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○金ブロ→kn(彼氏)br(彼女)
○バッドエンドって思えばバッドエンドパッピーエンドって思えばパッピーエンド
○自傷行為とかなんかたくさんあります
○死ネタあり
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《kn side》
雨の降る寒い冬の日
俺は大好きな彼女の居る家へ向かう
kn[だだいま]
[ぶるっく?居る?]
br[へ?あ、きんさん~]
[おかえり]
俺の可愛い彼女のぶるっく白くて綺麗な服の袖は少し濁った赤に染まっている
kn[ぶるっく?また、切ったの?]
br[…うん]
[さすがだねきんさんは]
嬉しそうに笑っている青い瞳
俺はそんな彼が大好きだ
kn[まぁね。君の彼氏ですから]
br[…///]
俺が少しでも優しいことを言うとすぐに照れる彼
kn[寒いでしょ?早く部屋へ戻ろ?]
[腕の血も止めないと]
br[うん]
[きんさんは優しいんだね]
kn[ありがとう]
でも、こんな可愛い彼にも1つ困ったことがある
それは、すぐの死のうとしてくることだ
一緒に死のうと心中も迫られる
でも、俺は死んだ後の青白くなった肌をした彼を見たいしそんな彼を触りたい
br[ねぇ?]
kn[何?]
br[一緒に死の?]
今日も始まった
kn[…ぶるっくごめん]
[それは無理なお願いかな]
br[なんで?なんで?!僕のこと好きじゃないの?僕はきんさんが大好きで大好きで仕方ないのに。。。。]
ぶるっくはすぐにヘラる
でも、そんな彼を俺はどこかで求めているのかもしれない
br[もういいよ]
kn[ごめん]
[ごめんよ?ぶるっく]
br[いいよきんさんは悪くないんだから]
kn[ぶるっく?]
[その~さ?手に持ってるカッター一旦しまお?]
[まだ、血垂れ流れてるし、そこから切ったら~ね?後が大変よ?]
br[きんさんは本当に優しいんだね]
kn[うん。ありがとう]
br[でも、きんさんは僕の気持ち理解してくれないんだね]
kn[理解してないって訳じゃないよ]
雨の音と共に俺達の言い争いは激しくなる
br[もういい!]
[きんさんなんてしらない!]
kn[ぶるっく?一旦落ち着こ?]
[ホットココアでも飲んで落ち着こ?]
br[そうやってきんさんは話をそらすんだ]
kn[違うそうゆうじゃないんだよ]
br[もういいんだ]
そういってぶるっくは自分の腕をカッターで切り始めた
kn[ぶるっく?!]
br[ーッ]
[きんさんが僕の気持ちを理解してくれるまで辞めない]
今回の言い争いはいつもとは違う ぶるっくの腕は真っ赤に染まりぶるっくの腕の近くに真っ赤に染まった血の池が出来ていた
kn[ぶるっく!理解してる!]
[ちゃんと君の気持ち理解してるよ!]
br[嘘つき!]
[ねぇ、きんさん…教えてあげるよ]
[優しさはね時に武器になる]
[そして、その武器は簡単に人殺せるんだよ!]
kn[そんなつもりで優しくしてるんじゃない]
br[じゃあなんで一緒に死んでくれないの?!]
kn[わかった死のう]
[でも、今日はやめ…よ?]
[ぶるっく?]
ぶるっくは腕を真っ赤にして血の池に潜っていくように倒れてた
その姿は、海に潜る人魚のようだった
赤茶色っぽい少しふわふわしている髪と青白く染まった肌に俺は凄くみとれていた
本当は救急車を呼んだ方が絶対にいいしそうしたらきっとぶるっくは元に戻る
でも、俺は今、人魚のようになった彼女の肌を撫で凄く興奮していた。。。。
kn[ぶるっく凄く綺麗だよ]
[ぶるっく可愛いね綺麗だね素敵だね]
[ぶるっく好きだよ?大好きだよ]
[ぶるっく、あいしてるよ]
雨は止んでいて、夕暮れ時の雨上がりの空はとても綺麗で凄く綺麗で美しく真っ赤に染まっていた
まるで、俺の彼女のように