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執事は貴方に恋をする!
[第3話]
『お嬢様とお母様方は、私がお守りします!』
【屋敷にて】
[お嬢様の自室]
「お嬢様、失礼いたします!」
『あ!執事、どうぞ!』
「はい、失礼いたしますね。」
[ガチャ]
「お嬢様、夕食前のお紅茶をご用意致しました。」
『ハーブティーの匂い……いい香り。執事の紅茶美味しいんだよね♡ありがとう^^』
「いえいえ、お墓参りに行けて少しは落ち着きましたか?まぁ、私も中々受け入れられなかった自分がありますから。難しいですよね…」
『執事が来てくれて嬉しかったし、執事の過去も色々聞けて嬉しかった。でも、辛かったね……ごめんね。執事……』
「いえいえ、私は大丈夫ですよ?お嬢様の性格を考えたら、少し不安になりまして……私でよければ、癒して差し上げますよ?私は、お役に立てないかもしれないですけど……少しでも、お嬢様の癒しになれたら良いのですが……どうですか?」
『癒してくれるの?あ、ありがとう。じゃあ、一つだけお願いがあるんだけど……頭を撫でて欲しい……////』
「ふふ、かしこまりました。では、頭を撫でる為に少し近づきますね。」
[少しだけ近づく]
「これくらいでどうでしょう?では………[ヨーシヨーシ]お嬢様はいつも頑張っていて、偉いです^^本当に心から尊敬します✨心が弱い私と違ってお嬢様は、強いんですね。本当に、凄いです👏👏どうか、この先お嬢様にとって素敵な日々になる様に、願って……」
[ウーウーウー!!]
『うわ!久しぶりに聞いたこのサイレン!!』
「はぁ……闇魔(やみま)を倒しに行きましょうか!!お嬢様!少し力をお貸しください!」
【説明しよう!闇魔とは、闇に覆われ執事の威力をぶち破り。街の人々を食べ、繁殖(はんしょく)し時には、この街が支配されてしまう。特徴は闇に覆われていて、鳴き声は「キャッキャ、キャッキャ」と甲高い声で鳴き、その鳴き声と共に、闇魔がどんどん増えていき、この街は終わりを迎えてしまう!】
【街にて】
「お嬢様!!危ない!?しゃがんでください!!」
『え?執事?うわ?!』
(闇魔)[キャッキャ、キャッキャ]
「お嬢様!!今お助けします!もう…誰も失いたくないのです……はーっ…⤴⤴⤴」
(闇魔)[キャッキャ、キャッキャ………(消えた)]
『…………』
「お嬢様………??」
『うっ………あれ?執事?なんで泣いてるの?大丈夫?』
「お嬢様!![抱きしめる]私が早く気づいて居れば……怖い思いをさせてすみませんでした……さて、闇魔は、倒したので、屋敷に帰りましょうか?この後、お食事ですので、いつものお食事セットをお持ちになって、食堂にお越し下さいね!」
『執事……なんか、心配かけてごめんね💦大丈夫だよ👌いつもありがとね!』
「お嬢様……はい😊では、お手をどうぞ?お嬢様。」
【数分後】
[屋敷の食堂にて]
「お嬢様、今夜のメニューは、〈鳥の五目焼き、白ご飯、茄子のお味噌汁、きゅうりのお漬物、林檎を使ったサラダ〉になります!鳥の五目焼きと茄子のお味噌汁と林檎を使ったサラダはおかわりがありますので、いつでもお申し付け下さいね!」
『うわ!美味しそう🤤頂きます!』
[パクッ!]
