テラーノベル
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オレンジアカデミーに入ってから3ヶ月。
…カービィに会いたいのに会えない。
それもこれもローアが見つからないせい!
今まで、ジムがある山を探索したが、
ローアは見つからない。
残るは「パルデアの大穴」付近の山。
山を見たけど、やっぱりローアはなかった。
だが、ローアが気づかずに穴に落ちた可能性がある。
その為調査に行きたかったが、
許可を取れないといけない為、
行けなかった。
だが!
なんとアオイちゃんから、
「パルデアの大穴に行かないか」と
お誘いを受けた!
メンバーは、
アオイちゃん
ネモ先輩
アオイちゃんのトモダチが二人、 そしてボクらしい。
まさか正式な調査チームにボクが呼ばれるとは……。
でも、考えてみれば
願ってもないチャンスだ。
あの大穴の底に、
ローアが落ちているかもしれない。
日付も決まった。
ボクは久々にポケモンたちを
鍛えることにした。
次の旅が、すべての答えを、
つれてきてくれる気がしたから。
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=当日=
予定の1時間半早くきた!
この時間でここの
「ゼロゲート」というところを
調査しちゃうんだ〜!
…………
35分で終わったんだが…
ハルカンドラよりずっと単純。
そりゃあ人も住んでいるらしいから
当たり前かもしれないけど…
狭いし、特に仕掛けもない。
機械はポケモン頼り…
もっと科学的なものないわけ?
……壊れかけのエレベーターがあるから
直せないかな?
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15分で直せた。単純すぎないかい?
……まあ、これで降りられるってわけだ。
(誰も来てない間に勝手に修理するの、
バレたらマズいかもしれないケド。)
そういやどうやって
降りるつもりだったんだろう。
ポケモンの力かな?
残りの40分どうしよ…
そう考えていると。
ネモ
「あれ〜?マホロア!もう来てたの?」
マホロア
『ああネモ先輩。丁度良かったヨ。』
ネモ
「いや〜40分前だから1番乗り!って
思ってたのに〜」
マホロア
『ソッカァ。ボクはここの
「ゼロゲート」ってところを調べようと思って
今から丁度50分前に来たんだけど、
単純すぎてすぐ終わっちゃってネェ』
ネモ
「てことは…
集合時間の1時間30分前から!?」
マホロア
『そーだヨ?なんか変だったカナ?』
ネモ
「アハハッ!早すぎるんじゃない〜?」
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マホロア
『でも、まさかボクが正式な調査チームに
選ばれるなんてネ。光栄だヨ。』
ネモ
「……え?」
マホロア
『え?』
ネモ
「正式じゃないよ?」
マホロア
『……許可、とってないノ?』
ネモ
「うん。」
マホロア
『まじカァ……。』
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確かになんの成績もあげてない
ボクが選ばれたのは変だと思ったけど…
アオイちゃん確か
チャンピオンになったらしいから
そこからの推薦かと思ってた……
そういえば、先生とか大人の人が来るって
聞いてなかったな……。
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マホロア
『まじカァ……ってことは、不法侵入?』
ネモ
「まあまあ、チャンピオン権限で
どうにかなるんじゃない?」
マホロア
『無理に決まってるヨォ!?』
ネモ
「その時はその時よ」
カービィみたいなこと言いやがって…。
マホロア
『来ちゃったものは仕方がないカァ…』
ボクは頭を抱える。
5人のうち、何も考えてない奴と、
全く疑問を持たないボクって
大丈夫かなこれ。
……ま、今さら戻るワケにもいかないヨネ。
いや、行くしかない。
ローアの手がかりが、
あの穴の奥にあるなら…
またローアに会えるなら…
カービィに会えるなら…
犯罪だって、構わない。
ボクはそうやって生きてきたから。
マホロア
『まあ、危険だろうし、
ついていってあげるヨ』
ネモ
「やった!心強いね!」
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集合時間から20分ほど前
???
