テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
雪わたり
三
林の中の広場には、小さな狐たちがたくさん集まっていました。
紺三郎が壇の上に立って、
「これから、狐の生徒のための幻灯会をはじめます。」
と挨拶しました。
大きな白い布の上に、幻灯が映し出されました。
一つ目は、「お酒を飲んで大暴れする大人」の絵でした。
二つ目は、「狐を騙してお酒を飲ませる人間」の絵でした。
生徒の狐たちは、
「人間なんて、なんてずるいんだろう。」
と言って、シクシク泣き出しました。
三段落 終わり
コメント
1件
うわ、第93話!狐の生徒たちが幻灯会で人間のずるさを描いた絵を見て「シクシク泣き出す」ところ、めっちゃ胸にきたよ…純粋すぎて逆に人間側がグサッとくる。紺三郎がちゃんと先生してるのもいいね。短いけど、寓話みたいな味わい深さがあった🦊
霜月リラ@低浮上
37
naf
25
引退時。くわしくは作品へ
20