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ザッザッ。と歩く音が響く。
どの名前にしようかな。皆いい案くれてたんだなぁ…。
折角選んでくれたのに一つにまとめちゃうなんてな…僕が嫌なんだ…。
「あっそうだ。これなら…」
コンコンコン…
ベリアン:「はい。誰でしょうか?」
少年:「入っていい?ベリアンさん。」
ベリアン:「主様、どうかされましたか?」
少年:「名前のやつ、決まってさ」
ベリアン:「~…!?」
少年:(…放心?)
「だ、大丈夫…?」
ベリアン:「…あっ、ごめんなさい、急でびっくりしちゃって…どのお名前になったのですか?」
少年:「これに…」
ベリアン:「それに決まりましたか!素敵なお名前ですよ。主様。」
少年:「それでさ、ベリアンさん。ちょっと聞きたいことあるんだけど…」
ベリアン:「はい。なんでしょう?」
少年:「この他の名前についてなんだけど…」
ベリアン:「そんな案を…ありがとうございます。素敵な提案ですね。私含め他の執事の皆さんも喜んでくれると思いますよ。」
少年:「そっか!嬉しいなぁ〜…!」
ベリアン:「それでは主様、執事の皆さんを集めてお名前を発表しましょうか。」
少年:「うん!」
ー食堂ー
人がぞろぞろと沢山だ。
人といっても執事の皆だが。
\\パンパン!!//(手拍子)
ベリアン:「それでは…皆さん、忙しい中こちらへ足を運んでいただきありがとうございます。今回の事柄に関しては、主様よりお話いただこうと思います。」
少年:「……ぇ。僕?」
ベリアン:「簡単に話題を話すだけで大丈夫ですよ。私もお支えさせていただきますから。」
少年:「えーと…今回の事柄についてなんだけど、名前が決まったのでお知らせに…」
ロノ:「本当ですか?!楽しみだなぁ!!」
ラト:「やっと主様のことを名前で呼べるんですね。」
フルーレ:「そうだね。どんな名前になったんだろう…。」
皆期待してくれてる…
でももし期待に逸れたらどうしよう…
ベリアン:「皆さんが提案してくれて、賛否両論ありながらも、選んで、決めてくれた一生の名です。それに嫌味を呟くなど、そんなことはやらないとは思いますが、よろしくお願いしますね」
ラムリ:「勿論です!!主様の名前ができたことにまずとても嬉しいですから!!」
ルカス:「皆この時が待ち遠しかったんですよ。主様。安心してくださいね。」
少年:「ありがとう、それじゃあ、色々話しておこうと思うこともあるから話しておくね。」
少年:「今回、皆が必死に悩んでくれた名前が決まって、一生に繋がっていくよね。だから、そんな一生の名前をつくり上げてくれた皆には【主様】なんて、少し壁を作られたような呼び方をされたくないんだ。だから名前で…呼び捨てでもいいし、慣れないならさんでもいいから名前で呼ぶこと、これがお願いね。あともう一つ。
折角皆が考えてくれた名前を、ここで終わりにするのも嫌だから…せめてもの僕なりの思いなんだけど、その名前に合った絵を描こうと思うんだ。勿論皆の考えた名前を聞くことになるから、話すことが嫌だなって人は断ってもいい。その絵に関しての許可を得たかったんだ。」
ハウレス:「勿論俺は歓迎ですよ。最終的に決まって、それで終わりにするのは嫌という主様の素敵な考えを、俺も少し思っていたのもありますから。」
ハウレスが軽く話すと、
他の皆も頷き始めた。
少年:「ありがとう。それじゃあ、その件はまた今度ということで。本題に移ろう。」
唐突ではあるけど…
僕の名前は…
【ベルギア】だよ。
あとがき
おまたせしました!!
1000字超えての超展開となりました!
名前に関しては、
自分が元考えていた案の仲にはベルギア含め、5個程あるのですが、また他の子などが考えそうなものを妄想して、絵を描いていこうと思います!
下手かもしれませんがあとがきの後に載せようと思います
名前の決定は、
毎度見てくれる心友に選んでもらいました!!感謝 感謝。
改めて、初めの方からずっと見てくださっている皆様、本当にありがとうございました!!
皆様のおかげで名前まで決める段階まで行くことができました!
これからも【孤児院主と16人の執事】を
よろしくお願いします🍀
🌀ノロノロ台風気をつけてね🌀