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コメント
2件
好きすぎるタコニックを見れて幸せです…🤦♀️︎💕︎
- ̗̀⚠︎ ̖́-
hsrb × inm
若干hsrbさんヤンデレです
MOB一瞬だけ出ます
hsrbさんがinmさんのことめっちゃ好きです。
hsrb→→→→→→→→→→→→→←←inm
ぐらいの割合
付き合う数日前ぐらいのイメージで書いてます
hsrb視点
ライの笑顔に救われたことがある。
あの太陽のような眩しくて周りがすべて霞んでしまうほどの光を持つ穢れのない笑みに。
俺は変身した時、片目が宇宙になるし左腕辺りに口もできるだから救援を行っていると怖がられてしまうことが多々あって、石を投げれることもあった。
それでもヒーローは市民を助けなくては行けなくて。
心が壊れそうになった時、テレビでヒーローインタビューをやっていた。
彼は相方がコメディアンということもあり一緒にテレビに呼ばれることが多々あった。
その時仲良くなった方が呼んでくれたのだと今日の彼が笑いながら拠点を出ていったのを覚えている。
今は彼が俺達の話をしてくれていた。
「ライくんはDytica所属のヒーローということで、Dyticaのイメージに着いて聞いてきたVTRがあるのでまずはそちらをご覧下さい!」
〜視聴終了〜
「さっきのイメージについて、これは自分から見て違うなってところは何かありますか?」
「Dyticaのイメージ、今回もそうだったんですけど聞いてみるとみんな怖い!って言うんですよ、
それこそ俺もOriensのマナと一緒にテレビに出して貰えるようになる前は怖いとか、機械についても色々言われることがあったんです。
今はあんまりそんなことないんですけどね、笑
俺は、みんな優しくてかっこいいヒーローなのに。って、思うんです。
でもきっとそれは俺がみんなとよく話してるからそう思うだけで、初めて戦場で会ったからこそ、見た目で判断しちゃう人が多いと思うんです。
なので、みんなの事を知ってくれたら嬉しいなって思うんですけどみんなテレビ出たがらないんですよね笑。
3人の中でも特に見た目で判断されやすいのが星導で、よく怖がられてしまってて、
それこそ見た目は怖いかもしれませんけど見た目より何倍も優しいです。
なので、話しかけてみてあげてください。
案外下らない冗談言ったり、俺が言った下らない冗談とかで笑ってくれたりする優しい奴なんです。笑
それに、助けて欲しいって勇気を持って声を掛けてくれた人のことを蔑ろにするような奴はDyticaには居ません!」
なんて笑いながら言っていて、ライがその時から慈愛に満ちた笑みをすることが増えた。
でもDytica以外の前だとしない笑い方。
それが自分に向けられた笑いに見えてすごく嬉しかった。
だから今、目の前に居るライの目がいつもの綺麗な宝石のような目ではなく真っ黒に染ってることが許せない。
ここまで追い詰めた奴を処分しなくては。
単独犯では無いのは分かったので他の情報を得てから色々動き出すとしましょうかね。
なんてもう既に誰かわかっているのに分からない振りをしてみる。
でも、あの人達も残念ですね。
若いのにもう希望ある未来が閉ざされてしまうなんて、哀れですね。
ねぇ、オトモ?
あれ、今日はご機嫌ななめですか?
