💛「ただいま」
言いつつ、開けた玄関は翔太の家。
家の主はソファで丸くなって頭からブランケットをかぶって寝ている。
💛「ただいまー」
💙「ん〜…ウルサイ」
💛「うるさいじゃねぇよ起きろ」
一呼吸おいて、塊がガバッと起き上がる。
頭からブランケットがはらはらと落ち、腰に纏っただけの、パンツ1枚にブランケット姿の家主…翔太が姿を現した。
💙「照!」
俺の姿を確認した翔太はパッと笑顔になり、殺風景な部屋に花が咲く。
仕事で海外にいて、付き合い出してからは初めて長く会わなかった。
💛「ただいま、おいで翔太」
💙「照、照」
素直に飛び込んで抱きつき、スリスリ甘えてくる翔太。
寂しかったんだなと思うけど、言ったら否定して拗ねるから黙っておく。
💙「いつ帰ってきた?」
💛「さっき。帰国したその足で来た」
💙「連絡しろよな。まぁいいけど」
すぐこういう態度をとる。でも、『早く会いたかったから』なんて言うと恥ずかしいわバカと言いつつ頬を染める。
白肌が染まる様子が可愛くて仕方ない。
💛「て言うか、その格好何だよ」
💙「いいだろ別に…」
💛「もしかして、誘っ」
💙「誘ってないし!もう知らん!」
へそを曲げた。
翔太の感情は、ジェットコースターみたいだ。
人によってはトゲトゲしているように感じて、近寄りがたいとか付き合いきれないと言われるけど、俺は見ていて飽きないしこの起伏が翔太の良さ、可愛さ、人間としての面白さだと思っている。
さて、目の前の可愛い翔太はまた真っ白なブランケットをかぶり大福みたいになってしまった。
💛「美味しそうな大福」
💙「誰が大福だ!」
💛「あ、白あんが見えた」
💙「うるさい!!」
またブランケットをかぶって大福に戻った翔太に乗っかる。
💙「重い、降りろ」
💛「だって美味しそうなんだもん」
腰のありそうな所を手で撫で下ろすと、大福がぴょんと跳ねる。
💛「食べちゃおっかな?」
💙「…バカ……」
固く丸まっていたシルエットが緩んだので、ブランケットをめくって中に潜り込む。
狭い!と文句を言っていたけど、髪を撫でてキスをしたら翔太から舌を入れて応えてきた。
💛「早くこうしたかった」
💙「ん〜、いいから早くしろ」
甘い言葉をかけると翔太はすぐ恥ずかしがる。いつもは機嫌を損ねるからあまり言わないようにしてるけど、久しぶりに会ったから俺も言いたい気分だ。
💛「翔太可愛い」
💙「なんだよ、やめろ」
💛「久しぶりに見たけどやっぱり綺麗」
💙「おい!」
💛「顔真っ赤じゃん」
思わず笑ってしまう。
翔太は前に酔って機嫌が良かった時『照の笑った顔が好き』と言っていた。
俺の笑顔にはめっぽう弱いらしく、今も笑って見せたら唇を尖らせて黙ってしまった。
💛「夜何もない?」
💙「…サウナ行きたいくらい」
💛「一緒に行こうか、じゃあそれまでゆっくりしような」
💙「うん……」
2人してブランケットを頭までかぶったまま、汗だくになって愛し合う。
ゆっくりするとは何だと言った所だけど、翔太と触れ合うと癒されるんだから仕方ない。
サウナに行って、焼肉も食べた帰りのタクシーで俺に凭れかかって半分寝ている翔太が
💙「フルコースだぁ」
と呟いたのが俺にとっては何より嬉しかったし、家に帰ってこのまま寝られると思うなよという悪戯心も芽生えさせるのだった。
終
コメント
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なんでパンイチなんですか?先生
しょっぴー、わがままで大変そうだけど しっかり愛情を感じれるから かわいい💖
確かにしょっぴーの感情ってジェットコースターだよね〜すごい納得👏自分から答えるなんて可愛らしい😆