「ち、ちわーす…誰かいますか〜?」
ネモ
「こんにちは!アオイのお友達さん?」
???
「え!あ………そ、そう…です。」
ネモ
「あっ!思い出した!
イーブイバックもふもふの!
スター団に勧誘されそうになってた子!」
???
「もふ…?えっと、名前ボタン。」
マホロア
『へぇ、ボタンちゃんって言うんダ。よろしくネ!』
ボタン
「へ………ポケモンが喋った…!」
マホロア
『…ボク、こう見えても知的生命体で
ポケモンではないんだヨ。』
ボタン
「へっ…?」
ネモ
「話すのは初めまして!私ネモ!
クラスは1-A!
アオイちゃんから聞いたけど
機械得意なんだってね!
ポケモン勝負は好き!?」
ボタン
「うぐ、グイグイくるし…」
マホロア
『ネモ先輩。やめてあげなヨォ…
ボクはマホロア。
ゆっくりでいいからネェ。』
ボタン
「あ、ありがとうございます…?」
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今現在集合時間10分前
???
「お、おい。声聞こえんぞ。
もしかしてもう来ちゃってるんじゃね?」
アオイ
「えっホント!?まだ10分前だよ?」
ボタン
「あ、アオイの声」
???
「待って、今日って何人来るんだったっけ?」
アオイ
「えっとね。生徒会長のネモと、
機械得意なボタンと。
あとポケモンみたいなマホロアで
3人だよ!」
ネモ
「私のことだ〜」
ボタン
「!!!!
うちのことだ…」
マホロア
「ボクのことだネェ」
???
「ポケモンみたいってなんだよ………
というか3人の声したぞ。今。」
アオイ
「そーだね。」
???
「全員待たせちまってんじゃねーか!
さっさと行くぞ!」
アオイ
「はいはーい。」
ーウイーン
ボタン
「あっ来た!」
ネモ
「遅かったよも〜。」
マホロア
『逆だヨォ。ボク達が早すぎただヨォ。』
???
「うわっ本当にポケモンみたいなやついるぞ」
マホロア
『ちょっと失礼じゃナイ?』
???
「というか生徒会長が言ってたの聞くに
やっぱ待たせちまってんじゃねーか」
アオイ
「みんないつからいたの〜?」
ボタン
「今から10分前?」
(集合時間20分前)
ネモ
「えっと30分くらい前から?」
(集合時間40分前)
???
「俺ら大時刻ちゃんか…」
マホロア
『そんなに待ってないヨォ。
ボクは集合時間1時間半くらい前からだヨ』
???
「1時間半!?」
ボタン
「え、え?」
アオイ
「なんでそんな前から!?」
マホロア
『えだって…研究のしがいありそうダカラ…
でも50分くらいで終わっちゃったヨ。
しけてるよネェ』
アオイ
「こんなすごそうな機械がいっぱいあるのに?」
マホロア
『そこまですごくナイヨ。』
ボタン
「置いてけぼりなんだけど………
まず自己紹介からした方が
いいんじゃない……?」
ネモ
「そうだね!私ネモ!クラスは総合クラスの
1-A!ポケモンバトルが好きだよ!」
???
「………生徒会長なんだよな?」
アオイ
「多分…?」
ネモ
「ちょっと〜!」
ネモは少し怒った口調で言う。
ボタン
「えっと…名前は、ボタン。
理系クラスの1-D。留年してるけど……
タメ口がいい。」
???
「オレはペパー。クラスは文系クラスの2-G。
アオイと1番のダチだ!」
ボタン
「うわっ感じわるっ。」
ネモ
「いや!1番の友達は私だもん!」
マホロア
『へー。そうなんだネェ。』
アオイ
「1番とかないよ!みんなが1番だもん!」
ペパー
「なんじゃそりゃ」
ネモ
「やったぁ!」
ボタン
「うちも1番なんだ…!」
マホロア
『よかったネェみんな』
アオイ
「なんで一歩下がるのさ!」
マホロア
『イヤァ………ナーンノ意図もナイヨォ…』
ネモ
「マホロア自己紹介しないの?」
マホロア
『そうだったネェ…ボクはマホロアだヨォ。
クラスは総合クラス1-A。
歴史とか機械とかが好きだヨォ。』
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アオイ
「メンバー揃ったね!」
ネモ
「みんなはどうして集まったの〜?
