テラーノベル
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黄 みんなッは… あ、
俺のせいでみんな出ていったんだった。
俺のために、俺のことを考えて。
黄 謝らないとッ
共同生活するぐらいならグループLINEもあるだろう。
俺はグループLINEを見つけた時、こう送信した。
「ごめん。」
ピコン
いつも鳴らないはずの携帯が鳴った。
俺は不思議に思いながら携帯を開く。
アイツらとのグループLINEからのものだった。
紫 今更なんだよ、
誰が送ったのかとメッセージを開く。
俺は思わず声を漏らしてしまった。
みことからだった。
もう一年以上あいつとやり取りなんてしてないし会ってもない。
なのに……
「紫 んだよ急に、」
俺はみことがおかしくなったのだろうと思っていた。
でも俺が思っていた返信とは違かった。
「黄 ねえ、まにきだよね.ᐣいるまくんだよね.ᐣ」
紫 はっ.ᐣ
その瞬間、時が止まった。
俺は困惑を隠しきれなかった。
どうゆう事だ.ᐣなんでお前が俺の名前を……
俺はすぐみことに電話をかけた、すぐにでも真実を確かめたかったから。
黄 もしも_
紫 みこと.ᐟ.ᐟお前、記憶戻ったのか…….ᐣ
黄 まにき…… 俺っ、思い出したよ、
紫 良かった、まじ良かった…
黄 俺のせいで皆出てったんだよね、ごめん。
紫 いやお前は悪くない、元はと言えば俺が勝手なことしたから…
黄 俺がみんなのこと壊しちゃった、
紫 やめろ違うから
黄 ねぇ今みんなどこにいるの.ᐣ
紫 知らね、今はバラバラなんじゃね.ᐣ
黄 俺、みんなと会って話がしたい、
紫 俺も。集まろうぜ
黄 うん、俺がみんなにLINE送る
紫 頼んだわ。
黄 またね、
紫 “またな”
紫 ふぅ、
ひとまず元気そうでよかった。いつものみことだ。
みんなと話し合いするはいいけど俺しっかり話せるか…….ᐣ
気まずくて✘にそ。
黄 わ、
電話をしているうちにたくさんの未読が溜まっていた。
安心する声、心配する声でたくさんだった。
俺は一通り返事を返してから提案した。
「黄 なぁ、俺みんなと会って1回話したい。」
俺の提案にまにきも便乗してくれた。
「紫 俺も。色々話したいこともあるし。」
「緑 もしかしたら何がすれ違ってることとかあるかもしれないしね、会って話した方が早そう」
「水 賛成✋」
「桃 いいと思う」
「赤 俺も。」
「桃 じゃあいつも行ってたカフェに集まろ」
「緑 りょうかーい」
「赤 👍」
「水 いまからー.ᐣ.ᐣ」
「黄 まあ早い方がいいかな.ᐣ」
「水 じゃ今からね.ᐟ.ᐟ」
「緑 2時位を目安によろしくね🙏」
紫 ……
予定より10分早く来てしまった。
当然みんなはいない。
カフェの6席テーブルに1人。
俺は友達に会うはずなのに緊張で手が震えている。
スマホもろくに触れない。
紫 ……やべ、どうしよ…
深呼吸をして落ち着けるも手の震えは止まらない。
何も持てない、力が入らない。
その時誰かに手を握られた。
紫 ッ
赤 お前…大丈夫かよ。
紫 な、つ…
赤 元気してたか.ᐣ
紫 あぁ、
赤 何、緊張してんの.ᐣ
紫 別に…
赤 じゃあ何、怖いの.ᐣじゃねーとそんな震えんやろ
紫 そんなんじゃねーから…
赤 へ~.ᐣ
紫 ……なんだよ
赤 良かったな、みこと戻ったみたいで。
紫 そうだな
赤 お前の判d_
桃 あ、もう2人きてんじゃん
緑 やっほー久しぶり~
赤 おう、お久~
黄 あ、4人とも.ᐟ.ᐟ
緑 みこちゃん.ᐟ.ᐟ
赤 お前~久しぶりだなぁ笑
桃 親戚のじじいかよ…笑
緑 この調子じゃこさめちゃんは遅刻かな、笑
赤 いっちゃん張り切ってたくせによ、
水 ごぉめーん.ᐟ.ᐟはぁはぁ、遅れた”ぁ…
桃 大事な日なのに…
水 まぁでも誤差でしょ.ᐟ.ᐟ話そ話そぉ.ᐟ.ᐟ
紫 元気なやつ笑 ボソッ
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