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めっちゃ好きです!
「ちょ、ちょっとまふゆ?司先輩怖がってるから…。」
「瑞希は黙ってて。」
えーっ…。なんかまふゆ怖いんだけど?!とりあえず奏と絵名…。後でにしよう…
「…何故お前に言わなければならん!お前は誰だ!」
「無理して明るくしなくても良いんだよ?此処には貴方の仲間も居ないから。…私の名前は朝比奈まふゆ。」
「…何を言ってるのかよく分からないな。無理してなどいない。」
「…そっか。貴方、今どんな顔してると思ってるの?」
「は?別に普通だと思うのだが。」
「分からないんだね。じゃあ教えてあげるよ。今の天馬くんの顔…」
凄く不安そうだけど?
確かにまふゆの言う通り司先輩は見た事がない表情をしていた。
「っ…!なんで、普通に、普通にしないと…笑顔、笑顔に、」
「司先輩…?大丈夫?!」
司先輩は突然動揺して座り込んでしまった。
「天馬くん、落ち着いて。此処には私と瑞希しか居ないから。」
いやまふゆが言うことなのかな?!
「は、はーっ…。はっ、おえ、ごめ、なさい、」
「え、?!っ、司先輩!まふゆ!どうしよう!司先輩が!」
「瑞希、…奏と絵名は?」
「え、た、多分作業してると思うよ!なんで?!」
「神高に通ってる弟がいるって、絵名、前言ってた。何か聞けるかもしれない…。奏は…うん。」
「奏…。…分かった!直ぐ呼んでくるから。」
LINEに素早く
奏!絵名!セカイに来て!
とだけ送った。
すぐ返事が来た。
はぁ?まだ作業残ってるんだけど。
うん、分かった。何があったかは分からないけど向かうね。
え?、奏が行くなら…。
絵名ってば相変わらずツンデレなんだから〜。じゃなくて、司先輩!
「ちょっと瑞希!説明しなさいよ!」
「え、絵名…落ち着いて。」
「絵名、奏。とりあえずこっち来て!」
「…何があったの?」
「後で説明する!」
「…え?誰…?」
「あっ、彰人が言ってた司先輩っていう人…かも?!どうしてここに?」
「実は…」
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「はぁ?!何それ!信じらんない!」
「この人を…救う曲を、作らないと。」
「うんうん、ホント酷いよね。で!提案なんだけど〜、」
「司先輩をセカイに軟禁しようよ」