「元貴ぃ 今日のレコーディングの話だけどさ、」
近い//
りょうちゃんは、付き合い始めてから今までより少し距離が近づいた様な気がする。
無自覚かな?天然なとこあるし笑
それに対して僕はというと、 付き合い始めてから距離が縮んだどころか喋るのさえぎこちなくなっている。
僕はなんでこんななんだろう?
……ッていうかさ!
近くね?!
もうキスでもするんですか?ってくらい
近いぞ?
僕にキスされても文句言わないでよね〜…
………文句? もんく? monku?
僕たちって付き合ってるんだよね?
じゃあさ、僕たちがキスしてても誰も文句言わないってこと?
えええぇ〜 そんな事ある?(あります)
だってさ、りょうちゃんのお顔が僕に近づいて、、、
もうどんな顔してれば良いか分かんない//
。。。。いい大人が何を考えているのだろう
まず大前提で、僕たちは男の子なんだし
りょうちゃんがキスしたいって思っているわけが無いのよ。
僕は、キスしてもいいけどね、…。
…どう思ってるんだろう?
りょうちゃんは 僕とキスしたいって思ったことあるのかな?
っていうか、僕の事を恋愛的に好きって訳でもなかったりして?
付き合っているのも、嫌々だったりして…
、そんなことはないか。ちょっと想像が行き過ぎてしまった。
…でも、色々不安になってきたぞ
一度不安になったら止まらないのが僕の性格だ。
「◯☆✕〜△……///♡」
りょうちゃんがなんか喋ってるんだけど、
それもよく聞き取れない。
「…き? …ぉ貴? …元貴! 大丈夫?」
「あっ!りょうちゃん、ごめんね?聞いて なかった」
「ダハー!! もうっ!元貴ったら今の時間何聞いてたのよ笑笑」
「ごめんてぇ〜」
「だからね?今日のリハーサルのここのフレーズが…」
そんな僕に対して、りょうちゃんはいつも通りだ。
いつも通り僕に接してくれる。
もちろんありがたい事なのだが、りょうちゃんは僕を見てドキドキとかはしないのだろうか。
ドキドキの1つや2つしてもらった方がありがたいな(?)
ただ、そんなりょうちゃんのお陰で
僕はぎこちないのも直ぐ治っちゃうんだ。
“今まで通りお喋りできる”
そんな今が幸せなのかもしれない。
キスとか、その先だって、夢のまた夢の話だろう。
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元貴視点でしたぁ〜
りょうちゃん視点も書くかも笑笑
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