「今回は、味の薄めに作ってみました。お嬢様、最近血圧が高いそうなので……あまり、高血圧になる食べ物や味付けは良くないと思うますので……お嬢様、味の薄いの苦手ですのに……すみません💦」
『ううん、身体を気にしてくれてるんだね。ありがとう^^でも、執事の味付けが上手いのか、薄いの苦手な私でも食べられるよ!ほんとに、ありがとね!こんなに美味しい物を作って貰えるなんて、毎日幸せだよ!』
「そうですか、なら良かったです!お嬢様の喜んでるお顔が見れたので、あ!お母様方、こちらにお食事をご用意しております。長旅でお疲れでしょうから、お風呂を先に用意してきますね!え?いいんですか?今はゆっくり休んだ方がいい……ですか?大丈夫ですよ。お風呂を準備してくるだけですから!では、お嬢様、お母様方、私は一旦失礼しますね!」
[ガチャン……]
『執事、行っちゃった……お母様、この鳥の五目焼き美味しいよ!!お母様も食べてみて!っね!美味しいでしょ?私これ好きかも!!執事の作るご飯は今までは、唐揚げだったけど、これに変わった!!執事もゆっくり休んだらいいのに……頑張り屋さんだね✨え?私が産まれる前から!!そうなの!びっくり。昔からの癖なのかな?そうだよね……きっと……』
【一方その頃、入浴所では】
「ふぅ……お食事が終わればすぐに、入れる準備をしとかなくては!!お母様方……昔からの私を知ってますから、少し心配そうでしたね……ん〜私もそろそろ休まないと怒られますかね……お2人を支える身として、休息は必要なんですかね……はぁ……お父様……今どうしていますか?お母様と仲良く暮らせているんでしょうか……それとも、もう、生まれ変わって居るのでしょうか?変わっていてもおかしくないものなのですけど……なんだか、寂しいです……」
「さて、戻らなくては!!シャンプーもコンディショナーもボディーソープも大丈夫ですね!よし、戻りましょう!!」
【食堂にて】
『はぁ⤴⤴⤴お腹いっぱい!!高血圧なの、執事にバレてる笑笑お母様が言ったの?もしかして!え?もぉ、お母様の意地悪!今まで内緒にしてたのに……執事にバレたら、心配されちゃうし、辛いのも食べられなくなるじゃん………って、うわ!執事、いつから居たの!(足音がしなかった……まるで……)』
「お嬢様……高血圧には、病気になりやすくなったり、ウイルス感染が酷くなったり、身体に異常があったり、色々な事があるのですよ?」
『し、執事……怒ってる?もしかして……』
「いえ、怒っては居ないですよ。ただ、高血圧には色んな病気に感染しやすい事をお伝えしたいんです!風邪なども、弱った身体に移ったりしますから、気おつけてくださいって事です!!今まで、お嬢様が黙って居たのも知ってます!」
『うっ……ご、ごめんなさい🙏だって、心配かけたくないし、たまに私、辛いもの食べるのに、ダメだって止められそうだから……執事の事だし……』
「はぁ……もう、大丈夫ですよ。ですが、これだけは、覚えておいでくださいね!高血圧になったらすぐに分かるんですからね!健康診断の時は、病院の結果を見せてください。いいですか?約束ですよ?」
『は、はい……もう、お母様、笑わないでよ!!うっ………』
「分かってくれたなら、私はいいんですよ!さて、お嬢様、お食事おかわりしますか?私の分は十分にあるので、おかわりしてくださっても大丈夫ですよ?味薄めで作ってますから!高血圧が悪化する事も無いです!!どうしますか?」
『私は、もういいかな?お腹いっぱい!!お母様、先にお風呂頂いでいい?………やった!じゃあ、入ってくるね!!』
「はい、行ってらっしゃいませ!お気おつけて!」
[ガチャン]
「え?私は食べないのかって……大丈夫ですよ。後で仕事が終わったら頂きます。え?冷めないうちの方が美味しいよって……そうですね……まぁ、私はまだ明日提出の書類も書かないといけないですし……?なるほど……え?私が心配?ですか?………大丈夫ですよ。ご心配なさらず。やはり、心配掛けてたんですね。ちゃんと睡眠は取ってますから、大丈夫ですよ?え?次も仕事の都合でナンナンに……なるほど……そうなのですね……お気おつけて行って来てくださいね!無事にお帰りになる事を願っています!それでは、お嬢様の食器を片付けてきますね!ゆっくり食べてくださいね!!それでは、失礼いたします!」
[ガチャン]
