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悠「リンク」
俺は異世界から京都の廃ビルへと転移した
窓に駆け寄り、見下ろすとクライス達が激闘を繰り広げている
悠「クソ、遅かったか…!」
カチャリ…リボルバーの残弾を確認する
もう余りの弾はない、あと5発…
バン!
突如、銃声が鳴り響き、頬を大きな銃弾が通り抜ける
悠「な…!?」
頬から血が滴り落ちる
名取「やぁ、君がここに来るとは」
悠「お前は…!」
名取「地球はもう少しで滅びるんだろう?その前にこの国へ里帰りしたくてねぇ」
悠「のこのこ戻ってきやがったのは誤算だったなぁ、お前はここで死ぬからよ」
名取「やってみたまえ」
名取はスナイパーライフルを構えて俺に撃った
その瞬間、おれは即座に瓦礫の岩に走り、身を隠した
名取も壁に身を隠し、攻防戦が始まった
悠「クソ…この5発で奴を殺せるか…?」
名取「何をぶつぶつ言ってる?」
バン!と名取は岩の先端を吹っ飛ばした
悠「もうこの岩も耐えられねぇ」
集中するんだ、リンクで奴の背後へ転移できないだろうか
悠「やるしかない、リンク!」
名取「な…!?」
悠「おぉら!」
奴を羽谷締めにして締め付ける
ぎゅううううう
名取「ぐ、ぐぁああ!!」
みるみるうちに名取の意識は飛んでいく
悠「このまま折ってやろうか?あ?」
名取「やれるものならやってみたまえ!」
おれの拘束を振りほどき、振り返って殴り飛ばす名取
悠「ぐはぁ!」
名取はポケットナイフを取り出し、のけぞった俺に向かって走ってくる
悠「おぉら!」俺もすかさずナイフを取り出し、キン!とナイフの刃がぶつかる
バァン!
俺は一瞬の隙を突き、拳銃で奴の腹に穴を開けた
名取は倒れ込み、血を流す
悠「じゃあな、殺人鬼これで終わりだ」
名取「釜野君にもよろしくね…」
グサリ…と奴の首にナイフを刺した