ーー千冬「守れなかった、、」
ーー千冬「俺はっ、最低だっ、泣」
ーー千冬「なんであの時、ちゃんと止めなかったんだよ、泣」
ーー千冬「止めてたら変わってたのかもしれないのに、泣」
ーー千冬「大切な人も守れないだなんて、泣」
部屋で1人、、親は仕事。
血のハロウィンが終わって、
精神的にやられてしまった。
大切な人を失った。
俺のせいだ、俺が止めなかったから、
俺が、応急処置すれば、まだ生きていたかもしれないのに、、
俺のせいで、、俺のせいで、、
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ーー千冬母「千冬〜?」
ーー千冬母「ねぇ、アンタ、もうそろそろ学校行ったら、?」
ーー千冬「…。」
ーー千冬母「場地くんのことが辛いのはよくわかるよ。」
ーー千冬母「でもね、いつまでもそんなことしてちゃダメだってこと、あんたが1番わかってるでしょ?」
ーー千冬「…。」
ーー千冬母「なんか喋らないとわかんないよ、」
ーー千冬「…。」
ーー千冬母「…今日も休み入れとくわね、、。」
ーー千冬「…。」
そっか、、もう、1ヶ月も学校行ってないんだ。
行ける気がしなかった、、
場地さんがいない世界なんて居たくねぇし、
場地さんは辛い思いをしたのに、
俺はのうのうと学校に行ける訳もなくて、
ずっと部屋から出ず、
家で場地さんとの写真を眺めたり、
期末テストも近かったため、勉強もして、
あとは、ベッドで寝転ぶ、
寝れない、ずっと、
3日に1回3時間寝ていた。
そのせいで、目の下にはクマができて、
毎日泣いていたため、目が腫れてしまった。
食事も、3日に1度、昼飯だけ食べるだけだった。
食欲がわかず、57kg→32kgまで、痩せてしまった。
骨のようになって、筋肉は減り、
走ることが苦しくなったため、
たまに見に来る母親が心配そうに、声をかけてくれていた。
でも俺はずっと無視をしていた。
喋りたくなかった。喋れなかった。
声を出すだけで、泣いてしまいそうだったから。
ーー千冬母「千冬、」
ーー千冬「、?」
ーー千冬母「花垣くん達が来たわよ、」
またか、、。
みんな、俺のところに毎日来てくれる。
学校帰りだろう。
でも、俺は、
ーー千冬「…。」
布団に潜った______。
ーー千冬母「…断っとくわね、」
いつも断っている。
悪いことをしてしまっている。
そんなことわかってる。
だけど、話せそうにない、
顔を合わせる資格もない。
こういう毎日を過ごしている。
でも、こんな日常が、急に変化した。
コメント
8件
続き楽しみ! 関係ないけど千冬のお母さんめっちゃ美人だよね、、
画像もいいし内容も良き