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妊婦健診も何度目か過ぎ
姉のお腹の子は待望の男の子だと分かりました
「やった男の子だってさ」
【良かったやん男の子ほしがってたもんね!】
「また女だったら最悪だったわ」
【まぁまぁ】
姉の言葉も華麗にスルー出来るようになった頃
姪っ子との生活はめちゃくちゃ順調で歩くことが大好きになってまた更に可愛さをまして私はメロメロです
ゴミもゴミ箱に運んでくれて姪っ子はよく笑う良い子です
数ヶ月後
姉は臨月になりました
この頃姪っ子に話しながら歩くのが日課でしたお散歩です
【知ってる〜?姪っ子ちゃんは今度お姉ちゃんになるんだよ?】
[えーやだ!]
【そうだよね〜】
なんて言いながら姪っ子がお姉ちゃんになることを伝え続けました
いきなりお姉ちゃんになったらびっくりしてしまうからね
私はゆっくりと姪っ子の心を満たしながら解していきました
「産まれるかもしれん」
早朝メールが届きました
急いで姪っ子を起こし母にコンタクトとります
〔そんなに早く産まれないでしょゆっくりいこ〕
【そうだよね姪ちゃんの時めっちゃ時間掛かったもんねー】
30分後
「無事産まれたわピース」
何と姉はスピード出産したのでした
母と私と姪はタクシーで急遽病院へ
〔あのー?今朝娘が子供産んだんですけど?〕
はぁ?時間外なんで面接出来ないですねお帰りください
なんと慌てて行ったのに会えませんでした
仕方ないので公園で姪っ子と遊んで時間を潰してからもう一度向かいました
「気持ち悪いからあっちにやっといて下さい」
病室に行くと第一声がこんなでした
母と私と姪っ子で覗き込むととっても小さい可愛い男の子がいました
甥っ子です
姉は無視し母と私とサポートしながら姪っ子で甥っ子を抱きました
かっ…可愛すぎやろがおい
心で叫びました可愛い甥っ子に姪っ子もメロメロです
〔産まれたから適当に帰って良いよ〕
姉は冷たくなりました
毎日病院に姪っ子を連れて行く日々が始まりました
毎回母と私と姪っ子3人で病院に行っていたある日事件が起きます
[ママといるのー!]
〔分かったじゃあばぁば達は近くに買い物に行くからママのとこいようね〕
母と私は2人で買い物に出ました
病院へ姪っ子を迎えに行くと
泣いていたのです
〔どうしたの?〕
[痛いよーあーーー]
【おいで抱っこしようね〜】
「ふざけんなよ家族3人(新しい旦那と姉と甥)だけの時間なのにこいつ(姪)連れてきやがって勝手にベットから落ちるしよ」
〔あんたが見てないからでしょ!もぅ帰るから!〕
姉は旦那といたいばかりに姪っ子を無視していたみたい
幸い怪我はなかったけど病院でギャン泣きするほどの怖さがあったと
未だにあれは姉が落としたと私は思っています
可哀想な姪っ子に帰りにいっぱい美味しいもの買って帰宅しました
甥っ子が生まれて嬉しい反面姉には失望する毎日が始まりました