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は?マジ無理、最高すぎて。 マジで文作るのうますぎませんか?? 遅くなってすみません💦 まじで好き
『担当執事達に愛される日々』
〜御奉仕致します、主様〜
FIRST butler シノノメ・ユーハン
私の朝は、ユーハンの声で目覚める。
『主様。起きて下さい。』
『ん〜…後、5分…。』
『ダメです。今の私は心を鬼にしていますよ。』
私は主様の毛布を剥がそうとする。
『やだ〜。』
『ダメです。主様を起こすのが私の仕事です。』
『む〜。』
ぽいっ!ぽいっ!
ベットの中にあるぬいをユーハン目掛けて投げる。
『あ、コラコラ。ダメですよ。いたっ。』
『寒いから出たくない…。』
『…全く。分かりました。…失礼します。』
『え?失礼します……?』
ユーハンは私のベットの上にまたがる。
『熱くなれば…ベットから出ていただけますか?』
『ち、近い……っ。』
ユーハンの吐息が耳にかかる。
『おやおや……耳まで赤くしてしまって。可愛いですね、主様。 』
『ゆ、ユーハン…っ。も、もう起きるから…っ。』
『ふふっ。いい子ですね。』
ユーハンは私の頭を撫でる。
『お支度を致しましょう。こちらへ。』
ユーハンに椅子に座るよう促される。
『御髪を梳かせて頂きます。』
『ありがとう。』
慣れた手つきで支度をしてくれる。
『では、食堂へ参りましょうか。』
『うん。』
『本日の朝食は私が作らせて頂きました。白ご飯に豆腐とわかめの味噌汁。紅鮭に玉子焼き。ほうれん草のおひたし、きゅうりのお漬物。和食御膳です。』
『美味しそう…。』
『召し上がれ、主様。』
主様は美味しそうにご飯を食べる。
(ふふっ。お気に召されたようで何よりです。)
『今日はお仕事ですよね?』
『うん。夕方には戻ると思う。』
『かしこまりました。主様のお帰りをお待ちしておりますね。』
『うん、ありがとう。ユーハン。』
私は主様を送り出し、別邸に戻る。
『さて、私もお仕事をしなければ。』
他の執事の皆さんのサポート。そして鍛錬。
おやつにあんまんを食べ、主様が帰ってくるまでの時間を過ごした。
夕方。
『ただいま…。』
『おかえりなさいませ、主様。』
『ユーハン…。』
(主様元気がないようですね……。)
『どうかされましたか?主様。私に話してください。』
主様の部屋に行き、お茶をだす。
『仕事で…失敗しちゃって、上司に怒られちゃってさ。私ダメダメだなぁ。』
『…そんなことありません。主様は頑張っておられます。私は知っていますよ。主様がお仕事を頑張っているのを。私の前では気を楽にしてください。私は貴方の執事なのですから。』
『ユーハン……。うん、ありがとう…。』
私は主様を抱きしめる。
『疲れたなら少しお休み下さい。夜ご飯に起こして差し上げます。』
『うん…。』
主様をベットに寝かせる。
『おやすみなさいませ。主様……。』
私は主様の頭を撫でる。
『ロノさん。今日の夜ご飯の事なのですが…。』
数時間後。
『主様。夜ご飯が出来ました。ロノさんに頼んで主様の好物にしてもらったんです。』
『この匂いは…オムライスに…コンスープ…。サラダもある。』
『デザートにはガトーショコラの用意もありますよ。』
『ユーハン……私の為に?』
『えぇ。』
『ふふ……。嬉しいな。ありがとう。』
主様の笑顔を守るのが私の役目。
辛い時も悲しい時も私がそばにおりますからね。
『ユーハン、眠るまでそばにいて欲しい。』
『えぇ、もちろん。』
主様に毛布をかけ、ポンポンと叩く。
『主様はいつも頑張っておられますよ。いつも本当に頑張っていますね。私はちゃんと知ってますよ。』
『_( ¯꒳¯ _ )ウトウト』
『ふふっ。おやすみなさい。主様。』
パタンっ。
『主様の寝顔…可愛いですね。ホントならもっと見たいところですが……なんて、執事としていけませんね。』
コツコツ…。
次回登場する執事
ヒント 辛い料理大好き 家事が壊滅的
(ほぼ答えやん)