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是非コメントよろしくお願いします!
「結晶ゲーム…?」
「はい。まあ正確にいうと【結晶『デス』ゲーム】。ですかね。」
デスゲーム…?もしかして…
「ルールは簡単なものです。【ワタシに逆らわない】【最後の一人になる】。
そしてー」
「参加者さんの共通点を知ること。これだけです。」
ーやっぱり。共通点はあるんだな。
「そしてゲームの内容はー」
「殺し合いです。」
「ころ…え?」
なんか察してた。デスゲームである以上死人が出るくらい。
その冷静さが裏目に出た。
「お前…なにか知ってるんじゃないよな。」
「えっ!?」
「なーんか冷静だよな。怪しいぞ~」
「い、いや違うよ…ただの漫画の見過ぎだから…こうゆうのはよく見てるし…」
騙し合いが繰り広げられる中、GMらしき人が話を遮る。
「皆さん静粛に!」
大きな声が響く。その声に驚いた皆は、目線をモニターに向ける。
「静かになればいいんです。また、特別ルールとして【能力の結晶】を用意しました。これは、1時間だけ能力が使えるようになるというものです。」
能…力。そんなものが僕に使えるのだろうか。
ーGMがキラキラとした赤いものを見せる。
「例えばこれなら…炎関連がメインですね!そんな感じです。」
「それではスタート!と言いたいところですが…質問コーナーを設置しようかと!
真相に関係するもの以外なら何でもお応えします。」
皆が困惑する中。僕は手を挙げる。
「共通点を探るのは、なにかヒントがあるんですか?また、それで出れるのは一人ですか?」
「…答えはYESです。
じゃあ他の方の質問はなさそうなので…」
『協力も自由、単独行動も自由。ただの殺し合い【結晶ゲーム 】。スタートです。』
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始まってしまった。殺し合いが。
ーまずは能力の結晶を探そう。そう考え僕が足を上げるとー
「あの…」
「!?」
反射的に配布された銃を構える。それを見た少女は、
「ちょやめ!ただの質問や!もしかして…星霜高校の人だったりする?」
「え…そう…ですけど…」
「だよな!」
「なんで知ってるんですか?別に有名なわけじゃないのに…」
「え嘘!知らないん⁉テストの順位、結構高いんやで?」
「…そうなんですか。」
「あっそう言えばな、立花さんがな、一人死んじゃったら、皆集まってほしいんだって。殺人を起こすような人を放って置きたくないらしいで。」
「…そうですか。わかりました。それじゃ…」
僕は席を立とうとする。するとー
「ちょいまち!」
「え…なんですか?」
「キミさ、どうやって外に出たい?」
「…そりゃあ…誰も殺さずに共通点を見つけて出たいですよ。」
「おぉうちの同じや!だからさ…」
「だから?」
「協力、せえへん?」
【あとがき】
再褐です。セリフが抜けてました。すみません。
廻ちゃんの関西弁は私が適当に書いてるんでエセが多いです。ごめんなさい!