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此方のノベルはゲーム「 ib 」を元にしたものとなっています。セリフや出てくるキャラクターは元のものと違うところもありますがそれでも良いよという方だけ御覧ください。
⚠︎︎ この物語は、にじさんじのろふまおのみなさんが主人公となります。
⚠︎︎ ゲームの都合上、オリジナルキャラクターが2名出てくる事となります。オリジナルキャラクターとろふまおの方々が話をするところを見たくない方はこの物語を閉じてください。
⚠︎︎著者は関西人ではないので不破さんの関西弁が違かったりするかもしれません。
⚠︎︎ 多少口調やイメージと違う部分もあるかもしれませんが、大目に見てくださると幸いです。
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それではibの世界を探検する、ろふまお二次創作をどうぞ御覧ください。
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〖 knmc 〗
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今日はろふまおの皆で美術館に来ている。
……別に来てもいいでしょ
社長から美術館に誘うなんて珍しいし
早速甲斐田くんが運転する車に乗って
美術館に向かう。
なんで僕が………..なんて事をブツブツ言っていたけれど聞こえてないふりをして話を振る
「 社長が美術館に誘うなんて珍しいですね 」
「 どうしても皆さんと一緒に行きたくて 」
彼はそう微笑みながら話す
本当にメンバーが大好きなんだな、と少ししみじみしてしまう
「 しゃちょー!それで美術館って誰の作品見に行くん? 」
「 えぇっと…ゲルテナ、という人の作品ですよ 」
「 ゲルテナさんかぁ 」
「 アニキ知ってるんすか? 」
「 んぇ?知らんよ? 」
「 何となくわかってた 」
何年か一緒にいるからそのぐらいは分かる
「 あ、もうそろそろ着くよ! 」
そう運転席に座る彼が指す方向には、此処を知らなかったのがおかしなぐらい立派な美術館があった。
「 すごい立派やなぁ〜 」
「 こんな穴場が… 」
穴場、と言う割には人がいるような気がするが穴場と言ったら穴場なのかもしれない
「 到着です! 」
「 甲斐田くんなんかめっちゃ疲れてない?w 」
「 なっ、車の運転大変なんだから! 」
「 いつもありがとうございます甲斐田さん 」
「 しゃちょぉ〜!! 」
社長は本当に優しい人だな、と思いながら結構美術館も楽しみなので3人に声をかける
「 はいはい、ほらはやく行こ? 」
「 そうですね 」
「 そうやな! 」
そう言い、美術館へと向かって行った
この後あんな事になるとは知らずに
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〖 kgm 〗
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グループを組んでからこの4人出かけることも増えた
その頃からずっと行きたい場所があった
そう、美術館
1回は行ってみたかったんですよね〜
なんて思いながら気持ち足を弾ませる
受付も終え、これから作品を見ていく
ゲルテナ、という方は色々なタイプの作品を作っていらっしゃるから皆さんもきっと楽しんでくれるはず…!
