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「ここは…どこだ…?」

どこまでも広がる白い空間。

俺は周囲を見回す。

「私はセンシティ部部長、ミサ!

この小説の作者だッ!

ひれふせっ!」

首に蛇を巻いた、なんとか色気を出そうとがんばったようなキャラデザの女が現れた。

言っている意味が分からないので、一番疑問に思ったこと聞いてみた。

「なんで太字でしゃべってるんだ?」

「この世界で一番えらいからだ!

あと、ノベルの機能をいろいろ試してみたいからだッ!

センシティ部の活動範囲を、チャットからノベルにも広げようと思ってな!」

*「そうか、思ったよりもしょうもない理由だったな…*って、なんで俺のセリフが斜体になってるんだ!?

「なんかお前、斜に構えてるから」

「なんかカッコつけてるみたいで恥ずかしいから戻してくれよ」

「フン…この世界で一番偉いセンシティ部部長に偉そうなクチをきくな…

だが私は寛大だ、特別にその願いを叶えてやろう!

貴様が地の文を書いたらなッ!」

地の文くらい自分で書けよ、と俺は思った。

「これでいいか?」

「ありがとう助かったッ!

最近チャットばかり書いていて、地の文の書き方を忘れてしまっていたのだッ!」

そうだ、俺もいろいろ忘れていた。この女が太字でしゃべっていること以外にも、疑問に思っていたことがあったのだ。

「俺はこの白い空間でお前とおしゃべりする以外にすることはないのか?」

「とりあえずセンシティブ作品だからセンシティブなことをしてもらうぞ!」


「これセンシティブ作品だったのかよ!?」

こんなに前置きが長かったら、パンツを脱いで待っている読者が気の毒だろう。

「私はセンシティ部部長だからな、センシティブ作品しか書かないッ!

さあ、私とまぐわおうじゃないかッ!」

「絶対にイヤだ!!!」

センシティ部部長とか名乗ってる奴とセンシティブなことしたくない。

「えーッ!せっかくお前を私好みのキャラデザにしたのに!!!」

画像

「ここぞとばかりに画像載せる機能使うな」

「しょうがない、お前好みの女を錬成してやろう、イラストメーカーで」

画像

「また画像載せる機能使って…語彙力のない作者だと思われるぞ」

しかしこの子は可愛い。俺の好みドンピシャだ。

「あの…私…」

「貴様には、この男とセンシティブな行為をしてもらうッ!」

「わざわざ下に線引いてまで言うなっ!!!」

「えっ、センシティブな行為って…?」

「あなたも下に線引かなくていいんですよ!?」

「具体的に言うとこの小説が投稿できなくなるから言えない!

このアプリ、センシティブな小説がいっぱい投稿されてるわりに、センシティブな単語がかなり禁止されてるからなッ!」

せちがらい。

「とりあえず作者特権でベッド用意したから、まぐわえ!

読者の皆様は貴様らがまぐわうのを待ちかねているぞ!」

たしかに、読者1000文字以上読んでるからな。

仕方ない。俺も男だ。一肌脱ぐか。

「あの…よければ、しませんか?」

俺は、できる限り紳士的に目の前の女の子を誘った。

「ごめんなさい、初対面の男の人とそういうことをするのはちょっと…」

それを見て、作者はうんうんとうなづいている。

「私は、『こういう貞淑な女性が好みのドーテイクン』が好みだからな」

「お前の性癖かっ!」

「あんまり大きい文字を使うな、私よりお前の方がえらいみたいじゃないか」

大きい文字を使わせてるのは誰だ、とひとりごちながら、

「じゃあ、これからどうやってセンシティブな展開にするんだよ?」

この小説の今後を憂いた。

「しょうがない、また作者特権を行使して、貴様らをラブラブカップルということにしてやろう」

「!?

突然存在しない記憶が…!?」

「!?

ソウタ…くん…!?」

目の前の女の子(ハナエ、と名前が浮かんできた)が俺を見つめている。

俺たちは、どちらともなくベッドに倒れ込み、お互いの服を脱がせあった。

「やっと始まったな、センシティ部部長はセンシティブな行為に詳しいから、ラブラブカップルの邪魔をしないようにすっとどこかに消えるのであった」

そんなセンシティブ部長の言葉を無視して、俺はハナエに口づけをした。

「んっ…ソウタ…」

ハナエは俺の首に腕を回し、さらに深く口づけをした。

俺はハナエの大きな乳房にむしゃぶりつき、先端を下で刺激した。

「あんっ…気持ちいい…」

ハナエは体をのけぞらせて悦んだ。

「今度は私が気持ちよくするね…」

ハナエは俺の剛直を握り、上下にしごいた。

「ああ…すごくいいよハナエ…」

「ソウタ…挿れて?」

ハナエの潤んだ瞳を見ると、俺はたまらずハナエのナカに挿れた。

「あんっ…」

ハナエは体を大きくびくつかせて、俺のモノを受け入れた。

「ハナエ…動くよ…」

「うん、ソウタ…きて…っ」

大きく腰を動かすと、そのたびにハナエは淫靡な喘ぎ声を出す。

その声を聞いていると、俺はたまらず、

「ハナエ、イく…っ」

「ソウタ…っ」

ハナエの中で出してしまった。

「ソウタ、気持ちよかったよ…」

「ハナエ…」



「くぅ〜、地の文がある小説書くと疲れる〜!!!

もう書かないッ!」

センシティ部部長が再び現れ、腕組みをしながらプンプン怒っている。

「お前が書き始めたんだろ…」

俺は呆れながらハナエに同意を求めようとすると、ハナエの姿はなかった。

「ハナエ?」

「もう用が済んだから消したッ!」

「えっ」

そんな残酷な!俺の大事な恋人を消すなんて…

「ラブラブカップルの記憶もいらないから消すかッ!」

「えっ」

その時、俺は何か大事なものを忘れてしまった。

「あと貴様も用済みだから消すか〜」

「えっ」

俺の体が足元から消えていく!

「ウソウソ!貴様は私好みだから消さな〜い」

俺の足が元に戻っていく。

「よかった…」

「さあ次は私とまぐわえ〜!」

「それは絶対イヤだ!」

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