私は強いポケモンがわんさかいるって
聞いてさ!」
ペパー
「オレは用事済ませに来た。
物を届けてほしいってな」
ボタン
「アオイには世話になったから…そのお礼」
マホロア
『なんだかんだあって
落とし物をしたからそれを探しにネェ。」
ペパー
「ふーん…?
みんないろんな理由があるんだな」
マホロア
『アオイちゃんは?』
アオイ
「へっ?面白そうだったから。」
ボタン
「そんな理由のためにうち呼ばれたん…?」
アオイ
「メインとしてはペパーとマホロアの
用事だね。」
メインだったんだ…ついでのつもりだった…
ネモ
「まあさ!そんなことよr」
【生体認証 確認中】
【生体認証 確認中】
ネモ
「うわっ!?なに!?」
【ハロー アオイ。待っていたぞ】
【優秀な仲間を集めてくれたようだな】
ボタン
「…いやどちら様なん?」
ペパー
「オレのかーちゃん。…多分(小声)」
ネモ
「え!オーリム博士!?」
マホロア
『…ふーん?』
【学籍番号 805C001 ネモ】
【学籍番号 803B121 ボタン】
【学籍番号 805C127 マホロア】
【来てくれて感謝する】
ネモ
「博士っ!お会いできて光栄です!まだ会えてないですけど!」
へー。そんな有名な人なんだ。
ボタン
「えと…うちらのこと話したん?」
ペパー
「…んなわけあるかよ…」
【君たちにはまずパルデアの大穴に
入ってきてほしい。】
【右手に見えるエレベーターから
下の部屋に降りられるだろう。】
あ、そっちにもあったんだ。直す必要なかったネ。
エレベーターに5人で乗る。
ネモは楽しみだとか言っていた。
ここ一応危険地帯とかなんだけどネェ…
エレベーターを降りると
一つのドアがあった。
どうやら乗り換えが必要らしい。
【降下ゲート解放】
ネモ
「自動ドアだ!」
ボタン
「いや…遠隔で操作されてるっぽい。」
【アオイ…コライドンは連れてきてるな?】
アオイ
「え…はい」
【コライドンのライド技:かっくうを使えば
エリアゼロへ降りられるだろう。】
ボタン
「え、エレベーターとかないん?」
【ポケモン達に壊されてしまったからない】
アオイ
「流石に5人は乗れないんじゃない?」
【………無事を祈っているよ】
ネモ
「あ!逃げた!」
アオイ
「…コライドン?いける?」
コライドン
〔ギャッスゥ…(多分無理…)〕
アオイはコライドンを出すが、
大きさ的に5人は無理そうだ。
まさか役に立つとハ…
マホロア
『しょうがないネェ。
ボクがいなきゃどうしようもナイヨ。』
『さっきのエレベーター直しておいたから、
それで行こうカ。補強もしてあるヨ。』
ネモ
「え!すっごい!直せたんだ!」
ボタン
「本当に大丈夫?落下とか…」
アオイ
「5人乗りコライドンよりは安全そうだけど…」
ペパー
「確かにな。乗ろうぜ」
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マホロア
『無事に降りれてよかったネェ』
アオイ
「帰りもこれで行けそうだね!」
そう話しているとネモの姿が見当たらない
ペパー
「………そういや生徒会長は!?」
ネモ
「みんなっ〜〜!エリアゼロ、
すっごいの〜〜〜!早く行こ!」
…どうやら先に走っていっていたらしい。
ペパー
「いつの間に探索してたんだ!?」
ボタン
「…特性マイペースなん?」
【無事に着地できたようだな】
アオイ
「優雅にエレベーターで降りただけだけどね」
