注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
なんだろう。叶が帰ってきてくれて嬉しいのに怖い。雰囲気がピリついてる。咄嗟に仕事の人って嘘ついちゃったし…。何か合ったのかな?聞いても良いのかな、踏み込みすぎかな。でも良いよね恋人なんだし。
「叶何かあったの?具合悪い?」
『別に、なんにも無いけど。 』
「本当に?なんでも聞くから言って良いよ」 『……僕メッセージ送ったよね?』
「えっ!ごめん💦気づかなくて。」
まさかメッセージ来てたなんて。うわぁ本当に来てる、しかも3回も。やばい最近来なかったから確認してなかった。しかも今日は忘れようとか思ってたし…。
『なんで気づかない訳?』
「ごめん夢中になってて。ごめんなさい。」
『謝ってほしいんじゃないよ。葛葉は今日何してたの?なんの仕事?』
やばい誤魔化さないと。嘘がバレたら怒られる。せっかく帰ってきてくれたのに。
「弦月さんとの打ち合わせしてて。」
『あっそ別に良いよ。興味ないわ。』
さっきまで泣きそうになるくらい怖い顔をしてた叶の目からハイライトが消えた。怖いはずなのに、手は震えているのに俺は笑顔を作ってキッチンに立つ。叶だって4日も既読にしてくれなかったのに。それに返信もして来なかった。なんで俺だけ怒られなきゃいけないんだよ。俺だって悲しいし怒ってんだけど。
「叶だって……」
『聞こえないんだけど、大きい声で言って』
俺を睨みつける叶のスマホ画面には知らない女の人とのツーショットが見えた。それが見えた瞬間俺の中の何かが崩れた音がした。さっきまでの嬉しさなんてもう欠片も残ってない。今はただ叶に対する失望と怒りしか頭に無い。これやばいやつだ。
「叶だって連絡しないくせに!!!!!!」
『は?』
手に持っていたお皿を床に叩きつける。足が切れて血が滲むけどそんな事はどうでも良い。
「何なんだよさっきから💢」
「お前ばっか逆ギレしてさぁ…俺だって怒ってるし悲しいんだけど!!!」
涙が止まらない。想像はしてたけど実際に知るのはこんなに違うんだな。怒りで魔力が効かずに髪も牙も耳も元に戻っていた。
叶さん視点。
葛葉がキレた。やっぱり帰ってくるんじゃ無かった。失敗したなぁ、面倒くさい。あの子に会いたいな。そのお皿高かったのに何してんだよ。
『葛葉さなんでも聞くって言ったよね?』
『それで言ったらこんなキレられてマジでありえんよ。そのお皿も誰が片付けると思ってんの?ゴミ増やすなよ。』
「言ったけど!俺にだって不満はある。」
魔力の制御、効いてないじゃん。そんなに怒ることじゃないでしょ。それとも圧かけてきてきてるのかな。
『じゃあ良いこと教えてあげるよ。』
『お前も女を抱いてみたら?』
「は?」
葛葉の動きが止まった。それどころか世界から音が消えたみたいだ。僕の声がやけに部屋に響く。
『気持ちいいよ?葛葉も馬鹿みたいに喘がされるより良いんじゃない笑。』
バチン。
その音が響いて床に倒れる。その間がまるで永遠に感じられた。それくらいゆっくりで驚いたんだと思う。
「お前最低っ!!大嫌い!!!」
目の前には泣きながら叫ぶ葛葉。それよりも今、なんて言った?大嫌い?葛葉が僕の事を?あり得ない。だって葛葉だよ、僕が居ないと生きてけないみたいな人なのに。依存してたはずなのに。葛葉が泣きながら家を出ていこうとしている。上着を1枚だけ羽織って。
それなのに立ち上がれなかった。まだ葛葉の言った「大嫌い」の意味が上手く理解出来てない。でも大丈夫、どうせ帰って来る。だって葛葉は僕の事が大好きだから。葛葉には僕意外に頼る人は居ない。だから大丈夫。葛葉が僕の事を「大嫌い」なはずは無い。そうだよいつものツンデレに決まってる。
『そうだよね?…………』
葛葉が居なくなった部屋に1人の声が響いた。
はい!
ここまで読んでくれてありがとうございます
ドロ沼に持ってこれました。よしっ!
いいねの目標は500です。もっと多くてもいいですよ?頑張ったから超えたら良いな。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
7件
/ kneさんが多分だけどクズ思考なのもいい👍 制御効かないのか…やばくね? ドロ沼だぁぁぁぁ 神か? きいは神だな
あーあぁ、、 Kneさん、、なにしてんだぁ、、、