(お母様)[…………]
【お風呂場にて】
『ふぅ……気持ち良かった?!執事にお礼伝えとかなきゃ!!よし、パジャマに着替えて!この後は……今日の日記か……色々書けそうだなぁ…執事、最近無理してるよね?気のせいかな?……🤔さて、オイルマッサージして!髪を乾かして…………よし、できた!完成!次お母様だよね。綺麗にしとかなきゃ!?お母様、食堂に居るのかな?一旦執事に声を掛けた方がいいよね。よし、行こ!』
【厨房にて】
「さてと、あ!おかわりですか?あ、終わりなのですね。かしこまりました。いつも、わざわざここまで持ってきてくれてありがとうございます。お疲れですのに……もうそろそろ、お嬢様も出て来ると思いますので、入浴の準備をしましょうか!?って、え?私は、ご飯をゆっくり食べて欲しい……ですか?ふふ、お心遣い感謝します。ですが、お手伝いは執事の身の仕事なので、それに、お母様方には、私を救ってくれた恩がありますから!それくらいは、お手伝いさせてくれませんか?お節介なのは自分でも理解してます。って、今まで一度もお節介なんて、思った事が無い……そ、そうですか……よくお父様にも存じ上げられて居たので……ですが、ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えて……」
『お母様!!お風呂上がったよ!あ!執事!今日も気持ち良かったよ。ありがとう。お母様もゆっくり入ってきてね!』
「そうですね。お嬢様にご満足頂けたなら、私は十分です!こちらこそ、いつもありがとうございます。」
【数時間後】
[現在時刻:PM9:00](就寝時間)
「お嬢様、失礼致します。」
『ん?執事、どうしたの?あ!そ、それは……』
「もう、お嬢様の寝るお時間なので、寝る前のお薬をお持ちしました!高血圧のお薬なので、飲んでください!!」
『い、嫌!!それ不味いもん………』
[ベットに潜る]
「あらあら、これは…困りましたね……では、お嬢様が大好きなワッフルは要らないんですか?せっかく作ってきたのに……はぁ…残念です……」
『え?わ、ワッフル?!』
「はい、お嬢様の今日のご褒美として、1日1回のデザートをお持ちしたんですけど……お薬をお飲みになられないなら……これは、馬さん達にあげますよ?いいんですか?」
『で、でも……だって、その薬苦いんだもん……ん〜執事が口移しで飲ませてくれたら………って、うゎ!し、執事!/////』
[ちゅ❤︎]
「ふふ、私の口移しで飲んでくれるなら、して差し上げますよ^^お嬢様がそれでもいいって仰るなら……」
『/////は、反則……はい、薬飲んだよ!ワッフル頂戴!!』
「ふふ、そんなに焦らなくても……はい、お約束通り、どうぞ。ゆっくり噛んで食べてくださいね!喉に詰まらしますから……お飲み物は、お水です!健康に良いので!!」
『あ、ありがとう………///(今日の執事なんかめっちゃ積極的!!いつも気にしないところまで気にしているような……気のせいかな?)ふぁ⤴⤴⤴眠たくなってきた……薬の副作用かな?』
「そうですね。では、お嬢様がワッフルを食べてる間にベットメイキングを終わらしますね!あ、終わったら、隣のいつもの部屋で歯を磨いてから、寝ましょうね!」
『はーい。(ほんとに、執事…昔からそんな性格なのかな?お母様に聞いた話によると……)』
【XXXX年前】
[屋敷に来た初執事]
「「はぁ……ん?あぁ、こんにちは。僕、クリス・ハロンと申します。こんな僕を雇ってくれてありがとうございます。え?僕の胸元にある、紋章の事ですか?これは、天使と契約をした時に、埋め込まれる物です……僕は、威力の力でこの世界を闇魔から守り、いつか平和な世界で暮らしてみたいんです!改めて、お父様方お母様方、よろしくお願いします。僕、頑張ります!!」」
【現在】
「お嬢様??何か考え事ですか?」
『え?だ、大丈夫だよ?お母様の話を思い出しただけ!!気にしないで!食べ終わったから、歯磨きしてくるね!!』
「はい、行ってらっしゃいませ……。???まぁ、とにかく、あと今日の人形を枕元に置いて……これで完璧ですね!ふぅ…この後は……明日の、お母様方の旅の準備をしておかないとですね。ナンナンに行くとの事なので……あれは必ず要りますね。あ!お嬢様、終わったのですね!それでは、寝る支度しましょうか!」
『はーい…ふぁ⤴⤴⤴明日は、何かあるの?』
