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可愛らしい君が好き。
私は天乃綺羅(あまのきら)。高一。
周りの人からはクールな美人さんと言われている。
そんなの気にしないけどな。
ちなみに、私にも片思いの相手がいる。その人の名前は
荻原未來(おぎはらみく)。可愛らしい名前だと思わないか?
本人は女っぽい名前で嫌らしい。私はそうは思わないけどな。
私が未來のことを好きな理由?それは低身長で可愛いからだ。
小さいのに大きなものを運ぼうと頑張ってる姿、
考えただけでニヤけてしまう。それと、あの笑顔も好きだ。
彼のとっても可愛らしい笑顔。一度見てほしい。とても可愛いから。
けれど、彼にも好きな人がいる。それは私の親友。信じられないよな。
私には譲る気はない。私は優しくないからな。
それでも、一度でも私の方を見てほしい。振り向いてほしい。
今は放課後、教室にはひとり残った彼がいる。
話しかけに行こうか。
綺「何をしているの?」
未「ッッ?!べ、別に何も?」
綺「何もしてないのにここにいるの?」
未「ぼ、僕の好きなようでしょ!」
そういう彼の手には手紙のようなものがある。あの子に渡すのか。
綺「…なぜ君は私の方を向かない?
そんなに愛らしい顔も彼女に向けてだろう、?」
未「はぁッ?!僕は、、君が、、」
綺「なんだい?言いたいのならはやくいっておくれ。」
未「僕は綺羅が好きなの!!勘違い、、してるの?」
綺「え、、それは本当かい、?」
私の頬に赤みが増してゆく。
未「、、そうだよ」
君の頬にも赤みが増してゆく。
綺「はは、、まさか両思いだったなんてな
一つ頼んでもいいかい?」
未「な、なぁに?」
綺「私に好きと言ってくれ。」
未「、、綺羅、好きだよ」
綺「ふふっ、私も好きだ。未來」
顎クイ。そうして私は君に甘いキスをした。
綺「やっぱり未來は小さくて可愛いな。」
君の顔は真っ赤に染まっていた。