『…うわぁ…。』

剣持刀也という男はぞくにいうモテる男である

あの容姿だったら当たり前といってもいいのかもしれないが。

『ここの空き教室でお昼食べようとしたのにな…。』

「剣持君…！ずっと前から好きでした！！付き合って下さい、！！！」

剣持「…申し訳ないのですが…、ーーー、」

静かに人が去るのを待っていると、女子生徒が告白というものをしている声が。

少し静かになってかすかに剣持刀也が女子生徒に告白の返事をする声が聞こえる。

『なんか…聞いちゃってていいのか…。』

今日はしょうがないから教室で食べるか、

そう思い、一歩前に足を踏み出した瞬間。

ガラッ

ドアが荒く開く音がした。

『え、』

「ごめんなさい、！」（泣）

さっき告白をしていたであろう女子生徒が少し駆け足をして廊下を通って行った。

あれから見て、告白は断られてしまったと思う。

まあ、好きな人から拒否をされてしまうのはつらいだろう。

そうのんきに考えていると

剣持「え、朝比奈さん…？」

『やっべ。』