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僕は父と母にDVを受けていた。小さい頃から受けて受けて受けて、心が無くなった。
そしていつものようにベランダに出された。今は夜の冬だが僕は何も感じなかった。もう全てどうでも良くなったのだ。 僕は空をずっと眺めて呟いた。
「助けて……」
そう呟き目を瞑った。 僕は、体に力が入らなくなった。僕は体を横にし、寝た。その時、《ガシャン、ガシャン》とベランダ側から音がした。
そして音が止まった。すると、ゆっくり音がまたなり僕の家のベランダの取っ手を黒い大きな爪を生やした何かが掴んだ。そして、そいつの顔が見えた。大きな狼だ。人なんか一口だ。
「わぁ、すごい。」と呟いた、するとその狼は傷だらけで怪我をしていた。そして狼こう言った。
「君の体に融合してもいいか…」と言われた。
普通の人なら「嫌だ!」など言うと思うが、僕はもう全てがどうでもよく、捨ててもいいぐらいだった。なのでその大きな狼に「いいよ。」と言った。その瞬間その怪我をしてる狼は小さくなりボロボロな人間の姿になった。その姿は人間と言うより悪魔の様だった。そして、その狼は僕の前に立ち、背中から大きな翼を生やし僕を包んだ。そして僕は首を噛まれた。僕はその時目をつぶっていたのでよく分からなかったが、吸われてる感覚はした。目を覚ますと、その悪魔はいなくなっていた。すると僕の体はいっきに二十代くらいの体になり、何故か狼の耳と尻尾が生えた。
そして突然背中に激痛がはしった。その上頭痛もしてきた。すると僕の体が勝手に動き僕のいた大きなマンションから飛び降りた。僕は目だけ動かえたので目だけ上を見た。その瞬間僕のいたマンションに何かが飛び込んだ。《グァァ!》僕の家に飛び込んできた化け物が叫んだ。そしてこちらを見た。するともの凄いスピードでこっちに来た。
僕はそれから前がぼんやりして、その先は覚えていない。〈僕は死んでしまったのだろうか。別にどうでもいいけど、〉
そう思った瞬間、目の前が明るくなり目を覚ました。 「ここ…は、どこ?」僕はよく分からない大きな倉庫の小さな机の上にいた。そして僕の姿はまだ大人のままだ。
「やっと起きたか。」前からボロボロの真っ黒なパーカー、ボロボロの黒いジーンズをはいた耳と尻尾が生えた二十代ぐらいの怖い顔をした男性が来た。「え〜っと、ここは俺が呪いを展開して秘密基地のようにしているんだ。だから人間に見つかることもそうそうないよ〜。妖共にも俺の術は分からないはずだからそこも心配するな。」
僕は一度落ち着いてヤツの方を見た。そして、僕はこれからどうすればいいのか聞いた。
すると彼はニタっと笑い言った。「お前はあの一瞬で契約をした。俺はそのお前の心臓に取り付きお前の体であのクズ共を全て消す。それだけだ。そのお前の姿はそのままずっと同じだ。さっき言った通りだが、俺がお前の心臓に取りついてるから。」それを聞き僕はヤツの胸ぐらを掴んで言った。
「なんで、俺なんだ!なんで……」そう言うとヤツはシラケた顔をし、言った。「じゃあ、あの時お前はなんで《いい》など言った。」そう言われ僕はその胸ぐらを掴んでいる手をはなした。そして、ヤツは「俺の名は八尋。マルコシアスと、酒呑童子のハーフ…出来損ないだ……まぁ、今日は色々あって混乱してるだろう。今からベッド出すからそこで寝ぇな。明日お前の名前やら教えてね〜。おやすみ。」
八尋はそういい指を鳴らし高級そうやベッドを出した。そして僕をそのベッドの上に無理やりおき。どこかえ行ってしまった。
(僕は明日からどうすればいいんだろう。親はどうなったのだろう。もうわかんないや…明日か…んがえよう……かな…そういえば僕……なんか八尋の……こと見たことがあ…)
そして僕は直ぐに寝てしまった。
《ヒョコリ》
「はぁ〜。やっと寝たか。面倒なやつやな〜。昔と全く変わらんな。まぁ、とりあえず俺はコイツのことを……昔から見てたから…あの、親からあの二人から守らなきゃ…遅くなってごめんな。尚弥。俺がお前を守るよ。」
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