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「はぁ〜」
私は笑涙。
高校受験勉強中です。
「こんなんわかるわけないやん…」
私が行く高校は全然頭の良いところではないんだけど、こんな難しいとは思わんかった…
「受かった……」
「良かったぁ〜」
私は嬉しさのあまり膝から崩れ落ちてしまった。
「わぁ〜ここが稲荷崎高校か〜」
『お前が悪いんやろ!!!』
『な訳あるかい。お前が悪いに決まってるやろ』
「ん?」
私が見たのは同じ人間が言い争いをしている様子だった。
「え?え、え???」
『なんやお前さんジロジロ見よってきやがって』
『おい、知らん人やぞ失礼極まりないなお前』
『あ”ぁ”?』
「すみません!同じ人が喋ってるってちょっとビックリしてもうて」
『えっ!お前俺らん事知らんのか?』
「?」
「あい。」
『知っとるわけないやろ調子乗りすぎやで』
『お前さっきからうるさいねん!!』
『はぁ?』
「けっ喧嘩はやめてください!!」
『おお、お前が言うなら辞めてやるわ』
『気に入ったお前。俺侑な。呼び捨てでええわ。』
『俺治ー』
治『俺も気に入ったで呼び捨てでええよー』
「はいっ!」
侑「せや。お前名前なんて言うんや?」
「えっと、笑涙です!」
治「呼び捨てでええか?」
「いーですよ!」
侑「何年?」
「1年です!」
侑「俺らも1年!タメ口でええよー!」
「分かった!じゃあね!侑!治!」
「「じゃあなー」」
侑「そういやあいつ1発で俺らんこと当ててたな」
治「せやな」
侑「結構珍しないか?」
治「おん」