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皆さんどうも~!
主のルナです!
今回はなんか書きたくなったので書いていこうと思います!
設定⤵
・桃水
・iris様
・幼馴染
ーーーーーーーーーーーーー
水「ありがとうございました~…」
…今の人、綺麗な人だったなぁ…僕もくらい綺麗な人と付き合いたいなぁ…
水「ま、無理な話だろうけど…さっ、仕事に集中しなくちゃ!」
そう呟いた瞬間店の自動ドアが開いた。
水「あ、いらっしゃいまs…え…?」
開いた扉の方を向いていつも通り笑顔で接客した…つもりだったがその扉の前に居た人を見て僕は固まった。
水「え…桃ちゃ…ん…?」
桃「水っち…やっと見つけた…」
水「なんで桃ちゃんが…?え…?どういう事?」
扉の前に立っていたのは僕がずっと好きだった…いや、正直今でも好きな相手、幼馴染の桃ちゃんだった。
桃「俺、ずっと水っちを探してたの。」
水「え?なんで僕を?」
桃「俺、今秘書してくれる人捜してて、それで俺の事色々良く分かってて俺の信用できる人って言われたら水っちしか思い付かなくて…w」
水「え、秘書…?まって、頭追い付かない…どういう事…?」
桃「あれ、俺言ってなかったっけ?俺、イレギュラー会社の社長の息子なんだよね~。だから時期社長になる俺には秘書が必要なの。」
水「イレギュラー会社!?めっちゃ大手企業じゃん!?僕そんな凄い人に恋してたの!?」
桃「…え?恋…?」
水「…なんで知ってんの?」
桃「いや、たった今自分で言ったじゃん、こんなすごい人に恋してたの、って。」
水「…は?僕今そんなこと言った…?」
桃「え、無意識だったの…?」
水「…ごめん。一旦今日は帰って。僕まだバイト中だし。」
桃「バイトって何時に終わる?」
水「え?あ、あと三十分くらいだけど…」
桃「そっか…それなら俺、外で待っとくね!それじゃ!また後で!」
そう一言残して桃ちゃんはお店を出て行った。
…いや、待って?今外で待っとくって言った…?
…今真冬で外の気温確かマイナスだよね…?
水「それにイレギュラー会社社長の息子で時期社長って何…!?」
水「…今日は少し早く上がろ…」
ーーーーーーーーーーーーー
僕がバイトを終わらせて急いで外に出るとそこには桃髪のピアスバチバチイケメン…尚且つさっき僕の事を秘書にしたいと言ってきた幼馴染、桃くんが鼻先と耳を真っ赤にして待っていた。
そして僕はそんな桃ちゃんに話しかけた。
水「…ほんとに三十分間ずっと外に居たの…?僕のバイト終わる時間ギリギリでまた来たとかじゃなくて…?」
桃「あ、水っち!当たり前でしょ!先に帰られても今一人暮らしらしいじゃん?俺、家知らないから困るし…」
水「なんでそこまで知ってるの?」
桃「水っちの実家に水っちを誘いに行ったらおばさんに一人暮らしをしてるから居ないって言われて…」
水「お母さんかぁ…!」
桃「水っちっておばさん達に家教えてないの…?」
水「うん…だって急に家来られても困るし。」
桃「それは…確かに…?」
水「だから教えてなかった。」
桃「なるほどね…まぁ、その話は置いといて…あの、俺に恋してる、とかの話を―」
水「ちょ、話し長くなりそうだから一旦僕の家来ない…?流石にバイト先前でこの話し、したくないし何より…」
桃「何より…?」
水「圧倒的に寒い!」
桃「あ、あぁ…wそうだねw俺も寒いと思ってたし少しお邪魔させてもらおうかな…?w」
水「まぁ僕も桃ちゃんと少し話したいこと色々あるし。」
桃「…ほんと急にごめんね。」
水「いいよ。あ、でもここから少し歩くよ…?大丈夫?」
桃「?あぁ、大丈夫だよ。俺車で来たし。」
水「え?車…?」
今この店の駐車場に止まっている車は、店長の車と配達業者さんの車と超高級車しか…ん…?この高級車…誰の…?
