大日本帝国は内部に問題を抱えていた。
ボリシェヴィキの復活により、帝国はまた赤き旗が建つようになり
暴力によって、軍拡が更に拡げられる。
暴力が制するのは一時的な暴力であり、
暴力で制された暴力は、暴力から殺意を産み出し、人を殺す。
つまり、無限ループだ。
抜け出せない高速道路を大人しく通るだけ。
道がある
しかし分岐は
2つ無し
一つの道は
繋がるばかり
アメリカ、ここも永遠に問題を抱えている。
それはファシスト化による貿易国との輸出輸入制限であった。
今までの外から手にした、つまり外貨は直ぐ様貴重品となってしまった。
政府は「自国でリサイクル出来るということは、国と協力など要らない」
と演説しているがそれがいつまで持つことやら。
人々は、マリー・アントワネットを恨むかもしれない。
一日の
平和の値段
測り知れ
それは知ること
不可能である
大英帝国、世界最大の帝国は同盟内でのなやみがあった。
現状、同盟内では海軍のイギリス、陸軍のドイツ、空軍のオーストリア
とバランスを取っている…はずだった。
近年、ドイツ帝国が豊富な鉄を使って新世代戦闘機等を研究し始めている。
我が国も、それに合わせて開発するがもしひとつのバランスが崩れたら
イギリス、ドイツ、オーストリアのどれかが大国の地位を喪うかもしれない。
魂の炎が勝つか、虎が勝つか、それとも双頭が勝つか…
虎進む
更地のような
平原を
鷲が空飛び
船海を耕す
オーストリア・ハンガリー帝国
首都ハプスブルク(旧ウィーン)
「国民の皆様、おはようございます。帝国宰相ヴァルトで御座います。
今現在、ラジオ及びテレビにて同時に音声のみを放送しております。
我が国へと、重大な発表が行われました。
その発表内容をいま、書類に残されておりますためお読みいたします。
[我等イタリア社会主義共和国は歴史の雪辱を果たすべく、オーストリア・ハンガリー帝国へ
宣戦布告する。我らの勝利条件は、ウィーンを返してもらうことだ。
貴様らは我が国の歴史で、植民地同様の扱いをしたことがある。
貴様らはヴェネツィアを奪おうと言うならば、
我等はウィーンを、オーストリアを奪う!覚悟せよ、我が国は何もかも準備ができている!]
…とのことです。皆様方には普段通りの生活を送れますよう、
陸軍海軍空軍の連携で、敵の剣を切り落とします。
神よ、皇帝を、国を護り給え…
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