【これから最新部……私の待つゼロラボを
目指してもらうわけだが…】
【その扉は外部から
4つのロックが掛かっており、
私からは解除できない】
マホロア
『食べ物とか大丈夫なノ?ソレ』
アオイ
「確かに」
【君たちには途中に建造されている
観測ユニットを4か所巡ってもらう。】
【その施設でロックを解除しながら
進んできてほしい】
【では検討を祈る】
ネモ
「4つのロックか〜。
ゲームみたいで楽しそう!」
マホロア
『脱出ゲームじゃないんだケド…』
アオイ
「とりあえず出発しよ〜!」
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ボタン
「ここがパルデアの大穴………
その中のエリアゼロ。」
ペパー
「危ねぇポケモンもわんさかいるから
気をつけろよ」
ネモ
「ペパーはさ、前にも来たって言ってたけど
どうやって帰ったの?」
ペパー
「空とぶタクシーに泣き入れて来てもらった」
ボタン
「下に博士いるなら頼ればよかったじゃん?
仲悪いん?」
ペパー
「うっせえな…お前調子乗んなよ」
ボタン
「は?お前っていうな。何キレてんの?」
(あーやばい喧嘩ダ…)
マホロア
『二人とも喧嘩するなヨォ…
ほらボタンちゃんはそんな人の事情に
踏み込まない方がいいヨォ。
ペパーくんはイヤだったら
イヤって言っていいんだヨォ?
二人とも口悪くしちゃダメだヨォ」
ペパー
「いい子ずらすんな。
語尾のヨォとかウザったらいんだよ」
ボタン
「マホロアこそ人の事情に
踏み込んでるんじゃない?」
マホロア
『……まあそう思うんだったら構わないケド…』
ポップスターの喧嘩って
まだ可愛かったんだな…
休憩の時のおやつとか…
アオイ
「もう3人とも!喧嘩は良くないよ!」
ボタン&ペパー
「「…はーい」」
マホロア
『え、なんでボクも
喧嘩したことになってるノ?』
ネモ
「マホロアは苦労人だね…」
怒られはしたものの、
まだ二人は睨み合ってる
マホロア
『……喧嘩をするほど仲がいいって聞くけど
アレを見る感じ
そんな感じしないけどネェ…』
ネモ
「そ、そういやさ、ボタンとアオイってどんな関係なの?」
マホロア
(あんまり聞かない方がいいんじゃない?
それ)
ボタン
「………え、んと。助けてもらった……
友達とか学校とか…色々大変だったん。
そんな時に頼りになってくれた恩人…」
マホロア
『苦労したんだネェ。
よく頑張ったとボクは思うヨォ』
ボタン
「なんかあんまり嬉しくないな…」
マホロア
『聞こえてるんだケド?』
アオイ
「マホロアは大変だね……」
ボタン
「そういう…ネモ、さんは?」
ネモ
「私同じクラス!家もご近所なんだよ!
チャンピオン目指そって言ったら
チャンピオンになってくれたんだ!」
ボタン
「何それ、ヤバ…」
マホロア
『アオイちゃんも苦労してるネェ…』
ペパー
「いやお前らさ、オレとアオイの
友情物語に比べたら全然まだまだだぜ!」
マホロア
『そうなんだネェ(興味なし)』
ボタン
「聞いてない…ってかマウントとんなし」
ネモ
「マホロアは?」
マホロア
『ボクはそんなみんなみたいな
物語はないケド…』
ネモ
「それでもいいからさ!」
マホロア
『強いていうなら………ボクの第一発見者?』
ペパー
「は?どういうことだよ」
マホロア
『いや………
それ以外表せられないっていうか…』
3人からの視線がする
マホロア
『いや…下には下がいるなって顔やめナ?
