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#シリアス
100
海楼石を食らった上に何だか立てねェ……
クソ…ッ…視界がくらくらして呼吸が……
待てこれは……
まさか毒か……!
「下がってろお前達…!ここは俺が引き受ける…!」
「ブラメンコ隊長…!」
「お前達はマルコを安全な場所に連れてけ…!」
「分かりました…!マルコ隊長、こっちへ…!」
ブラメンコが相手をしている間、俺は隊員に連れられる。
だが奴らもひどいケガだ。
「俺の事はいい…自分を優先しろお前ら…っ…!」
こんな時に船医であろう奴がこのザマとは
笑えねェ…
毒が回っちまう前にせめてこの海楼石の針を何とかしねェと……
「マルコ隊長…!」
すると、扉が開いていぶきが姿を出した。
「皆さんひとまず中へ…!」
いぶきは動揺しながらも中に入るように促した。
医療室にはこいつとナース達しか居ねェ
今居る隊員も八番隊や十番隊のみんな別の隊員達だ。
知識は身に付いてはいるが、いぶきはまだ半人前……
「いやいい…まだみんな戦って…」
まだみんな戦ってんだ
海楼石の針を抜いてくれりゃ自分で何とか出来る……
そう述べようとするのだが、激しい目眩が襲い掛かり、俺はそこで意識を手放した。
畜生……こんなところで倒れるわけにいかねェ……
援護に回らねェといけねェのによ………
みんなは無事なのか…?オヤジや隊長達、隊員達……
みんなは…………
___________
「ん………」
目を覚ますと、俺は医療室のベッドの上だった。
肩に刺さった海楼石の針や毒針は抜かれ、
体には包帯が巻かれている。
「マルコ隊長…!良かった気付かれました…?」
俺に気付いたナースの一人が声を掛けた。
「あァ。海楼石の針も毒針も抜かれたおかげで体がだいぶ修復してきてる。
誰か処置をしてくれたのか?」
「いぶきちゃんです。あの子がマルコ隊長の処置をしたんですよ?」
いぶきが……?
それを聞き思わず目を見開いた。毒の対処法が苦手だと言っていたのにか……
そうか……あいつが頑張ってくれたのか……
「いぶきはどこに居んだ?」
ナース達にいぶきの居る場所を聞くと、
一番隊の隊員の奴らと負傷者の手当てをしているみたいだ。
「早速活躍してくれてんだな…。分かった、俺も行くよい。」
容態もだいぶ落ち着いてきたので、俺もいぶき達が居る場所へ向かった。
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