もしかして…
桃「あぁ、そこにある黒い車、俺の愛車♪」
水「…」
ですよねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!桃ちゃん以外に他に人いないもん!え、え…?この凄いかっこいい車が桃ちゃんの愛車…?
桃「あれ…お~い…?水っち…?」
水「はっ!ご、ごめん…!ちょっと驚いちゃって…!」
桃「そう?wまぁ無理はないよねw急に凸ってきた幼馴染が実は大手企業の次期社長だった…とか、俺だったら驚きすぎてフリーズするよw」
水「今現在進行形で僕は混乱してるけどね?」
桃「あ、それはごめん…」
水「…とりあえず車乗って良い?寒い…」
桃「あ、うん!もちろんいいよ!」
桃ちゃんがそう言いうと車の鍵が開く。
水「…別に疑ってたわけじゃないけどほんとに桃ちゃんの車なんだ…」
桃「…それ、疑ってた時のいい方じゃない?」
水「そう…?」
桃「でもこれで少しは時期社長の信憑性も上がったでしょ!」
水「まぁ…そこは元から疑ってないけど…」
桃「え?信じてくれてるの…?」
水「…うん?だって幼馴染じゃん。幼馴染の言うことは信じれるでしょ。」
桃「…確かに…?でも直ぐに人を信用するのはやめなよ?危ないから。」
水「僕だってもう成人してるちゃんとした大人なんだからそのくらいわかってるよ。」
桃「水っちは少し疑うくらいで大体は信じ込むでしょ。」
水「…よく僕の事見てるね。」
桃「そりゃぁ、幼馴染兼俺の好きな人だし。好きな人はずっと見てたくなるでしょ。」
水「そっか………ん…?」
桃「っ…w」
まって…今桃ちゃんなんて言った…?幼馴染兼好きな人…?
水「桃ちゃん…?今…なんて…?」
桃「だから…幼馴染兼俺の″恋愛的に”好きな人、って言ったのw」
水「…嘘…桃ちゃんが…僕を好き…?恋愛的に…?」
桃「さっきからそう言ってるじゃんw」
水「僕の…片思いじゃないの…?」
桃「それはこっちのセリフだよ…wさっき水っちのバ先行ったときに水っちに言われてめっちゃびっくりしたんだから…w」
水「あれはちょっと驚きすぎて…」
桃「まぁあれのおかげで両想いって知れたから全然いいけど…」
水「…なんか恥ずかしいんだけど…」
桃「まぁまぁ…wとりあえず、家への道案内してもらっていい?」
水「元からそのつもり~…あ、そこの道右で。」
桃「こっちか…」
水「…」
いや、運転してる桃ちゃんかっこいいな!?桃ちゃんに言われて助手席に座ったけど…ここに乗って良かったかも…
水「ジー…」
桃「ん?水っちどうかしたの?」
水「…へっ!?な、なにが⁉」
桃「いや、ずっとこっち見てきてたから…」
水「そ、そんなことないよ!気のせいなんじゃない?」
桃「え、気のせい…?」
水「そう!気のせい!気のせいだから!」
桃「それならいいけど…」
あっぶな!ガン見してたのばれる所だった…!でもセーフだよね…?
水「…(汗)」
桃「…w」
ん…?今桃ちゃん笑った…?
