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独占欲って良いですよね😏💞 照れるのが可愛くて可愛くて…🤤 続き楽しみに待ってます💓🤭
こんにちは、レイです。
特に書くことないです。
mcfw
付き合ってる
knmcの高校共学にしてます
この先伏字ありません
mc『』
fw「」
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knmc side
『終わった、、』
特に何の変哲もない平日の放課後。
今日は部活も収録も、恋人である不破くんとの予定も何も無い。
つまりこの後は完全にフリー。
忙しいのも大変だけど何も無いとなるとそれはそれで困る。
帰ったら何をしようか、復習でもするか、と考えていると妙に外が騒がしいことに気づく。
悲鳴というか…歓声?に引っ張られるように外へ目を向けると、正門近くに人だかりができていた。
『は!?』
しかもその中心にいるのは紛れもなく、不破くんだった。
『はっ、はっ…』
柄にもなく階段を全力で駆け下りて、廊下は全力ダッシュ。
2分とかからず人だかりの元に辿り着いたが、周りは女子生徒だけでなく男子生徒も沢山居て肝心の不破くんが全く見えない。
でも何を話しているのかははっきりと聞こえてくる。
[お兄さんかっこいいですね!]
当たり前だ。不破くんホストだぞ。
まぁかっこいいだけじゃないのも僕は知ってるけど。
[お兄さん誰か待ってるんですか?]
わざわざ正門にいる時点で分かるだろ。
と、聞こえてくる女子生徒の言葉に心の中で反論する。
我ながら幼稚だとは思うけど、恋人が僕以外に触れられているのは正直すごく不快だった。
不破くんは僕のだって大声で叫んでしまいたい。
流石にそこまで幼稚なことは出来ないけど。
[彼女とかいるんですか~?]
[居ないなら私とかどうです?]
そんな言葉が聞こえていよいよ我慢できなくなった僕は、人混みをかき分けて不破くんを呼んだ。
『不破くん!』
「あ!もちさぁん!!」
[…は?剣持?]
[なに、知り合いなの?]
不破くんの反応で親しい仲だと察したのか生徒の視線が一気に僕に集まる。
そんな状況で、僕は他の生徒に見せつけるように不破くんと言葉を交わす。
『不破くんどうしたの。今日は何も無かったよね?』
「いや~すんません。なんか急に会いたくなっちゃって」
何それ、可愛い。
『なら一緒に帰る?』
「!、いいんすか!?」
『勿論、不破くんなら』
「にゃは、やっちゃぁ~」
本当に嬉しそうに笑う彼は何回見ても可愛い。
僕はいつの間にか他の生徒に見せつけることも忘れただただ不破くんとの会話を楽しんでいた。
『じゃあ行こうか』
「は~い」
そこで、やっと他の生徒のことを思い出す。
まだ全員の視線が僕たちに集まっていたから
『不破くんが待ってたのは僕だよ』
という意味も込めて全員を嘲笑っておいた。
いやぁ、とてもスッキリしたなぁ!!
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『不破くん。次から一緒に帰る時は別の場所で待ち合わせしよう』
『それとちゃんと連絡して』
「あぇ、…ぁ、すいません、やっぱ迷惑でしたよね…」
『あ、いや違くて、ごめん。言葉足らなかった』
もういい加減言葉が足りないの直さないと。
『不破くんがキャーキャー言われてるの嫌だから、一緒に帰るなら別のとこで待ち合わせしよう』
「…嫌なんすか。俺がキャーキャー言われてんの」
『すっっごい嫌だ。不快』
「…ふーん、?」
『なに、ニヤニヤして』
「いや、もちさん独占欲出してくれてるな~って」
『そりゃあね。恋人だから』
さりげなく不破くんと手を繋ぎ、指を絡ませる。
「!、…なんか、恥ずいっすね、、」
耳まで真っ赤にして恥ずかしそうに、でもすごく嬉しそうに言う所が可愛くて、少しいじめたくなる。
『僕は嬉しいけど』
「なっ、なんか今日もちさんめっちゃ素直じゃないすか?」
「変なもん食いました?」
『失礼な、食べてないよ』
「そっすよね~…?」
『…ねぇ、不破くんは僕に対して独占欲とかないの?』
「え!?」
「ぅえ、え~…、…まぁ、ありますけど…」
『どんな?』
「どんなマジか」
「そりゃ…俺以外見ないでほしいとか、俺以外に触って欲しくないとか、色々…」
「…恥ず」
『へぇ~~?』
『もっとないの?』
「ッ、//」
「もちさんは!なんか無いんすか?」
「俺言いましたけど、!!」
『僕?僕はまぁ不破くんが言ったのもあるし、可愛いところもかっこいいところも全部僕だけに見せて欲しいって思ってるよ』
『不破くんを独り占めしたい。絶対他の人には渡さない、って』
…本当は、僕以外と話して欲しくないんだ。
流石に引かれるかな。
「…うおぉ…」
『どういう反応?笑』
「いや、思った以上に独占、って感じで…」
「めっちゃ嬉しいっす、」
『!そっか、笑』
2000字超え。
これ続きあります