依存

side元貴

僕は昔から優秀だった

勉強もスポーツも上手くいって

親や近所の人学校の先生にもよく褒められる

でもいらない

そんな見せかけの愛僕には要らなかった

僕にはたった1つ手に入らないものがある

弟の滉斗

僕は滉斗が大好き、いや愛してる

今は反抗期に入って話してくれないけど

泣き虫で弱っちくていつも僕からくっついて

離れない二個下の弟

愛おしい

僕だけのものになって欲しい

僕には日課がある

「ん、滉斗まだ起きてる…体壊しちゃうのに」

僕は滉斗の部屋にカメラと盗聴器を置いてる

別に変な事じゃない

だってペットを監視するペットカメラがあるよう

僕もしっかり滉斗を見てあげなくちゃ…

「ふふ、滉斗また泣いてる…♡」

泣いてる時は僕が慰めてあげなくちゃ

ガチャ

あぁいい匂い…♡滉斗♡可愛い…好き

滉斗は僕が部屋に入ると凄く怒る

でもそんな赤くなった目で怒られても

興奮するだけだよ…

頭を撫で部屋を出た

あぁ…♡可愛いなぁ

生意気だけど心の奥底では僕が好きなはず

滉斗が寝たあと僕はすることがある

滉斗の部屋に入ってとあることをする…

滉斗「んっ…ごめんなさ泣」

寝てる時も泣き虫だね

ちゅくちゅ…♡

お兄ちゃんがキスしてあげなきゃ

不安になる躰にしてあげたから

滉斗「ぁ、ふっ♡んっ…♡」

元貴「好き、好きだよ滉斗」

ちゅ、ぢゅｯ♡

滉斗「ぁｯ、♡ぅん…♡」

滉斗の感じてる顔が大好き

僕だけが見れれば良い

他の女や男に見せたくない

でも滉斗ももう中二、

恋人ができてもおかしくない

早く僕に依存させなきゃね…♡

おやすみ滉斗

滉斗「…寝」