水「まぁいっか…」
桃「あ、そういえば水っちの家もうそろそろ着く?」
水「あ、うん…!そこの道左に曲がったとこにある水色の屋根の一軒家!」
桃「やっぱり水色なんだ…?w」
水「いいじゃん!昔から好きなんだもん!」
桃「水っち昔から持ち物大抵水色だよねw」
水「なんか可愛いじゃん?」
桃「そうだね~♪水色好きな水っち可愛いよね~♪」
水「へ…?僕そんな話してない!」
桃「あれ?そうだっけ?w」
水「そうだよ!というか急に可愛いとか言わないでくれない?恥ずかしいじゃん…///」
桃「…は?かわよ。」
水「ッ…///」
桃「あ、水っちの家?着いたよ—♪ここであってる?」
水「あ、うん…ここであってる…」
桃「綺麗なお家だね?」
水「まぁ引っ越したばっかりだし…」
桃「そうなの?」
水「うん…wなんかストーカー被害にあっちゃってね~…w」
桃「は?ストーカー…?俺その話知らないんだけど…」
水「え?そりゃぁ親にも言ってないからね。当たり前でしょ?」
桃「…秘書になってくれたら俺の会社全体で水っちの事守れるよ?」
水「え、までぃ⁉」
桃「まじまじw俺の秘書に手出そうとするなんて命知らずもいいとこだよ。」
水「それは。確かに…イレギュラー会社の次期社長秘書に手出したら警察沙汰になるね…」
桃「でしょ~?だからそんなこと起きないようにイレギュラー会社全体で社員は守ってるからもし秘書になってくれれば社員と一緒に俺が守ってあげるよ♪なんなら水っちは幼馴染だから得別にそこらへんも優遇してあげる♪」
水「え、それって嬉しいけどいいの…?」
桃「うん♪もちろんいいに決まってるじゃん♪秘書兼幼馴染兼好きな人だよ?絶対守りたいじゃん?」
水「そ、そっか…」
桃「というか早く中入って話そ?」
水「あ、そ、そうだね…」
そう言い僕と桃ちゃんは僕の家に入った。
水「リビングで待ってて?僕はお茶持ってくから。」
桃「あ、分かった。」
そう言ってから僕は大所へ向かう…
しばらくしてお茶が完成したので桃ちゃんのところにお茶を持っていく。
水「桃ちゃんごめん!ちょっと遅くなった…!」
桃「あ、いや、大丈夫だよ…」
水「…?桃ちゃん、なんか元気ない…?大丈夫…?」
桃「だ、大丈夫…!」
水「心成しか顔も赤くない?」
桃「そ、それは…えっと…」
そう言って目を逸らす桃ちゃん。
水「なんで顔赤い?やっぱ熱⁉」
そう言って騒ぎ出す僕に桃ちゃんは一言こういった。
桃「…好きな人の家に来て急に一人でずっと待っててって…緊張して落ち着ける訳ないでょ⁉」
水「…確かに…僕も同じ立場なら落ち着けないや…」
桃「でしょ⁉だからただ緊張してるだけだから…!あんまり気にしないで!」
水「あ、わ、分かった…」
桃「…それで、本題だけど…」
水「う、うん…」
桃「まずは、俺の秘書になってくれませんか…?」
水「秘書になれば守ってくれる…それはありがたいけど僕には大役過ぎる気が…」
桃「俺の信用できる人で尚且つ仕事をサボらずにしっかり仕上げてくれて尚且つここが一番大事な所…」
水「今の以上に大事な条件…?」
桃「それは…そう…!仕事で疲れた俺を癒してくれる人!」
水「……は?」
桃「仕事って疲れすぎたら集中力低下しちゃうじゃん?だから癒されながらなら疲れも飛んで集中力が途切れにくいかなって!」
水「それはそうかもだけど…桃ちゃんって学力は良いのにそういう所は僕と同じくらい馬鹿だよね。」
桃「え…俺そんなに馬鹿…?」
水「勉強以外はね。」
桃「まじか…」
水「まじまじw」
桃「好きな人の言うことは否定したくないし認めるか…」
水「…あのさ、秘書の話は一旦わかったけど他の話もあるんでしょ?今度はそっち聞きたい。」
桃「そのことなんだけど…秘書ってなるべく血縁関係者か身内がいいらしいんだよね…」
水「まぁ何となくわかるけど理由は?」
桃「裏切ったら身内だったり血縁者である秘書まで被害を被るから裏切ろうにも裏切れない。そんな関係ができる。」
水「つまり…?何が言いたいの?」
桃「俺は水っちが好き。だから付き合いたい…というかできることなら結婚もしたい…」
水「……」
