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「ありがとう八門さん…ご祈祷にまで付き合ってくれて…」
「いえいえ。今日はあれで最後でしたね?。祭司様もお疲れ様でした…」
紅白の神前装束を身に纏った青黒い髪の美女がにこやかに言ってくれる。臨時要員として雇われてからは二年目、そして彼女の下で働き始めてからもう三ヶ月に入った。やっと明日からはアルバイトでもなくなる。何かと指導してくれる彼女の凛とした袴姿に、あらためて背筋が伸びる想いだ。
「さて。今日は『お告げ』を頂いています。お清めをしないとですね…」
「了解しました。しかし着替えが無いので…帰宅しても良いですか?」
ここは地元で知らない人がほぼいないとされている獅子皇大社。約2000年前に建立されたとゆう鎮守の要の社らしい。敷地内に位置する建物の座標にも意味があるそうなのだが神話レベルの話だ。検証はされてない。
高校退学からバイトとして雇ってもらっている。しかしその肝心な雇い主である宮司様とは未だに直接会ったことが無い。 いや正確には会ったことがあるのだが顔を知らないだけだ。簾越しの面接だったからなのだが。
そしてこの大社の宮司さまは女性であること以外は公になっていないらしい。年に2回の大祭にだけ姿を現すそうなのだが…会えるのかは微妙だ。もしも会えたなら改めて礼を言いたい。生き方を授けてくれたのだから。
「ダメです。…先ずは離れでお清めを。着替えなら予備がありますから…」
「…はい。わかりました…(お清めかぁ…1人の時は楽だったけれど…)」
抜かずの2発だったが遅刻はギリでしなかった。今日は吉日なせいもあってか、ご祈祷の予約が朝から三つもあったのだが全て滞りなく済ませることもできた。普段は守人として建物の保全や掃除などに明け暮れているものの、催し物の時には祭司さまのお手伝いをしている。いわゆる助手だ。
「ほらヤツカド君?。恥ずかしがっていないで私の眼の前に来なさい…」
「はぁ。それでは失礼します。(うう…拷問だよコレ。いろんな意味で…)」
神社の敷地の端っこにある離れの部屋。その広い浴室で俺と祭司は身を清めている。『神からのお告げ』を拝見する前の儀式だ。お互いに一重な白い湯衣を着て湯船に浸かっているのだが、俺はなかなか慣れずにいた。
十畳ほどの浴場には掘り込み式の木製な湯舟が横たえている。源泉かけ流しで、詰めれば一度に10人くらいは入れそうな大きさだ。床も壁も天井も白木造りで、高い位置に横長な木の窓があり、この薄暗さが逆に良い。
「やはり女との湯浴みは慣れませんか?。しかも二人きりですものね…」
「はい。お清めとは言っても緊張します。それに何だか申し訳ないし…」
「いったい何が申し訳ないのです?。…私の衣が透けてるからですか?」
「…す、すみません。やっぱり…目のやり場に困ってしまいまして…」
「ふふふ。案外、可愛いところもあるのですね。別に良いのですよ?見ていただいても。……もっとも……興味があれば…の、お話しですけどね?」
「あははは…。(実に興味深いけど…直接の上司とはちょっと…な…)」
浴室の角に高く積まれた木桶と木の椅子が何となくな風情を感じさせる。恋人の愛夜との入浴ならばふざけあったりもできるのだが、これは神聖な儀式だ。しかも眼の前の美女とは恋仲でもない。やはりスゴく緊張する。
彼女の名前は白銀霞《シロガネ・カスミ》年齢、生年月日は不明。俺の目には九龍愛夜と同じくらいに見える。そしてその美貌やプロポーションもまったく彼女に引けを取らない。違いと言えば…エロさの濃度くらいか?