「明日ですか?明日は、お見送りをしてから、私と一緒にカフェに行きましょう!!」
『お見送り?!誰を?!』
「それは……お母様方です……明日は仕事の都合でナンナンに行く、との事なのでこの後キャリーケースに準備しなくてはいけないので。もちろん、お嬢様がおやみになってからですけど……」
『また、長く居ないの?ナンナンって、遠いい国だよね?はぁ……それで、お見送りって事ね?』
「そう言うことです……笑顔でお見送りしてあげましょうね!!お母様方も不安だと思いますから、ナンナンに着いてもお母様方が仕事に集中できるように、笑って見送りましょうね。とにかく、もう21:50なので、そろそろ、目を瞑りましょうか!ゆっくりおやすみくださいませ。明日もお嬢様に幸福あれ。」
『ありがとう……💤💤💤😌』
「おやすみなさいませ。お嬢様。また明日もよろしくお願い致します。」
【お嬢様の自室を出る】
[ガチャン……]
「とにかく、準備完了させに行きましょうか!!」
【翌朝】
[現在時刻:AM8:00]「起床時間」
[コンコンッ]
「失礼しますね!」
『うっ……どうぞ。』
「おはようございます☀︎お嬢様!!この後、お母様方をお見送りしますので、身支度を整えたら、玄関ホールに来てくださいね!」
『はーい……ふぁ⤴⤴⤴太陽さんおはよう☀︎』
「ふふ、もう既に、朝の日課になってますね。とにかく、私は一旦失礼致しますね。お母様方を起こして来ますので、身支度を整えてくださいね!!それでは、また後で、様子を見にきますね!」
『はーい。行ってらっしゃい!』
【お母様方の自室】
「おはようございます。お母様方!朝ですよ!」
「今日の、お荷物無事に準備完了しましたので、いつでも出発は出来ます!ん?お母様方?何か心配事ですか?え?お嬢様をお願いするねって、はい!お任せください。私が命に替えてもお守りすると決めた方なので、お母様方も気おつけてお帰りになってくださいね……大丈夫!ですか……そうですね。お嬢様とこの屋敷でお待ちしております!それでは、服を着替えましょうか!私は、扉の前で待って居ますから、お着替えが終わりましたら、お呼びくださいね!それでは!一旦失礼致します。」
[ガチャン]
【お嬢様の自室では】
『はぁ……なんか、不安だなあ……お母様まで居なくならないよね……あ!この顔ではダメだよね!昨日執事が言ってたよね!「笑顔でお見送りしてあげましょうね!!お母様方も不安だと思いますから、ナンナンに着いてもお母様方が仕事に集中できるように、笑って見送りましょうね。」って言ってたよね!お母様の為に!よし、準備出来たし、玄関ホール向かおうかな?』
【お母様方の自室】
「さて、これで完璧です。後は、薬を飲んでくれれば、完璧なので!!お嬢様も凄く心配なさっていました……ですが、お母様方に無事にお帰りなさる事を祈って居るのは、私も同じです!!え?私も行くの凄く不安……ですか……そうなんですね……[抱きしめる]大丈夫です!私が、お嬢様をお守りしますから!どうか……え?昔よりも強くなったねって……うっ……(涙目)お母様方……無事にお帰りになさって下さいませ……私はずっとお嬢様と待ってますから!って、申し訳御座いません。もうそろそろお迎えが来ると思います。一緒に玄関ホールに向かいましょうか!!」
【玄関ホール】
『お母様!!あれ?執事?どうして、泣いているの?大丈夫??』
「あ、お、お嬢様……申し訳ございません。お嬢様前で……お恥ずかしい姿を……では、お母様方……あ!丁度お迎えが来たみたいです!はい、こちらがキャリーケースです!お気おつけて、行ってらっしゃいませ!お帰りを心よりお待ちしております🙇♀️[一礼]」
『執事……お母様!絶対無事に帰って来てね!!待ってるから!!またね?!』
[ガチャン………]
〈この時はまだ知らなかった……まさか、あんな事になるなんて……この時の私達は知る事は無かった…〉
「…………お嬢様?」
『…………うっ………』
「お嬢様……大丈夫ですよ。きっと……さぁ、この後予定もないので、お嬢様の好きなカフェにでも気分転換で一緒に行きましょうか!」
『うん……ありがとう執事……』
「皆様、お嬢様とのカフェでのお話は次回にあります!ぜひ、見てくださいね!」
【次回予告】
第4話
『これは…夢ですか?それとも……』
次回をお楽しみに!!!