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小屋に戻ると入れ違いにシャーフが皿洗いをしに出て行った
「そういえば、私はどこで寝ようかな」
今までシャーフが1人で住んでいた小屋、勿論ベッドは1つしかない。
少し考えた後バッグからレジャーシートを取り出し部屋の隅の方に広げ寝転んでみる
「森の中で寝転がった時は柔らかい土の上だったから良かったけど、木の床だと流石に痛いかも⋯」
他の体勢も試してみるがどうしたって硬いし痛い。だがしかし、すぐに睡魔が襲ってきた。
色々あって疲れて居たのだろう、そのまますぐに寝てしまった。
目を開けると見慣れない天井、数秒考えシャーフの小屋に泊めてもらった事を思い出す
寝心地が良く、二度寝しようともう一度目を閉じた。
(あれ?)
“寝心地が良い?”
確か昨日は硬い床で寝たはずなのに⋯
思わず飛び起きて自分の寝ていた所を確認する