少しくらい主人の話を聞いてくれてもいいのに、仕方ないですね。
とりあえず、ライのメンタルケアから…ですかね。
「ライ、俺の声聞こえますか?」
「…。」
何も言わずに少し俯いていた顔を上げてくれる。
「聞こえてそうですね、今宵はよく冷えるそうです。
なのでもし良ければこちらをどうぞ。」
なんて言ってからいつも俺が着ているふわふわで長めのカーディガンを肩にかけてあげると少し目を見開いたあとカーディガンにゆっくりと袖を通して嬉しそうにはにかんでいた。
「…ふわふわ、。」
「……ライはやっぱり白が1番似合いますね」
「ありがとう、?」
柔らかくてもこもこした材質で出来ている真っ白いカーディガン。
ライを守るために少しおまじないをかけたカーディガン。
もともとライが着ていたパジャマがゆるい感じのライのイメージカラーの入ったセットアップだったから白が映えるようになっていた。
おまじないがライに効きますように。
そう思いながらライをびっくりさせないようにゆっくりライに1歩近づいて手を差し出す。
「ライ、ここでは冷えるので今日は俺の部屋で寝ませんか?」
「……ほしるべのへや?」
「そうです、俺は少し出てしまうので寂しい思いをさせてしまうかもしれないですけど帰ってきたらすぐ俺がライの元に行けるようにしたいので俺の部屋で寝ませんか?」
「、ぅん。ほしるべのへゃでねる。」
「ありがとうございます。
ライ、今歩けそうですか?」
「足に力入んない……。」
「じゃあ失礼しますね。」
なんて言って向き合う形で抱っこする。
可愛らしいお顔が見えたと思ったら俺の肩に顔を埋めてしまった。
「るべ、たかぃ。」
「怖いですか?」
怖いのかと思ったらそうじゃないらしい。
「うぅん、たのしい。」
「それなら良かったです。」
「るべ、いいにおいする。」
「本当ですか?嬉しいです」
なんて笑えばライも嬉しそうにくふくふと笑っていた。
あぁ、なんて愛らしい人なのだろう。
やっぱりライは俺の太陽で天使だ。
いつものライの笑い方も好きだけどくふくふというのが似合う笑い方も可愛らしくて好きだ。
最近くふくふと言う笑い方をするのが俺と2人の時だけだと言うことに気づいてすごく嬉しくなった。
そんなことを緩く思い出していると部屋に着いたのでベッドにライを下ろす。
俺が選んだ自慢の家具達が並んでいる部屋に人を入れるのはライが初めてだ。
周りに夜空のような色のカーテンが着いている豪華なベッド。
フレームは全て少し錆びた黄金色の様な色で統一されている。
全ての家具が夜空のような色と少し錆びてしまっているような黄金色で統一されている。
部屋にあるのは全て豪華な家具。
ベッドや机、椅子、本棚、棚ぐらいしかないが装飾に使われている絵画が壁にかかっていたり棚の上には花が花瓶に飾られていたり机の上にはロウソクのようなものがあったりなどだいぶオシャレな部屋になっている、はず。
ライの好みに合うといいけど……。
なんで少し怯えながらベッドにライを下ろすと少し部屋をキョロキョロと当たりを見回してからこちらを見て口を開いた。
「るべのおへや、おしゃれだね。
びじゅつかんにかざられてるびじゅつひんみたい。」
なんて笑っていた。
やっぱりライは天使だ。
自分が人からの悪意で傷ついて、傷だらけになって1人ではもう立ち直れなくなってしまったのにそれでも周りを大切にし続けている。
いつか、いつかライの心が完全に壊れてしまう前にライのことを、ライの大切にしているものをバカにする人達を宇宙に捨てていかなければ。
それができるのは俺だけなのだから俺がやらなきゃいけない。
愛しのライを傷付けるものは許さない。
そう思ってベッドに座っているライの前に跪いていたのをやめて立ち上がるとライに服の袖を軽く引っ張られた。
「るべ、ちゃんとかえってくる?」
「、もちろんです。
帰ってきたらライと一緒に寝てもいいですか?」
なんて聞けば聞いてきた時には少し暗かった顔がぱぁっと明るくなる。
「もちろん!!おれ、るべがかえってくるのまってる!」
なんて少し舌っ足らずに言われてしまえばもう既にライのことをもっと好きになってしまう。
「それなら、早く終わらせて帰って来ないとですね。」
なんて笑っていえば嬉しそうに微笑んでいて。
でもその笑い方があまり見ない笑い方で少しびっくりする。
そんな笑い方できたのか。
「まってるね、」
すぐ帰ってこなくては行けなくなったさて、どうしようか。
ライを待たせすぎる訳には行かない。
早く終わらせて帰って来たいが足が早い訳では無いのでどうしたものかと考えながら早歩きをする。
今夜は満月だ。
たまには知り合いの白狼にでも依頼をしてみるかと思い暗殺組織の方に連絡を入れると意外とすぐ返信が帰ってきた。
『割引はねぇけどそれでもいいなら勝手にどーぞ。』
なんて言われたのでありがたく依頼をする。
ライが俺の事待ってるので。なんて送れば途端に連絡が来なくなる。
貴方も大概分かりやすい人ですね。
拠点を出てからも考え込んでいたため拠点を出てから既に1時間が経とうとしている。
早く待ってくれているライの元に戻らなくては。
今日はシャワーにしましょうかね。
髪はまぁ、俺の右目の宇宙の中にある太陽を使えばすぐ乾くでしょうし、すぐ着替えてライの元に行って安心したい。
だって今日のライは酷く不安定なのだから。
なんて言い訳を思い浮かべてみるが結局はライと共に寝たいだけだ。
まさか了承されるとは思っていなかったけど。
もしかしたらライも俺の事が好きなのかもしれない。
今度のディナーで想いを伝えてみるのもありかもしれません。