視点 tg
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今日は登校1人かぁ… 2人して体調崩して… 俺今日大丈夫かなぁ、??
今日の登校は一人、話す相手も居ない。、こんなことなら看病したかったな…
看病はいいから学校に行きなって…けちゃ兄とあき兄の体調心配…
そんなことを考えていれば、学校に着いた。
その時、一軍女子とぶつかってしまった。いや、ぶつかられた。
「ねぇ?痛いんだけど~?どーしてくれんの??」と一軍女子が言う。
「あぅ、えっと…」
どうすればいいのかわかんない。言葉が出ていることだけでも奇跡なのに。
何を話せばいいのだろうか。発言をしようとしても、口がそうしない。こうしようとしない。動かない。
そんな絶望的な時、 「ねえ?」と声が聞こえた。
顔を見ると、生徒会長のatくんだった。
俺は驚いて声が出なかった。
「君がこの子にぶつかったでしょ?俺見てたよ。」とatくんが言うと、一軍女子はすぐ謝ってどこかへ逃げて行ってしまった。どこか興奮してたかも(
「大丈夫?」という、優しい声だけが俺の耳に響いた。
「喋れてなさそうだったけど… 何かあった?」と聞かれた。
俺、この人なら全て話せそう、。