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何故入院したのかをママから聞いた。するとママは,少し涙を浮かべながら,「あなたの心臓病が急に重くなったのよ。そして,その重さに耐えきれずに倒れたのよ。だから病気が少しずつ軽くなるまで入院していてね。」とママは泣きながら言った。
僕は,ママが泣いているところを初めて見たから,それに驚いた。がそれ以外は,あまり驚かなかった。そして僕は,笑顔でママ顔を真っ直ぐ見て,「大丈夫だよママ。僕はママの為に,一生懸命治すから,ママは自分の仕事頑張ってね。」と伝え,ママは「家に,帰るね。まま頑張るね。」と言って帰っていった。
そして窓からママが手を振っていたから,僕は恥ずかしかたので,小さく手を振った。
しばらくしてから,ドアを「トントントントントントントン」と7回ノックしてきて,思わず口から「ノックしすぎだろ。」と出てきてしまい。(こりゃまずい)と思ったが,聞こえていなかったのか,ずっと入って来ないので「入っていいよ」と,ドアに向かって言った。すると入ってきたのは,見覚えのない,女の子だった。
女の子はドアを開けたとき,勢いよく開けて,頭を抑えながら,「痛てててて,あれっここの病室で合ってるよね。」と確認しながら入ってきたので,僕は寝たフリをして,どうにかやり過ごそうとしたのだが,返事をしたことを僕は,すっかり忘れていた。けれど,「寝ているなかなぁ。」とほっぺをツンツンしてきてくすぐったかったから,思わず「フフッ」と笑ってしまった。
彼女は,ベットの隣りにあった椅子に,腰を掛け「目が覚めるまで,ここに居ようかなぁ」などと独り言を言っていたので,ずっとここに居られても困るのでちょっと,胡散臭いかもしれないけれど,今起きましたよ,みたいな感じで大あくびをかまして,起きてみた。
すると,僕が起きたことに驚いたのか,彼女は「あっ」とまぁまぁ大きな声で,驚いたことを隠さず「おっ起きたんだね!急に目が覚めて,ビックリしちゃったよ‼!」というので,僕はとっさに「ごっごめん」と謝った。すると彼女は,僕の目を見て笑顔で,「私の名前は,琴音えっと名字は,六美。つなげると六美 琴音。で,えっーと年齢は,兼人くん同じで,高校は道西木高校(みちざいぼく)だよ!兼人くんはどこの高校なの?」と聞かれたので,「えっと,僕は**和全水高校(かずぜんすい)の一年生だよ。まぁ来年になったら高2なんだけど…あっええと…あっあの僕名字が西大っていうんだよ。んでフルでいうと,西大 兼人ってなるんだよね。であと!趣味は,絵を描く事小説を読むこと,あっあと歌を歌ったり聞いたりすることかなぁ。」とざっと自己紹介を終えて,イキが急に荒くなり,苦しくなったので,しばらく深呼吸をしたら,落ち着いたので,「琴音さんは,なんで僕の部屋というか病室に入ってきたの?」と気になっていたことを思い切って聞いてみた。
すると彼女は,「あっえっとね,兼人くんは知らない,かもなんだけど,私ね兼人くんの彼女なんだけど…兼人くんが倒れたっていうのを,おばさんから連絡があって,心配で仕方がなかったんだ。だから急いで走って病院に来たんだよね。まぁ忘れちゃっててもしょうがないことなだよね」