バレてるヨォ?』
3人は慌てて目をそらす。
アオイ
「とりあえずみんなと
めっちゃ仲良いってことだよ!」
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ネモ
「あっ!あれじゃない!?」
そこには観測ユニットと思わしき
建物があった。
ペパー
「なんだっけか?満足ナゲット?」
ボタン
「観測ユニット」
マホロア
『観測ユニットだヨォ』
ボタン
「被せんなし」
マホロア
『そんなつもりないんだケド…』
アオイ
「早く行こ〜!」
ネモ
「ほら3人とも!」
やばい。この二人を残さず行かないでくれ…
マホロア
『アァ。うん。今行くヨォ。』
〔キラリ…〕
見るとネモ先輩とアオイちゃんの前に青い結晶と花のような姿。
キラフロルが鎮座していた。
ボタン
「わっ!わっ!なんか出た!!」
ネモ
「トップのポケモン!大穴にいるんだ!」
そう言いながらネモは
ルガルガンを繰り出し、
ドリルランナーで倒してしまった。
ネモ
「珍しいポケモンいっぱいいるのかなー」
マホロア
『一撃で倒すあたりさすがは
チャンピオンって感じだネェ。』
ペパー
「………エリアゼロの恐ろしさは
こんなもんじゃねえからな?」
ボタン
「は?なんで上から目線?」
マホロア
『ヘェ、そうなんダ。
気を引き締めなきゃネ』
ネモ&アオイ
「とりあえず入ろ〜!」
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観測ユニットにみんなで入る。
ネモ
「わー!古代の遺跡ー!?」
ボタン
「にしては新すぎるでしょ」
マホロア
『材質から見るに…
80年とかそこら辺かな。
80年前に建て直された可能性もあるけど。』
アオイ
「マホロアは物知りなんだねー!
一緒に行けて心強いよ!」
【無事1つ目の観測ユニットに
辿り着いたようだな】
【87年前エリアゼロ調査の
中間地点として作られた施設だ】
ネモ先輩は納得したように言う。
ネモ
「だからベット!」
「ここで寝れそうだね!」
マホロア
『…ん?それだったら布団敷いたほうが
いいんじゃない?ふかふかだヨォ?』
ボタン
「そのちっちゃいカバンに
布団入ってんの!?」
異空間ゲートに入れているが
面倒なのでスルーする。
ペパー
「なんで布団持って来てんだ!?」
マホロア
『へ………イヤだって広いから
数日掛かるかなって思って……
あと寝心地悪いと
テンション下がるでしょ?』
【それはさておき、アオイ。
中央のパネルを操作して
ロックを解除してくれ】
【手順は指示通りに。誤作動は許されない。】
アオイ
「えっ私!?」
ネモ
「これボタン押すだけ…?」
マホロア
『見た所そうだと思うケド…』
ネモ
「機械得意なボタンの方がいいんじゃない?」
………
ペパー
「…なんも言わねぇな」
ボタン
「うちは博士の指示に従った方がいいと思う」
アオイ
「じゃ、じゃあ押すよ?」
[ロックが解除されました。残り3/4]
アオイ
「多分できた!」
【その調子だ。残りの観測ユニットも
引き続きよろしく頼む。】
ペパー
「………」
マホロア
(……言いたいこと、ありそうダネェ。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ネモ
「み、みんな大丈夫?
