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怖い夢を見て深夜に目が覚めてしまった。
突然〇〇ちゃんが目の前で浮気すると言う絶対ないようなそんな夢を…
『…今度は俺か…』
〇〇ちゃんは先日怖い夢を見てぬいぐるみを買ってプレゼントしたが…
ぬいぐるみを抱きしめて寝ている…
『…ぐっすりと寝てるな』
俺が買ったやつなのに…なぜかぬいぐるみに嫉妬をしてしまう。
「んんぅ…おかめさん…?」
『あ…〇〇ちゃん…』
「…………どうして泣いてるの…?」
「怖い夢でも見た?」
『…察しがいいね…』
「当たった…」
「…どんな夢…?」
「思い出したく…ないかもしれないけど」
『……』
『〇〇ちゃんが…俺の目の前で浮気する夢…』
「すごい状況だな…」
「ったく…夢の中の私はなんて馬鹿な事を…」
「おかめさんの事こんなに愛してるのに浮気なんかするなんて…」
「…ごめん、言い過ぎた」
『…大丈夫だよ』
俺はつい心の中の疑問を口に出して聞いてしまった。
『〇〇ちゃん、そのぬいぐるみ好き?』
「え?…まぁおかめさんがくれた大切な物だよ」
『…それ寝てるときずっと離さないよね』
「大切な人から貰った大切な物だからね」
「だから最近…寂しい時はこれ…おかめさんだと思って寝てるの」
『…!』
『俺だと…思って…』
「だから、私はおかめさんから絶対離れたくない!……なんて」
「毎日おかめさんの事考えてるよ」
「仕事中も、家事中も、作業中も」
『…それは嬉しいなぁ』
『俺…これに少し嫉妬してたみたい』
「!」
あれ…なんでだろ、涙が出てくる。
「……おかめさん…」
ぎゅっ
『…!』
「言ってくれたじゃん。「私から離れることはない」って。」
「そんな事を言われて私がおかめさんから離れると思う…?」
『…思わない』
「でしょ?」
「だから…安心してほしい…」
『もう既に安心してるよ…』
「…もう朝になっちゃうね」
『そうだね』
「今日は一日中こうしてよっか?」
『…それもいいね』
それから俺達は一日中ベッドにいた
こんな事は初めだよ、〇〇ちゃん。
でも…たまにはこんな日も…悪くないかもね。