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湊「山野さんこんにちは」
山野「香流くん、こんにちは」
湊「体調の方は大丈夫ですか?」
山野「もう大分良くなったよ」
湊「良かった、点滴変えますね」
「あと、山野さんその…」
山野「ん?どうしたの?」
湊「もし良ければなんですが…俺の事、これから湊って呼んでは貰えませんか?」
山野「!どうしたの?」
湊「俺、実はこの名前があまり、好きじゃなくて…最近大事な人な出来て…その人に名前付けてもらって」
山野「色々あるんだね、分かったよよろしくね湊くん」
湊「ありがとうございます!」
山野「上田さん達にもそう呼ぶように伝えとくね」
湊「ありがとう…ございます」
上田「湊くんちょっといい?」
湊「はい!」
上田「実は孫に手紙を書きたいんだけど、私今書けないから変わりに書いてくれないかしら。」上田さんは今右手、骨折している
湊「いいですよ、お名前はなんて言うんですか?」
_____
[21:13]
湊「ここら辺かな」蓮が迎えに来る場所で待つ、正直ここにはいい思い出がない、昔同僚に無理やり車に乗せられたことがある。
俺の事がずっと好きだったとか、顔がタイプだとか、お前が誘うから行けないんだ、意味がわからなかった。その日はどうにか逃げだけど当分は会社に行けなかった
でも蓮は気持ち悪くなかった…蓮はそんな欲情とかではなく俺を愛してくれる気がした。蓮に出会えてなかったら俺、どうなってたんだろうな。
蓮「みなとー!」車から手を出してぶんぶん降っている
湊「れーんー!」
蓮「おまたせ」
湊「迎えありがとう」
蓮「湊は可愛いから拐われたら困る」何冗談言ってんだよ、とか言おうとしたけどやめた、顔が本気だ。
俺は助手席に乗り込みシートベルトを閉める
蓮「お疲れ様」
湊「ん、蓮もお疲れ様」
「て、あれ蓮それ」俺が目にしたのは警察服のままの蓮だった
蓮「着替える暇があったら湊に会いたかった」
湊「蓮はまたそんな恥ずかしいことを…」
[家]
蓮「ご飯作るね」
湊「手伝うよ」
料理は蓮の方が手際がいいのでその間洗濯物を畳んだりする。
蓮「湊出来たよ」
湊「美味しい…」あ、そうだ病院で検査しなきゃ
湊「蓮…俺明日病院行ってくる」
蓮「俺も行くよ」
湊「いや、味覚検査しに行くだけだし」
蓮「俺が湊を育てましたー!ってするからいいの」
湊「えぇ、」
『もうほとんど味覚は戻ってますね』
湊「あ、ありがとうございます」
『このままストレスを溜めないように気を付けてください』
蓮「良かったね」
湊「うん!」
『いい方に出会えたんですね。パートナーさんもストレスになる人物には合わせないでくださいね』
蓮「当たり前です」
?「やっぱりまだここにいたんだね香流くん…」