テラーノベル
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🦀×🐱
センシティブ強
開発
部屋の空気がやけに熱い。
布団にうつ伏せたまま、キヨは奥歯を噛み締めて声を押し殺していた。慣れない前立腺への刺激が、全身の感覚を狂わせてくる。
🐱「……っ、はぁ……っ」
腰が勝手に布団へ沈もうとする。擦りつければ少しは紛れる──そう思った瞬間、布団にペニスを押しつけてしまっていた。
🦀「……あーあ、」
すぐ背後から低い声。腰にまわされた片腕が、するりと布団からキヨの下半身を持ち上げる。
🦀「こら。我慢 」
耳もとに落ちる息がやけに熱い。
🐱「……っ、や……離せ……っ」
必死に抵抗しても、レトルトの腕はびくともしない。布団との距離を開けられ、どうにもできないまま敏感なところだけを責められる。
「こーら、腰、勝手に動いてるよ。……そんなに気持ちええん?」
くすっと笑う声に、キヨの喉が詰まった。
そのまま、じわり、じわりと奥を押し上げられるたび、快感が下腹部に渦を巻く。吐き出した息が震え、抑えようとしていた声が勝手に漏れる。
🐱「んっ……はぁ……っ、あ……っ」
「……まだ。勝手に終わらせんな、アホ」
耳もとでそう囁かれた瞬間、逃げ場が完全になくなった。
レトルトの掌が腰をしっかりと固定し、与えられる刺激だけに翻弄される。
耐えることしかできないのに、身体は正直に震え、熱を持っていく。
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