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桃 × 赫
【 attention 】
・桃赫
・nmmn
・今回Rなし(次回あり)
__________
赫
・22歳、桃と同じ会社の新入社員
・桃の後輩
・桃の彼女、同棲している
__________
桃
・24歳、赤と同じ会社に務めている
・赫の先輩
・赫の彼氏、同棲している
__________
※ 先に説明入ります
赫と桃は同棲していて、同じ会社で働いています。
付き合っているのはお互いが大学の頃からで、
桃が先に卒業し就職、赫も桃の後を追って
大学を卒業したあと桃と同じ会社に就職して
今に至るって感じです。
語彙力ないですが
楽しんでいただけたら幸いです∪ . ̫ . ∪💧
桃 side
桃 「 ただいま~ っ、 」
赫 「 っ、おかえり… 」
仕事をし終え、疲れ果てた体で
玄関のドアを開けるとそこに居たのは
俺の彼女の赫。
俺だけ仕事が長引いたので、
いつも一緒に帰っているりうらには申し訳ないが
先に定時で帰ってもらっていたのだ。
コイツは生粋のツンデレで
頭を撫でたり、『かわいいね』って褒めたりすると
『子供扱いすんな』と少し照れながら言ってくる。
そこがとてもかわいくて俺は大好きだ。
そんなりうらと俺は同棲している。
同性ということもあり、周りから色々と言われるのが
めんどくさいので会社の人間には
付き合っているとは言っていない。
桃 「 ずっと俺が帰ってくるの待っててくれたの? 」
赫 「 うんっ…… 」
赫はこくこくと頷くと、
俺に向かってばっと両腕を広げてきた。
桃 「 おかえりのハグ? 」
赫 「 ~ ~ っ//、そうだよっ 、言わせんな……/// 」
顔を赤らめながらそう言う赫。
なんて可愛いんだ。
桃 「 ぎゅ〜っ!! 」
まるで子供を相手にするように思いっきり赫抱きつく。
数秒の沈黙。
いつもみたいに『子供扱いすんな』と言われるかと
思ったが、今日は違った。
赫 「 頭なでて…… 」
自分から頭をなでろと求められたのは初めてだ。
いつもに増して積極的でかわいい。
そして今日の赫はどこかおかしい。
赫 「 桃くんはさ、赫のことちゃんと好き…? 」
やっぱり、今日の赫はおかしい。
桃 「 何言ってんの、大好きだよ 」
桃 「 ……赫、今日何かあったの? 」
赫 「 桃くんが赫のこと嫌いにならないなら
言ってあげる 」
桃 「 嫌いになるわけないじゃん、言ってほしいな 」
赫 「 それが、今日ね…… 」
~ 赫の回想 ~
今日もいつも通り会社でPCを操作していると、
デスクが左どなりのAが急にこんな疑問を
投げかけてきた。
同僚A 「 なぁ、桃先輩って彼女いんのかな 」
赫 「 なっ、なんだよ急に 」
急に自分の彼氏の名前を出されて心底吃驚する。
同僚B 「 あのビジュアルで頭いいんだぞ、
そりゃ居るだろ 」
Aの問いに答えたのは、赫とデスクが右どなりのB。
同僚A 「 まあそりゃそうだよな、居ない方が不思議 」
同僚B 「 俺、C子先輩と付き合ってると思う 」
同僚A 「 あー、それ分かる C子先輩かわいいし、
なによりあの2人よく一緒にいるもんな 」
両隣で自身の彼女について 熱く議論を交わされている。
当の本人は自分なのに、たまったもんじゃない。
そんなことを思っていると、Bがある方向を指さした。
同僚B 「 あ、噂をすれば 」
Bが指さしたその先にいたのは、
先程まで話題に出ていた2人、桃くんとC子先輩だった。
2人とも楽しそうに笑っている。
その瞬間、心臓がきゅっとなるのが分かった。
『男で素直に気持ちを伝えられない赫より、
明るくて可愛い女の子の方が
桃くんは好きなんじゃないか。』
前々から感じていた不安が一気に込み上げる。
その日はいつもより仕事がうまく進まなかった。
『もう今日は帰ろう』と定時で切り上げようとした時、
桃くんと一緒に帰らなければならないことに気づく。
今桃くんと話したらおそらく泣いてしまうだろう。
どうしよう、と悩んでいると、桃くんから
『ごめん!!まだ仕事が長引きそうで💦
赫は先に帰ってて!!明日は絶対一緒に帰ろう!
大好きだよ!』
とLINEが来た。 こっちの気も知らずにさらっと
『大好き』と言ってくる桃くん。
少し安心したと同時に、『この好きは本当なのか』という
不安が押し寄せてくる。
帰ったらちゃんと話してみよう、
と思いながら1人帰路についた。
回想終わり。
赫 side
桃 「 なぁんだ、そんなこと…… 」
安心したように表情をやわらげる彼。
勇気を出して、1番気になっていたことを
桃くんに聞いてみることにした。
赫 「 桃くんはC子先輩のことどう思ってるの…? 」
桃 「 ただの同僚だよ、
俺の好きな人は赫だけに決まってるでしょ 」
“好きな人”って。また簡単にそういうこと言うんだ。
赫 「 じゃあ、俺のこともう1回抱きしめて…… 」
桃 「 今日はほんとに甘えたさんだね 笑
んっ! ぎゅ ~ っ、 」
そう言って抱きしめてくれる彼。
自分よりも上背があって、
見た目よりも意外とがっしりしている。
会社ではいつもしっかりしていてかっこいいのに、
朝は赤ちゃんみたいにぽやぽやしていて
赫が起こしてあげないと起きれないとこ。
記念日はちゃんと覚えていて、
欠かさず祝ってくれるとこ。
たまに奇行に走るところも、
テレビ番組をみて大爆笑しているところも、
ベッドの上で出す甘い声も、
全部、全部赫だけのものなんだ。
赫 「 ねぇ、桃くん 」
桃 「 なぁに、赫 」
赫 「 赫、言葉だけじゃ満足できないな…… 」
赫 「 本当に赫のこと好きなら、 」
“ 今すぐ赫のことを犯して _ “
次回、Rあり
ここまで読んでくれてありがとうございました ^><^
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