「 社長ーはやく行きましょ 」
剣持さんに呼ばれて私もあちらへ急いだ
「 うわっ!?なにこれすっご! 」
「 これ床面展示ってやつ? 」
「 そうですね 」
「 うわ〜…吸い込まれそうやなぁ 」
「 ふふっ、確かに 」
そんなことを話しながら作品を見て回る
「 なにこれ…口直しの樹? 」
「 すごいカラフルですね… 」
「 ちょっと美味しそう… 」
「 そうやなぁ〜 」
「 甲斐田さん…?不破さん…? 」
「 にゃはは!冗談やでしゃちょ〜 」
「 冗談っぽく無い… 」
「 あ、この作品文字が掠れて題名わかんない… 」
「 ほんまや… 」
「 古いんですかね? 」
「 いや題名書くものくらい新しくできるでしょ 」
「 確かに 」
「 あ、3階休憩スペースやって 」
「 ちょっと喉乾いたから水飲んでこようかな 」
「 じゃあ一旦3階行きましょうか 」
なんて、軽々言ってしまった。本当に何をやっていたのだろう私は
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〖 kid 〗
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水が飲みたいともちさんが言ったから3階の休憩スペースに行ってみた
だけど、そこは休憩スペースとはとても思えなかった
さっきとは全然違う狭めの部屋に大きな絵が壁に飾ってある
此処で違和感を感じていたのに、好奇心が勝ってしまったから
僕達は巻き込まれてしまった
「 え此処本当に休憩スペース? 」
もちさんが疑問そうに言う
「 大きな絵が飾られてますね 」
「 なんか休憩スペースっぽくないなぁ 」
「 それにしてもこの絵凄いですね 」
「 ほんとほんと 」
そう言った社長ともちさんが絵に近づいた瞬間
ピカピカッ
少し電気がチカチカした
「 わっ、 」
「 電気切れかかっとる…? 」
「 とりあえず外出ようか」
「 そうだね 」
外に出て少し、いやだいぶ驚いた
さっきまで同じ美術館で作品を見ていた人達が居なくなっていた
こんな大きな美術館で少しの間で人が急にいなくなるなんて閉館以外ほぼないだろう
しかしこの美術館は閉館でも何でもなかった
ただ、本当にこの美術館に僕達だけしかいなかったと思えるほど、静かだった
「 あれ?誰もおらんなぁ 」
「 みなさん帰ったんですかね? 」
「 そんな一斉に帰る?? 」
みんな困惑していた
「 なんか1階でやってるんじゃない?行ってみようよ 」
「 確かに…美術品の解説とかありますもんね 」
「 あるある。じゃあ行ってみようか 」
1階でやるはずが無い
なんせスタッフの方々も居ないんだから
でも、1階が怪しい
僕の勘がそう言っているから
「 甲斐田さん!行きましょう 」
「 あ、はーい! 」
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〖 fw 〗
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1階には、誰もおらんかった
スタッフも、受付の人も、客も
「 何処行ったんやろな〜 」
「 スタッフ居ないって大丈夫なの? 」
「 あまりいい状態とは言えないと思いますけど… 」
「 外もめっちゃ暗ない? 」
「 え? 」
「 え…? 」
「 今って昼だよね…? 」
「 確かに…夜の暗さというか本当に真っ黒みたいな… 」
「 うわぁ!? 」
「 甲斐田くん!? 」
「 窓に…血…? 」
「 えっ、なんで… 」
「 え、絵の具ですよ…多分… 」
「 と、とりあえずまた彼処戻らない? 」
「 そうやな 」
何かおかしい
いや、なにかじゃない
絶対、やばい
「 とりあえず着いたけど… 」
「 ってあれ?額縁から青い絵の具?垂れてません? 」
「 ほんとや…これ大丈夫なん? 」
「 だいぶやばいような… 」
「 大丈夫ですかね… 」
社長が青い絵の具らしきものに触れた時
床に文字が出てきた
「 うわっ、何!? 」
「 お、おいでよ…? 」
「 なになに怖いんだけど!! 」
「 壁にも何か… 」
「 秘密の場所? 」
「 何処なんやろ 」
「 待って階段の方! 」
甲斐田が言う階段の方を見てみると青い足跡があった
「 マジでなにこれ… 」
「 ろふまお塾…なわけないですよね 」
「 あのスタッフ達でも流石に出来ないやろ 」
「 うんうん 」
「 あー…とりあえずこの足跡辿ってみません…? 」
「 まぁそれ以外やることないしな 」
「 じゃあ行ってみよ 」
「 そうやな〜 」
この時はわかっとらんかった
彼処に行ってしまったら、終わりという事を
「 ほんとに誰もおらんなぁ 」
「 ほんと何処行ったんだろ 」
「 ………..? 」
「 甲斐田?どした? 」
「 いや、なんでもないです 」
「 そか 」
「 この足跡1階まで続いてるんですね 」
「 あれ、これ床面展示のところで止まってる… 」
「 中に入ったんかな? 」
「 いやこれ美術品だから入れないでしょ 」
「 まぁそうですよね〜… 」
そう近づいた瞬間
「 うわぁ!? 」
「 ちょなにこれっ… 」
4人は絵の中に入ってしまった