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テラーノベル(Teller Novel)
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すれ違い。


注意

オメガバースパロ










スタート














何故か彰人が怒っている。

いや、怒っていると言うよりかは拗ねている。

何に拗ねているのかは分からないが様子を見ていれば大体分かる。

すっっっごく。拗ねてる。




☕「彰人。」


🥞「…何」


☕「怒っているのか?」


🥞「怒ってないし。話しかけんな。」


☕「怒ってるじゃないか。」


🥞「怒ってないから!もうこっち見ないで。」


☕「…わかった。」





んー、。この様子じゃなんとも言えないな。俺の聞き方が悪かったな。

そういえば昨日彰人はヒートが来た。それに何か関係が…



☕「彰人。昨日俺は彰人になにかしてしまっだろうか。教えてくれたらちゃんと謝る。おしえてくれないか?」


🥞「……うなじ、」


☕「ん?」


🥞「うなじ…噛んでくれなかった、から嫌だったの、」



そうだ。前から彰人は俺と番になりたいと言っていた。けどまだ心の準備が…など言って避けていたがそんなに彰人は考えていたのか…


☕「すまない。彰人はちゃんと番の事考えていてくれたのに…。でもまだうなじを噛んでやることは出来ない。ごめんな。」


🥞「っ…なんでっ…なんでっ…」


☕「彰人のことを思って言っているんだ。ごめんな。」


🥞「そんなの俺のためじゃない!俺のためだったら噛んでっ…なんでっ…。」


🥞「もしかして本当は俺の事好きじゃないのか…、?嫌いだからなりたくないのか、?(泣」


☕「そんなこと言ってない!俺は彰人の”体”のことを思って言ったんだ!」


🥞「もういい!冬弥なんて知らねぇ!泣」



























寝室のクローゼットの中にて。



🥞「ぅ”っ…う”ぇ~ん”…く”す”っ…(泣」




☕「…」


彰人は嫌なことや泣く時はよく寝室の端にあるクローゼットの中で泣くことが多い。狭いところが落ち着くからか、それとも泣き声が聞こえないようにか。まぁ泣き声は普通に聞こえるのだけど。変なこじらせ方をしたな。

今すぐ謝ってやりたい。けど今話しかけるのは彰人にとって嫌だろう。

出てきたらすぐ謝るべきか。普通に接するべきか。


俺は最低だな。


















冬弥と喧嘩なんて久しぶりだ。

原因を作ったのは俺だし変なこじらせ方をしたのも俺。

全部俺のせいなのに冬弥が悪いみたいな感じにする俺が醜い。

謝ればよかった。

「そうだったんだ。」この一言で終わらせればよかっただけなのに俺は逆ギレして…



ほんと俺って最低だ。























コンコン…


☕「彰人。ご飯出来たから食べないか?」


🥞「………」


☕「先食べてるから食べたくなったら来てくれ。」





















そんなことを言い3時間ほどだったがクローゼットから出てくる様子は1度も見ていない。まさか寝ていないかと思い「開けるな。」とだけいい開けると案の定彰人は泣き疲れて寝ていたようだった。

ベットで寝かせてやろう。そう思った時彰人の手に血が着いていることに気づいた。


腕や足には切り傷など見当たらない。

まさかとは思ったが首後ろ。うなじを見ると予想通りうなじには引っ掻いた跡、血が出ていたり皮がめくれていたりと酷く傷になっていた。

あぁ、やらかした。こうなる前に声をかけるべきだった。

きっと彰人はうなじを傷付ければ俺のためになる。うなじなんてなければ。そんな事を考えていたのだろう。


俺は彰人の首に包帯を巻いて暖かい布団をかけて彰人のお気に入りのぬいぐるみなどを横に置いて彰人が安心出来る空間を作ってその日は俺も寝た。


























朝起きれば彰人はぬいぐるみを抱いて気持ちよさそうに寝ていた。

昨日彰人が食べなかった分の夜ご飯を俺の朝ごはんにして彰人にはパンケーキを作ろう。すこしでも仲直りが出来たらいいが。

そんなことを考えながらパンケーキを作る。

甘いいい匂いがして何故か彰人を思い出してしまう。

彰人はパンケーキのように甘くて優しくて笑顔が柔らかくて。

今日こそは謝ろう。

そんなことを考えていたら完成してあとは彰人を起こすだけ。















寝室



☕「…彰人。朝だぞ。起きれるか?」


🥞「ん、…ぁ……とや、?」


☕「ん、おはよう彰人。」


🥞「おはよ、。おはようのキスは?」


昨日あんなことがあったのにキスはするのかと思いつつ唇に軽くキスをすると彰人がリビングまで運べと言うので抱っこしてリビングまで連れていく。


















🥞「…パンケーキだ、美味しそう」


☕「あぁ。彰人に喜んで欲しくて。」


🥞「ありがと、冬弥はパンケーキじゃねぇの?」


☕「あぁ。これは昨日の夜のあまりだ。もったいないからな。」


🥞「なら俺もそれで良かった。まぁパンケーキ美味いからいいや。」


☕「…昨日はすまなかった。彰人の事ちゃんと考えてやれなかった。」


🥞「…俺もごめん、自分勝手すぎた。」


☕「…首大丈夫か?」


🥞「首?」


☕「昨日引っ掻いてしまったのだろう?血が出ていた。」


🥞「…無意識だったかも、手当してくれたのか。ありがとな。」


☕「あぁ。この傷が治ったら噛んでやる。番になってくれるか?」


🥞「!いいのか、?」


☕「あぁ。俺も彰人の番になりたい。」


🥞「…ありがと、早く治んねぇかな、」


☕「ふふ、早く治るといいな。」





END








どうだったでしょうか~?

私的には多分上手くいったと思う!

最近モチベ上がんないからコメントで感想教えて欲しいな🥺

前コメントでリクエストくれた人いたけどなんか消えちゃった(?)のでまたコメントでリクエスト書いてくれたら書く”かも”しれません!

おつたに!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

もう大好きです!︎🫶💕クローゼットの中で泣いちゃうなんて可愛すぎるぞ彰人!冬弥くんは行動がイケメンすぎるしでもうなんか、なんて言ったらいいのか分からないくらい好きです!︎やはり主さんの冬彰はいつも可愛くて尊いです…( ´ཫ`)و✧ あとフォロバありがとうございます!最初通知を見た時は夢かと思いました、マジで嬉しいですほんとにありがとうございます!😭🙏✨

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