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【思い出のマフラー】

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【思い出のマフラー】

1 - 今はもうボロボロだな。

2023年03月17日

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「ニャーン」愛猫がゴロゴロと甘えてくる。あぁ、今日も可愛いな。名前はモモ。モモは野良猫が家につれてきたんだっけ。

―今モモには病気がある。寿命も言われた。だからこの子との時間を大事にする事を決めたのだ。

…クシュン、寒いのか小さなくしゃみをしている。「寒いね」私は亡き母から譲り受けたマフラーをモモの首に巻く。可愛いなぁ―

翌日、モモがいないと聞かされた。青ざめて探しに出かける。走って走って―..見つけた!!

「もう!なんでこんなとこにー..え?」あれ?おかしいな。動かない。体も異常に冷たい。冬だからだよね。

「モモ?どうしたの?ねぇモモ」体を揺さぶる。ねぇ、ともう一度声を掛ける。

まさか―死?よく見ればタイヤのあとが体についている。モモはマフラーを咥えていた。そういえば昨日風に飛ばされて―

まさか、探しに?そんな。私のせい―

この子は一人で死んだ。そばにいてあげられなかった。痛かっただろう。苦しかっただろう。

想像すればするほど心は悲しみで溢れてゆく。私は泣き叫んだ。

モモ――――今までありがとうっ…!

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