「………。」
「……………。(なんだ?。随分と難しい顔をしてるけど…)」
お清めを済ませた俺達はいったん作務衣に着替える。離れの真ん中に位置する畳敷きの広間へと入室した。窓の1つもない密閉された空間だが天井の高さが圧迫感を打ち消している。会議室としては悪くない部屋だろう。
俺達は朱色の和造りな円卓を挟んで腰を下ろした。その真ん中に置いてあった巻き手紙をくるくると伸ばした白銀霞が、狭い眉間に薄い皺を刻み始める。どうやらとても難解な御告げが降りてきたらしい。これはヤバい。
「ふぅ。どうぞ目を通しておいてください。私はアチラの部屋にいます。それを読んだらすぐに来てください。…集中力を高めましょう…」
「はい。(つまり闇のお仕事依頼って訳か。…この名前は!?。ふっ…)」
俺は手渡された手紙にサラッと目を通してから円卓に戻した。するとその手紙は一瞬で燃え散る。この手紙と同じように今夜だれかの命が尽きるのだ。依頼主は『神』。そのお告げは確実に…完遂されなければならない。
俺は二年前に死神としてスカウトされた。表向きは獅子皇大社の守り人として勤めながら、闇ではその神の使いとして暗殺に従事する。『呼吸や思念による肉体の超強化』それがあの事件で目覚めた俺の特殊スキルだ。
「はぁ。はぁ。はぁ。うくっ。……はぁ。はぁ。はぁ。…ん。んんっ……」
「…………。」
四角い行灯が仄かな灯りを零す和室に据えられた低く広いベッド。その上で全裸の女が薄い腹を撓らせながら妖艶に喘いでいる。見下ろす男の頬を両手で大切そうに撫でながら、ビクビクと尻や背中を痙攣させていた。
「はぁはぁ。これで二度目だとゆうのに慣れないものですね。…でも少しだけ…コツを掴んだ気がします。…はぁ。はぁ。はぁ。はぁ。くっ!?…」
「霞さん、もっとゆっくりでいいですよ?。瞬間的な強い快感よりも断続的に続くユルい快感が女性には良いそうです。…ほら…こうして。…ね?」
九龍愛夜と言い白銀霞と言い、どうしてこうも肉体の相性が良いのだろうか。唇を重ねるだけで乳首を勃起させ、愛蜜の大洪水を起こす二人の美女はもはや俺の宝物だ。しかし愛夜には絶対に言えない。きっと殺される。
図らずも処女を捧げられてしまったカスミとのセックスは、未だ戦々恐々ではあってもそれは相手を思っての事だ。強い刺激は女性の体を強張らせ痛みにさえ変わってしまう。彼女も初めて時はとても怖い思いをしたらしい。初体験な騎乗位だったせいで……臍の上まで入れてしまったそうだ。
「くふっ!?。あっ!あっああっ!。あっ?あっ?あえっ?。ひっ?。はぁあっ?。そっ、そんな。あっ♡あああっ♡。そ!そこはダメッ♡ひ?」
だからこそ俺は無茶をしない。アダルト動画のような腰つきでガンガン攻めれば、色んな意味で男は気持ちよくても女性の身体には毒でしかない。AV女優が短命だとゆう事実を御存知だろうか?。望まない快感は男女ともに心臓に過度な負担を掛ける。特に使い回されるAV女優は悲惨だ。
「カスミさんは良くなってくると入り口がきゅうって閉まるんです。だからこうして…入り口をゆっくりと擦ってあげるほうが。……どうですか?」
「ひっ!あっ!あっ!あっ♡。…きっ!来ますっ!。あのビリビリが!。あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡んんっ!んひゃあっ?。んんんんんーっ♡。あっ♡あああっ!。いっ!逝っちゃうっ!。あっ♡あああああーーーっ♡ 」
下敷きな俺からじっくりと膣を擦られ、子宮を突き上げられては悶絶している彼女の尻を揉みしだく。俺の腰の動きで上下に弾む形の良い乳房を眺めながら動きを早めた。 挙がる嬌声と窮屈な膣から溢れ噴き出す愛蜜。
尖った桃色な乳首と乳房を弾ませながら、仰け反り身悶え喘ぎ続けた霞も
何度目かの絶頂を迎えて遂に動けなくなった。挿入されたまま見下ろすその表情たるや淫猥ながらもやはり美しい。涙目なのに降りようとしない。
「はぁはぁはぁはぁ。…惚れてしまいそうです。…いいえ…惚れました。…ヤツカド……いいえ、コードネーム・レオ。…今から私は…専用の穴です」
「コードネーム・バレット。穴とか言わないでください。せめて…愛人とかにしておきましょう。俺に恋人がいることは知っているんですよね?」
「はぁはぁ…そうですね。では専用のラブ・ドールとゆう事で。んぁ♡。次は後ろ向けでも良いですか?。…この際、んんん♡。楽しんで下さい」
「え〜と。では…(いやいや!集中力を高める為じゃなかったのっ?)」
コレが闇に紛れる前の、お互いの集中力を最高に高める行為だ。雇われた当初の俺は単独行動で何とか熟していた。しかし目標が複数人だとどうしても時間がかかってしまう。時間がかかればかかるほど汎ゆるリスクが高まる危険を考慮した『告げる神』は俺に白銀霞とゆう相棒を授けたのだ。