TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

knsm

一覧ページ

「knsm」のメインビジュアル

knsm

3 - sm1. 困惑

♥

1,155

2024年06月28日

シェアするシェアする
報告する

『君に触れる』のsm視点です

R18表現ありません




sm視点


今日はワイテハウスに誰よりも早く着いてしまった。着いてから気づいたのだが、予定時間を1時間も間違えていた。とはいえ帰るのも非常にめんどくさいので、ソファに座ってTwitterを巡回する。しかし、疲れが溜まっていたのもあったのか、俺はすぐに眠りに落ちてしまった。


ふと自分の左頬に熱が広がる。

「…ん」

頭がぽわぽわしていて、何がどうなっているのか全く想像できない。

ただ心地良さだけを感じる。

なんだこれは…。

熱の正体分からず、ただその熱を追いかける。


「…フフッ」


ん…?

だんだん頭が冴えてきて、脳が状況を理解し始める。

この熱の正体は人の体温で、今かすかにきんときの笑い声が聞こえた。

俺は今、きんときに撫でられているのか…?

混乱が発生し、何が何だか分からなくなる。

これは夢か…?


しばらくすると、頬からスっと手が離れていき、熱を感じなくなった。そして、肩に少しの力がかかってきて、誰かが俺にもたれかかってきたのだと分かる。


チャンスだと思い、恐る恐る少しだけ目を開ける。誰なのかハッキリさせておきたい。


うっすらと見える目の隙間には、きんときが映った。こいつはきんときに違いない。

疑惑が確信に変わった。きんときは先程まで俺の頬を撫でていた。


なぜ?どうして?どういうこと?

どっちにしろ混乱でしかない。まだ夢のほうが良かった。

きんときが…?

なかむとかぶるーくとかならまだ分かるんだが、きんときはそういうことを冗談でしてくるやつじゃないだろ。

じゃあなぜ…?


ぐるぐる思考がまわる。なぜ?なぜ?なぜ?

ずっとごちゃごちゃ考えていたら、ほかのメンバーたちの声がしてきた。肩に触れていた感触がなくなった、と思ったらきんときに肩を叩かれ起こされる。

「スマイル、スマイル。起きなよ、もうみんな揃ってるよ。」


「…..ん、あぁ…。俺…寝てたか…。」

「ぐっすりだったぞ。」「笑笑」


俺はその後の雑談や撮影、全くの記憶が無い。

きんときの様子はいつもと変わらないし、俺への態度もいつもと一緒だ。

夢だったのか…?いやそんなわけは…。




この作品はいかがでしたか?

1,155

コメント

1

ユーザー

定期的に読みに来ているんですがスマイルさんがスマイルさんすぎてほんとに好きです

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