桃「本気で好きなの…!好きだから信用できるし一緒に働きたいって思う…それに水っちは頑張り屋さんだし、絶対仕事もサボらないって分かってる。こんなに俺の求める秘書にふさわしい人はいないの…!」
水「秘書が欲しいから僕の事好きとか言ってる訳じゃなくて?」
桃「違う違う!えっと、こういう時なんて言えばいいんだろう…」
水「ゆっくりでいいから。桃ちゃんの言葉で教えて?」
桃「う、うん…ありがとう。」
水「…で…どうなの?」
桃「俺は…秘書になってほしいとか関係なく水っちと付き合いたいしなんなら結婚だってしたい。」
水「うん…」
桃「そして俺の最高のパートナーとして仕事中でも俺の事見守ってて欲しい…」
水「…」
桃「俺の…秘書兼恋人になってくれませんか…?」
水「…まず初めに言うと、僕も桃ちゃんが好き。だから恋人にはなりたい…」
桃「ほ、本当に…!?」
水「これは嘘偽りのない真実。でも秘書は僕の身には重すぎると思うの…」
桃「俺は水っち以上に信頼できて真面目で頑張り屋さんな子、知らないよ。だからそんな信用できる水っちにお願いしたい。」
水「でも…」
桃「何かわからないことがあれば俺が全部教えるし手伝う。なにより水っちには俺を一番近い所で支えててほしい。」
水「僕ほんとに何もわからないよ?」
桃「初めてでそんな全部完璧にできる人なんかいないよ。」
水「それはそうだけど…」
桃「それに、俺、自分でいうのはなんだけどこう見えてモテるの。近くに居て他の人に盗られないように見張っとかないと誰かに盗られちゃうよ?」
水「!?それはダメ…!」
桃「…どうする?秘書、なってみる?」
水「…いいよ…秘書やってあげる…」
桃「!!」
水「た・だ・し!僕にちゃんと色々やり方を桃ちゃんが教えて!」
桃「それは元からそのつもりだから安心して。」
水「それと…」
桃「うん?」
水「僕以外の人の所に行かないで…」
桃「…なぁに当たり前なこと言ってる?俺は絶対水っち以外の人の所に行かないよ。」
水「それなら…いいよ…」
桃「ほんとに…!?」
水「うん…しょうがないから僕が秘書兼恋人になってあげる…!」
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~?年後~
桃「水っち!この資料纏めててもらっていい?」
水「はーい!でも僕先にこっちの資料終わらせないとだから少し待ってて~!」
桃「大丈夫!こっちのはゆっくりでいいから!」
水「おっけー!あ、その前に、桃ちゃん、 コーヒーいる?」
桃「え、水っちコーヒー淹れてくれるの!?」
水「うん♪眠気覚ましにいいでしょ?」
桃「そうだね…!水っちが淹れてくれるなら飲もうかな!」
水「はーい♪いつものコーヒー淹れてくるね♪」
桃「おっけー!じゃぁ俺は作業少しでも進めとくね!」
水「よろしく~!」
そう言って水っちは部屋から出て行った。
桃「水っちのコーヒー美味しいから楽しみだなぁ♪」
そう呟きながら俺は机の引き出しにずっと入れている水色の小さい箱…プロポーズする為の結婚指輪と自分の右手の薬指にはまる婚約指輪をみて一言、独り言をまた呟く。
桃「この結婚指輪を早く水っちの薬指にはめたいなぁ…♪今はまだ婚約者の関係だけど…絶対夫婦の関係まで持っていってみせる…」
ーーーーーーーーーーーーー
~おまけ~
コーヒーを淹れてくるという名目で社長室を出た僕は急いで給湯室に向かった。
水「えっと…桃ちゃんの好きなコーヒーは…あ、あった…♪でも少し少なくなってきちゃった…今度買い足しとかないと…」
そんな事を呟きながらコーヒーを淹れる準備をする。
そしてお湯が沸騰するのを待ちながらまた誰も聞いてるはずのない独り言を一言呟く。
水「…僕を秘書に…婚約者に選んでくれてありがとう…ずっとず~っと、愛してるよ…♪」
そう呟いた僕は自分の右手の薬指にはまる婚約指輪にキスをした。
ーーーーーーーーーーーーー
今回はここまで!
今回の作品
「次期社長の幼馴染兼恋人?」
はどうだったでしょうか!
最近ノベルが多くてごめんなさい…
でも何かの続きを書くより短編集を書くのに最近はまってしまっていてこっちしかモチベがないんです許してください!
それではまた次回!
おつルナ~!