1人は短髪で、もう1人は長髪

ぶつかったひとの手には、銃があった

僕はそれに気づき一瞬で青ざめる

相手も僕の表情が一変したのを見ると

？「さっきのは君だったんだ〜♡」

そんなことを言い、僕の腕を掴んだ

ありえない、僕のが早くここに来たのに一瞬で追いつくなんて

しかも僕の目の前に、

琥「やだ！離して！」

僕は必死にそう叫んだ

？「ｼー🤫」

今度はピンク髪の人が僕にそう言った

3人とも背が高く、僕より遥かに大きかった

？「蘭、ちゃんと抑えてろよ？」

ピンク髪の人がそう言うと、僕の腕を抑えていた人がさらに力を入れる

琥「いっ！」

？「あ、ごめんごめん♡」

僕が声を出すと、その人は少し力を緩めた

僕は両腕を掴まれ、

後ろには短髪の人、隣には長髪の人、目の前にはピンク髪の人がいる

何が目的かは分からない

ピンク髪の人が僕に近づいて、僕の口の両端を掴み無理矢理口を開けさせる

そして、一粒のカプセル状の薬を僕の口に入れた

？「飲め」

僕はフルフルと首を横に振り、薬を吐き出した

3人は驚いた様子で僕を見た

それと同時に、腕を掴まれていた力が一気に緩み僕はその人の手を振りほどいて逃げた

今度こそ追いつかれないようにさっきよりも多く角を曲がった

そして、急いでいた僕は曲がり角でまた人とぶつかった

今度は白髪で髪が長い人と、黒髪で左右の目の色が違う人だった

手元を見ると、何ももっていなかった

安心した僕はすぐに謝った後、さっきの出来事を話した

琥「助けて、僕殺されるかもしれないんだ、」

琥「路地裏で、人が殺されて、そのあと知らない人に捕まって変な薬を飲まされそうになって、、、」

？「大変だな」

？「俺らと一緒に交番まで行こうか、」

そしてその人は手を差し出した

？「はぐれたら危ないだろ？」

僕がその人と手を繋いだ瞬間、

僕はその人にグイッと引き寄せられ、両腕を掴まれた

僕はこれから何をされるか、だいたい予想がつく

きっとこの人達はさっきの3人の仲間だ、

気づくべきだった、明らかにおかしいところがあった

僕が今いる路地裏は、一箇所しか入るところがない

さっき、僕が焼印を付けられていたところだけだ

そこには死体があるはずなのにこの人達は逃げることなくここに来た

つまり、僕を除いて、死体を見慣れている人しかここにはいない

そんなことを考えていると、さっきの3人が来た

？「あ、いたいた〜♡」

？「ナイスだ九井」

？「お前らが俺らに電話したんだろ？」

？「しかも、人殺してるの見られたって」

？「余計な仕事増やすなよ」

？「まさか逃げるとは思ってなかったんだよ」

そんな会話が僕の耳に入る

そして、先程同様僕は無理矢理口を開けられ、さっきより奥に手を入れられる

琥「ゥ”、ｫｪ」

吐き出したいのにさっきより奥に薬を入れられて吐き出せない

？「飲め」

フルフルと首を横に振る

すると、口に手を入れられ無理矢理喉奥に薬を押される

琥「ゲホｯゲホｯ」

涙目で手を振り払おうと抵抗する僕は、そのうち気絶した