大丈夫だったらそのまま行く?」
ボタン
「うちはそのまま行くのでも大丈夫」
ペパー
「オレも平気だ」
アオイ
「私も全然だよ!」
ネモ
「ま、マホロアは?大丈夫?」
マホロア
『え?普通に大丈夫ダヨ?』
ネモ
「うぐぅ………な、ならそのまま行こうか…」
ペパー
「生徒会長以外と体力ないんだから
休みたいなら休んでいいんだぜ?」
ネモ
「い、行けるもん!別に!」
アオイ
「なら出発だね!」
マホロア
『ま、こういう時は勢いが大事ダネェ。』
次のユニットはどんな場所カナ……
ローアの痕跡、見つかるといいケド。
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ペパー
「…オレ人生で母ちゃんと
会ったことあんまなくてさ」
ボタン
「突然の自分語りどうした?」
ネモ
「ボタン!シッ!」
マホロア
『失礼かもだけど赤の他人って
感じだったしネェ』
アオイ
「マホロア!?」
ペパー
「研究で忙しくて全然帰ってこないし。
料理も洗濯も自分でして、
マフィティフ(ポケモン)だけが
話し相手だった」
マホロア
『………ペパー君の気持ちも
博士の気持ちもわかル』
アオイ
「マホロア!?(二回目)」
ボタン
「………」
ペパー
「だから実の親のこと全然知らねえんだ…
“オレの母ちゃんすごいんだ”って
誇らしい気持ちで誤魔化してたけど…
すごくなくてもさ………
やっぱ一緒にいてほしかった」
ネモ
「……ペパー…」
ペパー
「最近じゃテレビのニュースとか
ネットの記事でしか顔見てない。
たまに来てたメールもここ数年音信不通…」
ペパー
「それなのに急にエリアゼロに来てくれ!
…だと!つくづくさ。変な家族だよなー…」
ボタン
「や、そんなん…人それぞれだし………
さっきはごめん。ずけずけと言いすぎた。」
マホロア
『ボクも謝るヨ。すみませんデシタ…』
ペパー
「……なんかお前に
敬語使われると変な感じするわ…」
マホロア
『なんでだヨ…』
まださっき出会ったばっかだろ…
ペパー
「ボタン。オレも感じ悪かった…すまん。
えっと…お前っていいやつだよな。
ボタン!」
ボタン
「ふふ、お前やめろし」
ネモ
「仲直りできたようでよかった!」
アオイ
「ね!よかった!」
マホロア
『……ハァ…なんでボクだけ嫌われてんダロ…』
ネモ
「マホロア、いい子なのに」
マホロア
『そんなことないヨ………
嫌われるってことはボクに何か
悪いところがあるってことダシ…』
アオイ
「いや多分そんなことないよ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ペパー
「………昔母ちゃんに会おうとして
パルデアの大穴に来た時…
このあたりで
“見たことない生き物”に襲われたんだ。」
ネモ
「え!どんなポケモン!?」
マホロア
『ネモ先輩黙って聞こうヨ』
ペパー
「あれはポケモンってより
もっと凶暴で荒々しい…」
マホロア
『うわっ心当たりしかないカモ。』
ボタン
「マホロアのせいなん…?」
マホロア
『いや凶暴で荒々しいポケモン“じゃない”奴
って大量に見かけたことあるカラ…』
ハルカンドラ、ポップスターの住民、
ダークマター族、
ナイトメア、鏡の国の住人…あとマルク。
あれ?凶暴で荒々しくて、ポケモンではないやつって…
ボクの世界から来たとかないよネェ!?
ネモ
「何それ!聞きたい!」
アオイ
「今はペパーの話聞こうよ〜!」
ペパー
「いやもうポケモンというか………
“生き物として別物”!」
「マフィティフもソイツにやられて
大怪我したんだ!
2度と見たくねぇヤバい奴なんだよ…」
ネモ
「そんなに強いんだ…早く会いたい!」
アオイ&マホロア
『「ネモ先輩!?」』
ペパー
「…いうと思った」
ボタン
「たまに不謹慎なとこある」
不謹慎というか戦闘狂?
ダメだ“戦闘狂”と聞くだけで
アイツの姿が浮かぶわ…
戦いを楽しむってなんなんだヨ…
コメント
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マホロアの天才さを改めて再認知!! カービィの世界は狂暴な生物がいっぱい))
#ポケモン
えんかい
137
ピコ太郎
807
「匿名」です
43
𝒦𝒜𝒢ℰ𝒪𝒦𝒜
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