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扉を開けると幸い中にはまだ他の社員さんはいなく、迷うことなくカバンの位置を特定しその方向に走り出す!
途中、長椅子に足を打ちつけながらカバンにたどり着くと、さらに奥の、試作品、の所にいくと持っていたバッグにできる限り押し込んだ。
オムツの入っているカバンば小さくはないもののそれらを全て詰め込むには小さすぎた。
まさか会社でおむつカバーやロンパースなどを与えられ持って帰ることになるとは想像もしていなかった。
(はいらないよ…どうしよう……)
考えていた時、近づいてくる声が聞こえて
(とりあえずっ!)
と入りきらない試作品たちを抱え込んで談話室を出ていった。
入口付近まで来ていた人に肩をぶつけながら通り過ぎると、階段の方へいき、いつもの避難場所、へ向かった。
登っていく途中、試作品を落としては拾い、また落としては拾いを繰り返しようやく、目的地、にたどり着いた。
トイレのないフロアの、隠れるところを探す。
すると1畳ほどのスペースをみつけるとそこに避難し身を隠した。
(これで全部だったかな?)
途中何度も落としていたので拾い忘れがないか気になって仕方がない。
かといって戻ることも出来ないので一旦避難しておくことにした。
持っていた試作品を音をたてないように慎重におろす。
さゆりの周りにそれらを広げながめる。
1人になり誰も来ないフロアを確信しているので、心が安定、していた。
眺めているおむつカバー達をどうするかを考える。
(ここならだれにも見つからないし)
そう考えたさゆりは1畳程しかないスペースのさらに1番奥に押し込み、隠すことにした。
自分の下腹部に視線を下げスカートを捲りあげる。
おむつカバーの前にロンパースの一部が顔を出していて、モコモコの股がみえた。
(もらしてないよね…)
信じるように股間に手をあててみる。
(ウソでしょ…………)
オフィスにいたときは濡れていなかったはずのオムツはぐっしょりとしていて、おもらしを決定させた。