次は僕の番 エセ関西弁
クラスメイト「あ、望夢じゃーん。なあなあ、今日も3人分のプレゼント受け取ってくれるよな?」
クラスメイト「本当はさ、俺らが欲しかったんだけど望夢こういうの好きじゃん。だからやらせてあげる」
クラスメイト「明日までに全部やれよ」
望夢「……」
はぁ……
早く卒業したいな
それかあいつらが退学すればいいのに
玄関に向かっているときに気づいた
屋上にいける階段を通れる
望夢「そうじゃん。僕が消えればいいんだ」
ガチャ
柵に手をかけたとき
留希「おい!青葉望夢!なにしようとしてんや!」
望夢「え、留希さん…」
留希「はよそこから離れんかい!今飛び降りたら絶対に後悔すんで!宿題だったら全部あたしがやったるわ!だから戻ってこい!」
すごく怖かった
いつもクラスの皆に囲まれて笑ってる人がいつも独りの僕に興味があるはずない
留希「え、え、ちょ、泣かんといて。あたしどうしたらええかわからなくなるやろ。とりあえずもうこんなことはしんといてな」
望夢「うん……」
あれから二年が経った
一樹「望夢!卒業おめでと!」
望夢「お前も卒業しただろ」
一樹「写真とろうよ!」
望夢「まあいいけど」
一樹は留希の友達
留希と一緒にいる間に話す機会が多くて仲良くなった
一樹「ありがとな。卒業しても友達でいような!」
望夢「勿論!」
直感的に嫌な予感がした
望夢「じゃ、僕もういくね」
一樹「おう!ありがとな」
玄関から校舎に入って一番近い階段を三回上ってドアを開けた
留希「あ、あれ望夢?」
望夢「なにやってんだよ……こっちに戻ってきてよ」
留希「んー……新しい彼氏つれてきたらええよ。ヒントは一番近い人」
望夢「?…………一樹とか?」
留希「目の前にいるでしょ」
望夢「?」
留希「はぁー、わかんないか……望夢、あたしの彼氏になれ。拒否権はないからな」
望夢「え、僕?」
留希「そーだよ!じゃ、これからはあたしのこと守れよ」
望夢「うん!」
留希「ってことがあったんだよねー」
望夢「昔の話しないでよ……恥ずかしいじゃん」
明夏「へぇー」
今は一人の娘と留希を守っている
明夏も留希みたいな格好いい女の子になるといいな
どうも。無名のサメです。
卒業式全然過ぎてますけど一応上げました。
関西弁が不自然な気がするけどそんな細かいところは気にしないでおいてください
それではまたいつか